タスクのスケジューリング

このトピックでは、タスクのスケジュール方法について説明します。

タスクをスケジュールするには、以下のステップに従ってください。
  1. IBM® Director コンソールで、「タスク」 > 「スケジューラー」の 順にクリックします。
  2. 「スケジューラー」ウィンドウで、新しいジョブを 開始する日付をダブルクリックします。
  3. 「新規スケジュール・ジョブ」ウィンドウで、ジョブを実行する日時に 関する情報を指定します。
    1. 「ある日時に実行するようタスクをスケジュールする」チェック・ ボックスを選択して、ジョブに日時を割り当てます。 このチェック・ボックスがクリアされている場合、ジョブは、ジョブのデータベースに 追加されますが、自動的にアクティブ化されることはありません。
    2. 「日付」フィールドに、ジョブを実行する 日付を入力します。
    3. 「時刻」フィールドで、ジョブを実行する時刻を選択します。
  4. 「タスク」タブをクリックします。
  5. 「タスク」ページの「使用可能」ペインで、ジョブで実行するタスクを ダブルクリックします。 そのタスクが、「選択されたタスク」ペインに追加されます。 1 つのジョブについて複数のタスクを選択することができます。 それぞれのタスクは、「選択されたタスク」ペインに表示される順序で処理されます。
  6. 「ターゲット」タブをクリックします。
  7. ジョブを管理対象システムで実行したい場合は、「ターゲット」ページの 「使用可能」ペインで、管理対象システムをダブルクリックします。 その管理対象システムが、「選択されたグループ」ペインに追加されます。 ジョブを実行するすべての管理対象システムを追加するまで、このステップを 繰り返します。
  8. グループでジョブを実行したい場合は、「ターゲットとしてグループを使用する」を クリックします。 ウィンドウにグループ情報が取り込まれます。 「使用可能」ペインで、そのグループをダブルクリックします。 そのグループが、「選択されたグループ」ペインに追加されます。 任意のジョブのターゲットとして、1 つのグループしか選択できません。
  9. 「オプション」タブをクリックします。
  10. 「オプション」ページで、ジョブ・オプションを選択します。 以下のオプションから選択できます。
    使用不能システムでの実行の遅延
    このチェック・ボックスを選択すると、オフラインであるターゲット管理対象 オブジェクトが再びオンラインになるとすぐに、タスクが実行されます。

    このチェック・ボックスを選択しないときに、ターゲット・オブジェクトがジョブの アクティブ化のときにオフラインである場合、ジョブはエラー状況を戻します。

    ターゲット・グループに追加されたシステムで実行
    (このオプションが選択可能なのは、ジョブの対象がグループである場合だけです。) このチェック・ボックスを選択すると、ジョブは取り消されるまでアクティブなままになります。 IBM Director は、ターゲット・グループに追加された新しい管理対象オブジェクトを すべて検出して、これらの新しい管理対象オブジェクトでスケジュール・ジョブが アクティブ化されます。
    クライアントの時間帯での実行
    このチェック・ボックスを選択すると、ターゲット管理対象オブジェクトの ローカル時間帯で指定された時間にタスクが実行されます。

    注: 時間ごとに繰り返したり、ローカル時間帯で実行するように、ジョブを スケジュールすることはできません。 また、最初にスケジュールされた時間帯の開始日が、ターゲット管理対象オブジェクトの 日付より前に発生する場合、ジョブを作成することはできません。
  11. 実行ヒストリー・オプションを選択します。
    1. 実行ヒストリーに保管されるジョブ・レコードの数を 制限するには、「実行状況の制限」チェック・ボックスを 選択して、保管されるジョブ・レコードの数を指定します。
    2. 一定の期間が経過したジョブ・レコードを 削除するには、「実行状況の削除」チェック・ ボックスを選択して、ジョブ・レコードを何日後に削除するかを指定します。
  12. イベントを生成する日時を指定します。 以下のオプションから選択できます。
    ジョブの実行が正常に完了したときにイベントを生成する
    ジョブの実行がエラーで完了したときにイベントを生成する
    ターゲット・システムが正常に完了したときにイベントを生成する
    ターゲット・システムでジョブが正常に実行されると、イベントが生成されます。
    ターゲット・システムがエラーで完了したときにイベントを生成する
    ターゲット・システムでジョブが実行されたときにエラーが発生した場合に、 イベントが生成されます。 例えば、ターゲット・オブジェクトが応答しない場合、そのターゲット・オブジェクトは エラーで完了します。
  13. 「ファイル」 > 「別名保管」を クリックします。
  14. 「ジョブの保管」ウィンドウで、スケジュール・ジョブの記述名を入力します。 「OK」をクリックします。
  15. 「OK」をクリックして、確認メッセージ・ ウィンドウを閉じます。

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