論理ドライブの作成 > 拡張設定
注: すべての RAID レベルですべてのオプションが利用できるわけではありません。
構成ウィザードの「拡張設定」を使用して、
パフォーマンスが最適化されるように論理ドライブの構成を調整します。
設定できるオプションは、以下のとおりです。
- ライト・キャッシュ - データをコントローラーのキャッシュ・メモリーに保管する方法を指定します。
ライトスルーおよびライトバックの 2 つの設定から選択することができます。
- ストライプ単位サイズ -
論理ドライブの 1 つのセグメントに書き込むデータの容量をキロバイト (KB)
単位で指定します。1 つのセグメントにこのデータ容量が書き込まれると、後続のデータには次のセグメントが使用されます。コントローラーに応じて、16 KB から 1024 KB までのストライプ単位サイズを選択できます。
注:
- 一般的なアプリケーションでは、通常、デフォルトのストライプ・サイズで最高のパフォーマンスが実現されます。
- RAID レベル-6 およびレベル-60 論理ドライブの場合、ストライプ単位サイズの選択肢の数は、論理ドライブ内のディスクの数が増えるにつれて少なくなります。
- リード・キャッシュ - リード・キャッシュを使用可能または使用不可にします。
リード・キャッシュが使用可能な場合、コントローラーは論理ドライブへの読み取りアクセスをモニターします。
パターンが検出されると、キャッシュには、次に読み取られる可能性が一番高いデータがプリロードされます。
デフォルトは「使用可能」です。
- 初期化方法 - 論理ドライブを初期化する方法を指定します。
以下の 3 つの方法から選択することができます。
- 自動同期 - RAID レベル-1 の論理ドライブでは、
1 次ドライブからミラー・ドライブにデータがコピーされます。
RAID レベル-5 の論理ドライブでは、論理ドライブ全体の適正なパリティーが計算されて作成されます。
注: 自動同期は時間がかかる操作です。
ServeRAID マネージャーはこのタスクをバックグラウンドで実行します。
ただし、論理ドライブは、タスクが完了するまで使用できません。
- クリア - 論理ドライブの各ブロックを上書きすることで、
既存のデータを消去します。
この方法は自動同期よりも高速ですが、論理ドライブはすぐには利用可能になりません。
HostRAID コントローラーの場合、
ServeRAID マネージャーは「クリア」の初期化方法しかサポートしません。
- クイック - 論理ドライブをすぐに利用可能にします。
一番速い方法ですが、新規の物理ディスクには使用できません。
- 初期化優先度 - 初期化タスクの優先順位を調整します。
デフォルトは「高」です。論理ドライブはできるだけ早く初期化してください。
次に進む準備ができたら「次へ」をクリックします。「構成のサマリー」ウィンドウがオープンします。
詳細
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