格納装置ツリー・オブジェクトFlashCopy バックアップの管理

注: FlashCopy バックアップを作成するには、IBM DS300 または DS400 ストレージ格納装置に付属するコマンド行インターフェースか、FlashCopy エージェントに付属する sstool を使用する必要があります。ServeRAID マネージャー・コンソールを使って FlashCopy を作成することはできません。

FlashCopy バックアップは、論理ドライブ・データの特定時点バックアップを作成します。この機能はソース論理ドライブとターゲット論理ドライブの間にリンクをセットアップします。ソース・ドライブのデータが変更された場合、差分がターゲット・ドライブ上 に保持され、バックアップのリンクが作られた時点でのデータに見えるように管理します。 データのバックアップ・コピーは、テープへのバックアップ、ドライブの複製、およびマルチサーバーのロールアウトに使用できます。

最初、FlashCopy バックアップは FlashCopy ソースのサイズの 10 % から始まります。 新規データがソース・ドライブに書き込まれるに従って、FlashCopy バックアップは FlashCopy ソースのサイズにまで大きくなります。 これを FlashCopy 仮想サイズと言います。

状況に応じて、ServeRAID マネージャーには FlashCopy バックアップの仮想サイズと実際のサイズの両方が表示されます。

FlashCopy ターゲットに対しては、いかなるアクションも実行できません。可能なのは、「論理ドライブの削除」アクションを使用して、FlashCopy ターゲットを削除することだけです。

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