サーバー・マシンの集合の構成を開始する前に、z/VM ネットワーク・プロパティーが 正しくセットアップされていることを確認するために必要なタスクがいくつかあります。
Linux ゲスト・システムの接続プロパティーの設定
サーバー・マシンの集合のネットワーク・インターフェースを 設定するには、その前に、z/VM でゲスト LAN、OSA、または VSWITCH の接続プロパティー をセットアップする必要があります。 これは、Linux ゲスト・システムのルーティングに使用されます。IP アドレスの予約
特定の IP アドレスを予約するには、「接続プロパティー」ウィンドウ内の 「占有 IP アドレス」リストに追加します。 これにより、その特定の IP アドレスを他のユーザーが使用できなくなります。占有 IP のスキャン
z/VM 内の既存接続の占有 IP をスキャンすることができます。 このアクションにより、IBM Director サーバーに認識されている管理対象システム ですでに使用されている IP アドレスのリストが更新されます。現行ネットワーク・プロパティーの保管
z/VM 内の接続のネットワーク・プロパティーを変更する場合は、その変更内容を保管する必要があります。 これは、「接続プロパティー」ウィンドウで「OK」をクリックしても自動的には行なわれません。接続プロパティーのリセット
「接続プロパティー」ウィンドウでフィールドを削除して、選択した接続のプロパティーを すべてクリアすることはできません。 これらのプロパティーをクリアするには、接続をリセットする必要があります。z/VM のネットワーク・プロパティーの最新表示
「接続プロパティー」ウィンドウでネットワーク・プロパティーを変更した場合、 「z/VM ネットワーク・プロパティー」ウィンドウ内のリストを最新表示して、 正しい詳細内容が表示されるようにする必要があります。 また、「z/VM ネットワーク・プロパティー」ウィンドウを初めてオープンするときも最新表示が必要です。
親トピック: z/VM サーバー・マシンの集合の管理