カスタマイズされたレポート定義を作成した後、指定したパラメーターのみを
含むパフォーマンス分析レポートを生成できます。
新しいパフォーマンス分析レポート定義を作成するには、以下のステップに
従ってください。
- 「モニター・アクティベーター」サブタスクを管理対象システム
またはグループで実行し、そのシステムまたはグループのモニターをアクティブにします。
- 「レポート・ジェネレーター」を展開します。
- 「新規レポート定義」をダブルクリックします。
- 「レポート定義」ウィンドウで、レポート・パラメーターを指定します。
- 「レポート・パラメーター」タブをクリックします。
- レポート期間、グローバル・サンプリング頻度、および最小値および
最大値を収集するかどうかを選択します。
注: 「最小値および最大値の収集」チェック・ボックスを
選択すると、サンプルごとの最小と最大のデータ・ポイントを収集することが
指定されます。
最小および最大のデータ・ポイントを収集する利点は、サンプリング頻度を少なくすることができることで、
これにより、データを収集する頻度が少なくなります。このオプションを使用すると、レポートのサイズが縮小し、
しかも管理対象システム・パフォーマンス・データを取得できます。
メモリー使用量が問題である場合は、サンプリング頻度を少なくすることを検討してください。
平均は常に収集されていることに注意してください。
- キャパシティー・マネージャーが、システムがデータを提供できないと
見なすまでに、システムの応答を待機する分数を「システムごとのタイムアウト」ドロップダウン・
リストから選択します。
- 「新規」をクリックします。
「新規時間間隔」ウィンドウで、レポートの日時を指定します。
- レポートを生成するために使用するメソッドを指定します。
- 「レポート生成のメソッド」タブをクリックします。
- 「ビューアーへ生成」または「ファイルへ生成」を
選択します。
- 適切なファイル・フォーマットのチェック・ボックスを選択し、
その選択したフォーマットでファイルを生成します。
デフォルト・ファイル・フォーマットは XML です。
- 「SQL へ生成」を選択する場合、データベース Web アドレスおよび
ルート・テーブル名を該当するフィールドに入力してください。
注: SQL フォーマットでの
レポート生成は Windows プラットフォームでのみ可能です。
- SQL 認証を使用する場合、SQL 接続のユーザー ID およびパスワードを該当するフィールドに入力してください。
- イベントを IBM Director イベント・ログに生成するには、「ボトルネック・イベントの生成」を
選択します。
- 保管されたレポートをアーカイブするには、「既存ファイルのバックアップ」を
選択します。
- 保管するレポートの数を設定するには、「バックアップ数」を
選択します。
- 「宛先ディレクトリーの設定」を選択し、宛先ディレクトリーを
設定します。
注: デフォルト宛先ディレクトリーは IBM¥Director¥reports です。
- モニター選択を指定します。
- 「モニター選択」タブをクリックします。
- 「モニター選択」ページで、「アクティブ化したモニターをすべて組み込む」を
選択してアクティブ・モニターをすべてレポートに組み込むか、「個別モニターの選択」を
選択して特定のモニターを選択します。
- 個別モニターを設定するよう選択した場合は、次のようにします。
- 「モニター」リストで適切なモニターをクリックします。
- 「組み込み」 または「除外」をクリックして、選択したモニターを
組み込むか、または除外します。
- デフォルトとは異なるサンプリング頻度を
使用するには、「グローバル設定の上書き」チェック・ボックスを選択します。
- しきい値を指定します。
- 「しきい値の設定」タブをクリックします。
注: しきい値設定は、レポート定義に入っている管理対象システムすべてに適用されます。
- 「クリティカルしきい値」フィールドに、クリティカルしきい値を
入力します。
- 「警告しきい値」フィールドに、警告しきい値を入力します。
- しきい値をデフォルト値に戻すには、「デフォルトに戻す」を
クリックしてください。
- 「別名保管」をクリックします。
- 「別名保管」ウィンドウで、レポート定義の名前を入力して「OK」を
クリックします。