CIM クラスおよびメソッドの表示

このタスクでは、CIM クラスおよびメソッドのリストを表示する方法について説明します。

1 つ以上の管理対象システムが CIM データ用に構成されていない場合、ターゲット・システムがこのタスクをサポートしていないことを示すメッセージが表示されます。 管理対象システムにアクセスできない (例えば、オフラインである) 場合、「CIM ブラウザー」ウィンドウは開きますが、その管理対象システムの CIM ツリーを展開することはできません。

以下の手順を実行して、IBM® Director コンソールから、1 つ以上の管理対象システムで使用可能な CIM クラスおよびメソッドを表示します。

  1. 複数の管理対象システムの情報を表示するには、情報を表示する管理対象システムを選択します。
  2. 「タスク」ペインから選択した管理対象システムまで、 「CIM ブラウザー」タスクをドラッグします。
  3. 「CIM ブラウザー」ウィンドウで、管理対象システムを右クリックして 「システム・クラスの表示」をクリックすることによって、管理対象 システム・クラスの表示をオンまたはオフにします。 管理対象システム・クラスには、クラス名の前に 2 つの下線が付きます。 また、管理対象システム・ツリーを展開して、管理対象システムの CIM ネーム・スペースを表示してから、ネーム・スペースを展開してそのクラスを表示することもできます。 IBM 固有のクラスが入っているネーム・スペースは、root¥IBMSD です。
  4. クラスのインスタンスを表示するため、クラス名をクリックします。

    クラスのインスタンスが検出されると、右側のペインが分割されます。 右下のペインにある「プロパティー」タブと「メソッド」タブの下に、関連したプロパティーとメソッドが表示されます。 すべてのクラスにプロパティーまたはメソッドを関連付けることができます。

    注: 一部の CIM クラスのインスタンスを表示すると、管理対象システムで過剰なリソースが使用される場合があります。 要求が取り消された場合であっても、すべてのインスタンスがオープンされるまで、リソースの使用が続行されます。 したがって、Windows® で稼働している管理対象システム上で root¥cimv2:CIM_DirectoryContainsFile および root¥cimv2:Win32_Subdirectory のインスタンスを表示すること、または Linux® で稼働している管理対象システム上で IBMPSG 用の root/ibmsd のインスタンスを表示することは避けてください。

親トピック: CIM クラスおよびメソッドの管理

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