ServeRAID コントローラーのクラスター構成
注: このアクションは、
以下のものを使用するときにはサポートされません。
- オンボード RAID コントローラー
- ServeRAID-5i コントローラー
- ServeRAID-6i/6i+ コントローラー
- ServeRAID-7k コントローラー
- ServeRAID-7t コントローラー
- ServeRAID-8i コントローラー
- HostRAID コントローラー
このアクションは、コンピューターのクラスターまたは高可用性を利用するための ServeRAID 設定値を構成および表示するために使用します。
ServeRAID マネージャーは、ブート可能 CD モードの場合のみ、コントローラー名、パートナー・コントローラー名、およびSCSI イニシエーター ID を構成します。そうでない場合は、この情報だけが表示されます。
ServeRAID マネージャーの現行セッションで作成した論理ドライブのマージ・グループ番号を構成することができます。論理ドライブを作成した後で ServeRAID マネージャーを終了している場合は、そのマージ・グループ番号を構成することはできません。ブート可能 CD モードで ServeRAID マネージャーを使用して、新規のものでない論理ドライブのマージ・グループ番号を変更しなければなりません。
- エンタープライズ表示で
(コントローラー) をクリックします。
- 「クラスター・アクション」
「クラスターの構成」を右クリックします。
- コントローラー名およびパートナー・コントローラー名を入力します。12 文字までの名前を指定することができます。パートナー・コントローラー名を入力する時に、ウィンドウにマージ・グループ情報が表示されます。
注: 名前では大文字小文字の区別が行われます。
- 6 または 7 の SCSI イニシエータ ID を選択します。
注: SCSI イニシエータ ID
はパートナー・コントローラーのイニシエータ ID とは異なる、固有のものでなければなりません。
デフォルトは 7 です。
- このコントローラーに障害が起きた場合に論理ドライブを別のコントローラーにマージしたい場合は、
「共有」ボックスを選択します。
また、論理ドライブを別のコントローラーにマージしたくない場合は、「非共有」ボックスを選択します。
注:
-
- 「非共有」がすべての論理ドライブのデフォルトです。マージ・グループ番号は [200 + SCSI イニシエータ ID] として定義されます。非共有論理ドライブのマージ・グループ番号を変更することはできません。
- 論理ドライブが共有として定義されている場合は、論理ドライブ中のすべての物理ドライブ (複数) が共有チャネル上になければなりません。
- 共有論理ドライブのマージ・グループ番号を入力します。このマージ・グループ番号はパートナー・コントローラーとは異なる固有のものでなければなりません (すなわち、パートナー・コントローラーに属するすべての論理ドライブのマージ・グループ番号が同じマージ・グループ番号であってはいけません)。
注: デフォルトのマージ・グループ番号は論理ドライブ番号です。
- クラスタリングのために両方のコントローラーを構成した後で、「共有ドライブの表示」をクリックして、
パートナー・コントローラーが所有する物理ドライブ (複数) を表示することができます。
詳細
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