z/VM システムのプロファイルをセットアップ

z/VM センターが z/VM システムで機能するためには、システム管理 API を操作するためのアクセス信任状の入った プロファイルをセットアップする必要があります。

始める前に: z/VM センターとそのサブタスクである仮想サーバー配置は、 それぞれの IBM Director セットアップに必ずしも 含まれているとは限りません。 ご使用の IBM Director サーバーがインストールされているプラットフォームに応じて、 オプション機能または IBM Director の拡張機能として z/VM センターを インストールする必要があります。
プロファイルをセットアップするには、以下のステップに従ってください。
  1. IBM Director コンソールを開始します。
  2. 「グループ・コンテンツ」ペインで z/VM システムを探します。

    ヒント: 「グループ」ペインで z/VM システムを選択すると、 「グループ・コンテンツ」ペインに z/VM システムのみが表示されます。

    使用する z/VM システムが「グループ・コンテンツ」ペインに表示されていない場合は、 管理対象オブジェクト・ディスカバリーを実行しなければならない場合があります。 z/VM システムを検出するには、以下のステップに従ってください。

    1. 「グループ・コンテンツ」ペインで、空きスペースを右クリックします。
    2. 「検出する」→「z/VM システム」 をクリックします。   

      ヒント:

  3. 使用する z/VM システムにログオンしていない場合は、今すぐログオンする必要があります。 ログオンしていない z/VM システムは、パッドロック・アイコン (サーバーがデバイスに対するアクセスを拒否しているが、アクセスは要求可能) でマークされています。 ログオンするには、次のステップに従ってください。
    1. z/VM システムを右クリックしてから、「アクセスの要求...」をクリックします。
    2. 「アクセスの要求」ウィンドウで、その z/VM における管理容易性アクセス・ポイントの管理者 ID の 信任状を指定します (z/VM 管理容易性アクセス・ポイント管理者 ID の許可 を参照)。
  4. z/VM システムを右クリックしてから、「z/VM センター」→「z/VM 仮想サーバー配置」をクリックします。    
  5. 「z/VM 仮想サーバー配置」ウィンドウで、z/VM システム・リソース・ツリーの最上位ノードを展開します。 最上位ノードは、z/VM システムを表します。
  6. 最上位ノードの下の「z/VM プロファイル」ノードをクリックします。 「z/VM プロファイル」ペインが表示され、z/VM システム管理 API のアクセス信任状を 指定するように求めるプロンプトが出されます。
  7. 「構成」をクリックします。
  8. 「アクセス信任状の設定」ウィザードで、アクセス信任状を指定します。
    1. z/VM 管理容易性アクセス・ポイント管理者 ID を「ユーザー ID 」フィールドに 入力します。 これは、z/VM 管理容易性アクセス・ポイント管理者 ID の許可 で許可した z/VM ユーザー ID です。
    2. 「パスワード」フィールドにパスワードを入力します。
    3. z/VM システム管理 API のアクセスに使用する IP アドレスを「VSMSERVE サーバー」フィールドに入力します。 これは通常、z/VM TCP/IP サービス・マシンの IP アドレスになります。 z/VM で定義されたとおりの正しいアドレスを必ず入力してください。 IP アドレスは IPv4 ドット 10 進形式でなければなりません。
    4. 「完了」をクリックします。
  9. 「ディスク・プール」リストから、デフォルト・ディスク・プールにする ディスク・プールを選択します。
  10. 「保管」をクリックします。

親トピック: z/VM システムの操作

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