i5/OS™ ユーザーは、 i5/OS を実行している管理サーバーにユーザー・プロファイルを持ち、 機能使用グループに登録されている必要があります。
i5/OS を実行している管理対象システムに最初に接続するには、 その管理対象システムにもユーザーのユーザー・プロファイルがなければなりません。 さらに、セキュリティー管理者は、これらのユーザーを IBM Director サーバーおよび IBM Director エージェント機能に 対して許可する必要があります。
機能 ID | 目的 |
IBM Director 管理者 | 許可されているタスクを使用して管理機能を実行します。 |
IBM Director エージェント・アクセス | 最初に IBM Director サーバーを IBM Director エージェントに接続します。
注: デフォルトでは、*ALLOBJ 権限を持つユーザーがこの機能へのアクセス権を持ちます。
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IBM Director エージェント・デフォルト・ユーザー | デフォルト・プロファイル以外のユーザー・プロファイルを指定することによって、管理対象システム上で、指定したユーザー・プロファイルを使用してリモート・コマンドを実行できます。 コマンドを要求するときに、ユーザー ID とパスワードは必要ありません。 |
IBM Director エージェント・ユーザーとして実行 | デフォルト・プロファイル以外のユーザー・プロファイルを指定することによって、管理対象システム上で、ユーザー・プロファイルを使用してジョブが実行されます。 すべての IBM Director タスクを正常に完了するには、ユーザー・プロファイルに *ALLOBJ 権限がなければなりません。 |
IBM Director サーバー・デフォルト・ユーザー | ファイル転送、ソフトウェア配布、およびイベント・アクションなどのタスクに対して、ユーザー・プロファイルをデフォルトとして登録できます。 すべての IBM Director タスクを正常に完了するには、ユーザー・プロファイルに *ALLOBJ 権限がなければなりません。 |
IBM Director サーバー・ユーザーとして実行 | デフォルト・プロファイル以外のユーザー・プロファイルを指定することによって、管理サーバー上で、ユーザー・プロファイルを使用してジョブが実行されます。 すべての IBM Director タスクを正常に完了するには、ユーザー・プロファイルに *ALLOBJ および *SECADM 権限がなければなりません。 |
IBM Director スーパー管理者 | 管理者グループの特権のセットの構成と個別のユーザー・アカウントの編集を行い、DIRCLI クライアントの機能を使用します。 |
前提条件:
ユーザーにこれらの機能を許可するには、*SECADM 権限を持っている必要があります。
親トピック: IBM Director ユーザーの許可