論理ドライブの移行は、ServeRAID コントローラーの強力で柔軟な機能の一つです。論理ドライブの移行を使用して、以下を行うことができます。
サーバーの実行中に論理ドライブを移行する場合に、 移行中のパフォーマンスの低下を最小限に抑えることができます。 移行は、ただちに開始することも、 あとの日時に開始するようにスケジュールすることもできます。
HostRAID コントローラーは、
論理ドライブの移行をサポートしません。
注: 論理ドライブを移行をするには、
以下の条件が真になっている必要があります。
論理ドライブの移行時に、ServeRAID マネージャーは一時的に使用するための論理ドライブを 1 つ作成します。
(データの移行先として別の論理ドライブを用意する必要があります。)
ServeRAID マネージャーはこの論理ドライブをシステム状態に設定します。
移行が完了すると、この論理ドライブは削除されます。
論理ドライブの移行時に物理ドライブがフェイルし、RAID レベル-0 以外の RAID レベル間で移行していれば、移行は継続し、完了します。 その後で、フェイルした物理ドライブを交換して再構築する必要があります。
論理ドライブの移行では、電源障害からの回復も可能です。論理ドライブの移行時にサーバーに電源が 供給されなくなると、移行は電源が回復するとすぐに再開し、データを破損せずに完了します。
注: (クラスターおよびフェイルオーバー構成のみ) 論理ドライブは、
論理ドライブの移行中はフェイルオーバーしません。
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