このトピックには、管理対象システムで TCP セッション・サポートを使用不可にする方法に関する情報があります。デフォルトで、「ファイル転送」タスクは TCP を使用します。
管理対象システムで TCP セッション・サポートを使用不可にすると、「ファイル転送」タスクは
ユーザー・データグラム・プロトコル (UDP) を使用します。
管理対象システム上の TCP セッション・サポートを使用不可にするには、次のステップに従ってください。
- テキスト・エディターを使用して、次のいずれかのファイルを開きます。
i5/OS™、Linux®、または UNIX® で稼働している管理対象システムの場合 |
IBM¥Director¥data ディレクトリー内の TCP.INI |
Windows® で稼働している管理対象システムの場合 |
IBM¥Director¥classes¥extensions 内の TCPIPNET.Ext |
- 次のファイルを変更します。
i5/OS、Linux、または UNIX で稼働している管理対象システムの場合 |
- このファイルで次の行を見つけます。
net.session.classname=com.tivoli.twg.netipc.TWGTCPSocketImplFactory
- この行の先頭に、次の文字を挿入します。
#
|
Windows で稼働している管理対象システムの場合 |
次の行をファイルに追加します。
SESSION_SUPPORT=0
|
- ファイルを保管します。
- 管理対象システム上の IBM® Director Agent エージェントを停止し、再始動します。
注: (Windows で稼動している
管理対象システム) 「ネットワーク・ドライバー構成」ウィンドウで「TCPIP (すべてのアダプター)」が使用可能になっている場合、
ファイル名は TCPIP.INI です。個別のアダプター (たとえば TCPIP1) が使用可能になっている場合、そのアダプター用にファイル
TCPIP1.INI を編集または作成する必要があります。
アダプターごとに手順を繰り返してください。