サーバー・マシンの集合との間での Linux ゲスト・システム の移動

Linux ゲスト・システムをサーバー・マシンの集合層 に移動するときに、サーバー・マシンの集合層に定義されているプロパティー が Linux ゲスト・システムに適用されます。

構成プロパティーを Linux ゲスト・システムに 適用する最も簡単な方法は、Linux ゲスト・システムを 1 つのサーバー・マシンの集合の層から他に (同じサーバー・マシンの集合または異なるサーバー・マシンの集合) 移動するか、 または「フリー Linux ゲスト」ペインから移動することです。 1 度これを行うと、Linux ゲスト・システムが、 ターゲット・サーバー・マシンの集合のプロパティーに従って再構成されます。 まず、ソースのサーバー・マシンの集合 (存在する場合) に関連する「出る」構成が適用され、 次にターゲットのサーバー・マシンの集合に関連する「入る」構成が適用されます。

Linux ゲスト・システムをサーバー・マシンの集合層に移動するには、以下のステップを完了します

  1. z/VM システムのサーバー・マシンの集合タスクがまだ開始されていなければ、 操作したい z/VM システムのサーバー・マシンの集合タスクを開始します。
  2. 移動する Linux ゲスト・システムを選択します。
  3. 「アクション」「移動先」をクリックします。
  4. 「宛先の選択」ウィンドウで、「ターゲット・サーバー・マシンの集合」フィールドで 既存のサーバー・マシンの集合をリストから選択します。
  5. ターゲットが特定の層である場合、「ターゲット層」フィールドで そのサーバー・マシンの集合内の層をリストから選択します。
  6. 「OK」をクリックします。
  7. 「進行状況表示」ウィンドウに、アクションの進行状況が表示されます。 矛盾がある場合、続行するか停止するかを選択することができます。 停止することによって新しいプロパティーが保管されますが、その構成は適用されません。 操作が完了したら、「クローズ」をクリックして「進行状況表示」ウィンドウをクローズします。
注: このアクションは、Linux ゲスト・システム・アイコン をターゲット層にドラッグするか、または Linux ゲスト・システムを 右クリックしてポップアップ・メニューの「移動先」をクリックしても実行できます。
注: Linux ゲスト・システムをサーバー・マシンの集合 から切り離すには、逆の操作を行なうだけです。 以下のいずれかを行います。

親トピック: Linux ゲスト・システムへのサーバー・マシンの集合プロパティーの適用

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