イベント・フィルター・ビルダー

このペインを使用して、フィルター基準としてネットワーク内のイベント・ソースを選択します。 すべてのカテゴリーが、ツリー (階層) 形式で編成されています。 サブカテゴリーが含まれているカテゴリーは、そのカテゴリー名の横の拡張アイコン () によって示されます。 そのサブカテゴリーを表示するには、カテゴリー上でダブルクリックするか、 ()アイコンをシングルクリックします。

表示されるカテゴリーのタイプは動的です。%ProductServerName% では、コンポーネントが登録されるたびにそれに関する認識データを増加し、ネットワークから情報を取得して、さまざまなイベント・ソースを報告します。

例: ネットワーク・ディスカバリー操作を実行すると、トポロジー・サブカテゴリーが %ProductName% カテゴリーに追加されます。 トポロジー・カテゴリーには、オンラインおよびオフラインなど、さまざまなサブカテゴリーがあります。

これらのカテゴリーを選択して、フィルター基準を指定できます。 選択する階層がより高くなれば、使用されるフィルター基準がより広範囲になります。 各サブカテゴリーには、それぞれの親カテゴリーが包括されます。

例: 検出されたすべてのシステムのフィルター・カテゴリーを作成するためには、%ProductName% カテゴリーを展開してから、 トポロジー・カテゴリーを選択します。

オフラインであると判断されているシステムのフィルター・カテゴリーを作成するには、%ProductName% カテゴリーを展開し、次にトポロジー・カテゴリー展開してから、「オフライン」を選択します。

以下のカテゴリーは、既知のイベント発信元の例です。 それ以外のイベント発信元を検出して、追加することができます。

CIM
1 つ以上の CIM 可能な管理対象システムが CIM イベント構造で検出されると、これらのシステムに関連したイベント構造が表示され、CIM イベントでのフィルター操作が可能になります。この情報が CIM イベントで提供されれば、「拡張属性」タブを使ってフィルター基準を絞り込むこともできます。

注: 1 つ以上の拡張属性を使用して CIM フィルターを限定した場合、選択したフィルター基準に合うイベントだけが %ProductName% イベント・ログに組み込まれます。

%ProductName%
%ProductName% コンポーネントから発信されたイベント。 以下は、イベントの作成時に %ProductName% カテゴリーに追加される可能性のある一般的なサブカテゴリーです。
テスト
テスト」=>「アクション」のカテゴリーには、定義したアクションを実行するのに使用できる、組み込みテスト機能が反映されます。 テスト機能は、「イベント・アクション計画ビルダー」ウィンドウの「アクション」ペインのコンテキスト・メニューから開始されます。
トポロジー
ディスカバリー操作を実行して %ProductName% ネットワークのトポロジーを判別する場合に、このカテゴリーが作成されます。トポロジー・サブカテゴリーをイベント・フィルターをビルドする基準として使用できます。
DMI
1 つ以上の DMI 可能な管理対象システムが DMI イベント構造で検出されると、このシステムに関連したイベント構造が表示され、DMI イベントでのフィルター操作が可能になります。 この情報が DMI イベントで提供されれば、「拡張属性」タブを使って、フィルター基準を絞り込むこともできます。

注: 1 つ以上の拡張属性を使用して DMI フィルターを限定した場合、選択したフィルター基準に合うイベントだけが %ProductName% イベント・ログに組み込まれます。

SNMP
SNMP トラップとして、SNMP ネットワークから発信されたイベント。 SNMP トラップを %ProductName% サーバーに送るには、ネットワーク上で SNMP デバイスを構成し、%ProductName%サーバーの IP アドレスをトラップ宛先として指定します。
Windows イベント・ログ
%ProductName% イベント・ログへのイベントの組み込みがアクティブになり、イベントのフィルター操作を可能にします。 ルート「Windows イベント・ログ」カテゴリーに対するフィルターを作成すると、 %ProductName% がインストールされているサーバーによって受信された拡張属性も、このイベントのフィルター基準を提供するために使用されます。 拡張属性情報に基づいてフィルター操作を限定するためには、「拡張属性」タブを使用できます。

注: 1 つ以上の拡張属性を使用してフィルターを限定すると、 選択したフィルター基準に適合するイベントだけが %ProductName% イベント・ログに組み込まれます。