グループ・イベントおよび個別イベントについて理解する

グループ・イベント は、イベントが生成される対象の定義済みグループのメンバーであるシステムすべてに適用されています。 個別イベント は、そのイベントが生成される対象のシステムにのみ適用されています。

例: リソース・モニター・サービスでは、システムの選択および個別しきい値の作成と同様、システムのグループの選択 およびグループしきい値の作成が可能です。 一致するグループしきい値の結果として生成されるイベントが、グループ・イベントです。 一致するシステムしきい値の結果として生成されるイベントが、個別イベントです。

シナリオ

以下の状況を想定します。

計画を "Event Group" に適用し、デフォルトの「無制限」を受け入れると、個別しきい値 またはグループしきい値のいずれかがイベントを開始した場合、ユーザーは通知を受けます。

計画を "Event Group" に適用し、「無制限」を「制限付き」に切り替えると、グループしきい値によって イベントが開始される場合のみ通知を受けます。 "Small Disk" に設定されている個別しきい値がイベントを開始する場合には、通知を受けません。

ここで、イベント・アクション計画をグループから削除し、個別しきい値を設定したシステム "Small Disk" に適用するとします。

計画を "Small Disk" に適用し、デフォルトの「無制限」を受け入れると、 "Small Disk" は "Event Group" のメンバーであるため、グループしきい値 または個別しきい値のいずれかがイベントを開始した場合、ユーザーは通知を受けます。

計画を "Small Disk" に適用し、「無制限」を「制限付き」に切り替えると、グループしきい値によって イベントが開始される場合のみ通知を受けます。 "Event Group" に設定されているしきい値がイベントを開始する場合には、通知を受けません。