このトピックでは、IBM Director の リソース・モニターのしきい値の設定方法について説明します。
管理対象システムまたはデバイス上の属性にリソース・モニターしきい値を設定する場合、そのしきい値に達するか、超えると、イベントが生成されます。 大部分のリソース・モニターしきい値は数値ですが、一部のリソース・モニターでは テキスト・ストリングのしきい値を設定できます。 テキスト・ストリングのしきい値を設定する場合は、指定するテキスト・ストリングが モニターされ、テキストが変更されると、イベントが生成されます。
リソース・モニターのしきい値を設定するには、以下のステップに従ってください。
「値の変更時にイベントを生成」チェック・ボックスを選択する場合、 しきい値を指定できません。 イベントが生成されるのは、指定された属性の値が変更され、 かつ「イベント生成可能」チェック・ボックスが選択されている場合です。
テキスト・ストリングのしきい値をモニターするには、「しきい値文字列」グループ・ ボックスで「追加」をクリックします。 「文字列しきい値設定の追加」ウィンドウで、モニターしたいテキストを入力し、 リストからイベント・タイプを選択してから、「OK」をクリックします。 「しきい値文字列」グループ・ボックスに、そのテキスト・ストリングと イベント・タイプが表示されます。
「リソース・モニター」ウィンドウで個別しきい値を設定すると、 「選択されたリソース」ペインで該当する属性のデータ・セルに、しきい値アイコンが 表示されます。 しきい値の状態が「正常」から「一致」または「超過」に変更されると、IBM Director コンソールでは、 「グループ・コンテンツ」ペインの管理対象システムの隣にアイコンが表示されます。
グループしきい値を設定すると、「選択されたリソース」ペインの「選択されたリソース」列で該当する属性の隣に、しきい値アイコンが表示されます。 選択したグループ内の管理対象システムまたはデバイスでしきい値に到達するか、超える場合、 基準に合った管理対象システムのデータ・セルに、しきい値に到達したことを示す アイコンが表示されます。
次の表に、リソース・モニターの状況アイコンを示します。
アイコン | 説明 |
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しきい値は正常に設定され、正常な状態です。 |
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しきい値に到達し、イベントが生成されました。 |
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統計が記録されています。 |
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モニターが使用不可になりました。 |
親トピック: システム・リソースのモニター