物理ドライブの容量および使用不能容量の説明

物理ドライブの容量はアレイを作成する方法に影響します。 アレイのドライブはそれぞれ異なった容量のものにすることができます (たとえば、1 GB または 2 GB など) が、 ServeRAID コントローラーは、各ドライブの容量を、 それらのうちで最小の物理ドライブの容量として取り扱います。

たとえば、アレイ中の 3 台の 1 GB ドライブと 1 台の 2 GB ドライブをグループにする場合は、アレイの合計容量は 1 GB の 4 倍、または 4 GB となり、実際に使用可能な 5 GB ではありません。 2 GB ドライブの残りのスペースは使用不能容量です。

   ServeRAID-8i コントローラーおよび ServeRAID-7t コントローラーの場合、残りのスペースは使用可能容量です。 つまり、残りのスペースを使用して別の論理ドライブを定義することができます。 「例: 使用可能および使用不能容量」を参照してください。

逆に、大きなドライブのアレイに小さいドライブを追加する場合 (1 GB のドライブを 3 台の 2 GB ドライブを含むグループに追加する、など) には、そのアレイの合計容量は 4 GB となり、実際に使用可能な 7 GB ではありません。したがって、アレイを作成する最適な方法は、同じ容量をもつ物理ドライブを使用する方法です。

また、ホットスペア・ドライブは、少なくとも、アレイ中の最小のドライブと同じでなければなりません。

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