このトピックでは、IBM Director 4.22
における新規機能および機能拡張に関する情報を提供します。
IBM Director 4.22
では、以下の新しいフィーチャー、機能、および機能拡張が追加されています。
Linux システムでのアラート標準形式 2.0
IBM Director 4.22 では、Linux で稼働する、以下のサーバーでのアラート標準形式 (ASF) 2.0 のサポートが追加されています。
- xSeries® 206 (32 ビット・オペレーティング・システムのみ)
- xSeries 226 (32 ビットおよび EM64T オペレーティング・システムのみ)
Windows x64 システムでのアラート標準形式
IBM Director 4.22 では、Windows x64 オペレーティング・システムで稼働する、以下のサーバーでの ASF
のサポートが追加されています。
- xSeries 226
- Intellistation A-Pro
BladeCenter オプション
IBM Director 4.22
には、以下の機能拡張が含まれています。
BladeCenter LS20 のサポート
- QLogic iSCSI 拡張カードのサポート
- Cisco Systems Fiber Intelligent Gigabit Ethernet Switch Module (IGESM) のサポート。
このスイッチは、Cisco Fiber IGESM とも呼ばれます。
- ブレード・サーバーでの IBM Director サーバーのインストールのサポートに関する説明
IBM Director 4.22 では、ブレード・サーバーでの IBM Director サーバーのインストールをサポートし、IBM Director のインスタンスを使用して BladeCenter 格納装置を管理します。
以前は、IBM Director を使用して BladeCenter 格納装置を管理するには、非ブレード・サーバーに IBM Director サーバーをインストールする必要がありました。
詳しくは、「IBM Director 4.22
リリース情報」を参照してください。
IBM TotalStorage
IBM Director 4.22 には、IBM TotalStorage DS4000 シリーズのストレージ・システムのサポートが追加されています。
このサポートは、新しいストレージ管理対象オブジェクトによって提供されます。これは、ストレージ関連のデバイスを表す IBM Director 管理対象オブジェクトです。
IBM Director 4.22 にはまた、IBM Director コンソールからの IBM DS4000 Storage Manager の起動のサポートも追加されています。
詳しくは、「IBM Director 4.22
リリース情報」を参照してください。
Java ランタイム環境 (JRE)
IBM Director 4.22 における Java ランタイム環境 (JRE) バージョン 1.3.1 は、サービス・レベル 8 に更新されました。
IBM Director エージェント用のオペレーティング・システム
IBM Director 4.22 には、
以下のオペレーティング・システムで
IBM Director エージェント
をインストールするためのサポートが追加されています。
- Red Hat Enterprise Linux AS、ES、および WS バージョン 4.0 (Intel® x86 プロセッサーを備えたシステム用)
- Red Hat Enterprise Linux AS、ES、および WS バージョン 4.0 (Intel EM64T
または AMD Opteron プロセッサーを備えたシステム用)
- VMware GSX Server バージョン 3.1 および 3.2。
サポートされるゲスト・オペレーティング・システムのリストについては、
「IBM Director ハードウェアおよびソフトウェア互換性」資料を参照してください。
- Windows Server 2003、Datacenter x64 Edition
- Windows Server
2003、Standard および Enterprise x64 Edition
- Windows XP Professional x64 Edition
xSeries 460 サーバー用のスケーラブル・システム・サポート
IBM Director 4.22 では、xSeries 460 サーバー上に構成されたスケーラブル・システムおよびスケーラブル・パーティションのサポートが追加されています (スケーラブル・システム・マネージャー 4.20 では、このサーバーのサポートを提供していません)。
詳しくは、「IBM Director 4.22
リリース情報」を参照してください。
ServeRAID
ハードウェアおよびソフトウェア
IBM Director 4.22 では、IBM ServeRAID-8i
Serial Attached SCSI (SAS) RAID コントローラーのサポートが追加されています。
これには、ServeRAID マネージャー
8.0 のスタンドアロン・バージョンをベースにした、更新された ServeRAID マネージャー・タスクも含まれています。
この ServeRAID
マネージャー・タスクで、SAS RAID アレイ構成を管理することができます。
Upward Integration Module (UIM)
IBM Director 4.22 では、サポートされている Windows および Linux オペレーティング・システム上での HP OpenView 7.01 を使用した上位統合モジュール (UIM) のサポートが追加されています。
初期リリース以後に IBM Director の
特定のバージョンに追加されたオペレーティング・システム・サポートを含む、ハードウェアおよび
ソフトウェアのサポートの最新情報については、
「IBM Director ハードウェアおよび
ソフトウェア互換性」資料を参照してください。
PDF ファイルは、IBM Director サポート Web ページ
(www.ibm.com/servers/eserver/xseries/systems_management/ibm_director/) から
ダウンロードできます。