「リソース・モニター」ウィンドウ

このトピックでは、IBM® Director の 「リソース・モニター」ウィンドウについて説明します。

概要

この「リソース・モニター」ウィンドウを 使用して、システムおよびシステムのグループ、またはグループの属性について、モニターをアクティブにします。 モニターする属性を選択すると、以下のタスクを実行できます。
  • モニターをアクティブにする属性の統計を表示
  • Director コンソールのティッカー・テープで統計を通知
  • モニターの組み合わせをカスタム・ビューとして保管
  • 特定のシステムまたはシステムのグループのしきい値を設定
  • 統計レコードを作成し、統計をファイルにエクスポート

メニュー・バー

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保管
「選択されたリソース」ウィンドウで、モニターをユーザー定義のモニター・タスクとして 保管します。 このオプションは、「IBM Director コンソール」の 「タスク」ペインにある「リソース・モニター」でグループ化されているタスクによって 開始されているモニター・コンソールでのみ使用可能です。
別名保管
「選択されたモニター」ペインで選択されているモニターに割り当てる名前を 指定することができるダイアログを表示します。 モニター・ビューを保管して名前を付けると、 その名前は「IBM Director コンソール」の「タスク」ペインにある 「リソース・モニター」に入ります。 これで、システム、システム・グループ、またはグループにこのビューを適用できます。
表示 >
使用可能リソースでの検出
「使用可能なリソース」ペインで検索する、 モニター・カテゴリーまたは属性の名前を指定するためのウィンドウを表示します。
選択されたリソースでのシステムの検出
「使用可能なリソース」ペインで検索する、 システムの名前を指定するためのウィンドウを表示します。目的のシステムが表示されていない場合、スクロールで表示されます。
すべてのしきい値を表示
定義されているしきい値がすべてリストされている「使用可能なすべてのしきい値」ウィンドウを表示します。
すべての記録の表示
定義されている記録がすべてリストされている「使用可能なすべての記録」ウィンドウを表示します。

フィールド

使用可能なリソース
使用可能なモニターのタイプがツリー構造で表示されます。 Director エージェントは、エージェントで構成されているシステムに使用可能な モニターのツリー構造のルート・カテゴリー (フォルダー) です。ネットワーク構成に応じて、AMS および mib-2 ルート・カテゴリーが表示される場合もあります。 ルート・カテゴリーをダブルクリックして、モニターしているカテゴリーの次のレベルを表示し、 これらのカテゴリーのいずれかをダブルクリックして、 「選択されたリソース」ペインに 表示されているシステムに対して選択および適用できるモニターにアクセスします。

「使用可能なリソース」のモニター・カテゴリーを縮小して再オープンするたびに、関連データが更新されます。

選択したフォルダーに属性が含まれていない場合、以下の状態のいずれかが原因だと考えられます。
  • モニターするよう選択したシステムが、いずれもオンラインになっていない
  • モニターするよう選択したシステムが、いずれもモニター・アクセスを許可していない
  • モニターするよう選択したシステムが、いずれも選択したカテゴリーの属性を提供していない
  • 接続されている 1 つまたは複数のシステムからの応答が、許可されている時間内に完了しなかった
  • フォルダーの親カテゴリーを開いたことに、すべてのシステムが応答する前にフォルダーを開いた
選択可能モニターの右クリック・オプション
Director コンソールのティッカー・テープに追加
IBM Director コンソールの下部にあるティッカー・テープで、 モニターされている属性によって生成された統計を通知します。
選択されたリソース・テーブルに追加
選択されているモニターを「選択されたリソース」ペインに追加し、 表示されているシステムについて対応する統計を表示します。
選択されたリソース
「リソース・モニター」タスクが適用されたシステム名を先頭の行から順に識別するテーブルを 表示します。 「使用可能なリソース」ペインで選択され、このペインにドロップされたモニターは、 「選択されたリソース」列に表示されます。
モニターの右クリック・オプション
行の除去
選択されている行をテーブルから削除します。
ソート >
昇順
行をアルファベット順に配置します。
降順
行をアルファベット順の逆に配置します。
記録
選択されたモニターによって生成された統計を、「リソース・モニター記録」ウィンドウを使用して記録できます。
個別しきい値
選択されたシステムの個別しきい値を定義するための「システムしきい値」ウィンドウを表示します。
グループしきい値
選択されたグループ内のすべてのシステムに適用されるしきい値を定義するための 「システムしきい値」ウィンドウを表示します。
カラムの非表示
テーブルにある選択済みの列のみをビューから除去します。 隠れている列を復元するには、ペインのいずれかの場所を 右クリックして「カラムの表示」コンテキスト・メニューを表示し、復元したい列を選択します。
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