「ディスカバリー・プリファレンス」ウィンドウ:「SNMP デバイス」ページ
このトピックでは、「ディスカバリー・プリファレンス」
ウィンドウ:「SNMP デバイス」ページについて説明します。
概要
このダイアログを
使用して、SNMP ディスカバリー・パラメーターを設定し、特定の SNMP デバイスまたは
デバイスのグループを検索します。
フィールド
- IP アドレスおよびサブネット・マスク
- 左側のパネルを使用して、ディスカバリーを開始できる開始またはシード・
アドレスを指定します。
1 つまたは複数のアドレスを指定することができます。複数のアドレスは同時に検索されます。
デフォルトで、このリストには IBM Director サーバーのアドレスが追加されます。
ディスカバリーを最適化するには、ルーターやネーム・サーバーのようなインターコネクト・デバイスを
シード・アドレスとして指定してください。
ディスカバリーの間、指定されたデバイスで見つかったアドレス・テーブルが
検索され、アドレスが見つからなくなるまで検索は続きます。
注: シード・リストで任意のアドレスとしてサブネット 0.0.0.0 を指定すると、
見つかったすべての SNMP デバイスが
IBM Director コンソールに追加されます。
- 追加
- IP アドレスまたは IP アドレスとサブネットのペア、あるいはその両方を追加します。
サブネットが指定されていない場合、ディスカバリー機能は指定されたデバイスのサブネットを使用します。
- インポート
- IP アドレスをテキスト・ファイルから追加します。
ファイル・ダイアログを使用して、ファイルのロケーションを指定してください。
このファイルは、行ごとに 1 つのアドレスが入っている、IP アドレスの単純リストです。
注: IBM Director サーバー上のネットワーク・ドライブが、インストール時に IBM Director サービスに指定したユーザー名またはパスワード (例えば、IBM Director サポート・サービスのユーザー名またはパスワード) と異なるユーザー名またはパスワードを使用してマッピングされると、アクセスが制限されてネットワーク・ドライブは使用できなくなります。
- 置換
- 選択された IP アドレスまたは IP アドレスとサブネットのペアを変更します。
- 除去
- 選択された IP アドレスまたは IP アドレスとサブネットのペアをリストから除去します。
- SNMP バージョン
- 使用する SNMP のバージョンを SNMPv1、SNMPv2c、または SNMPv3 から選択します。
- SNMPv1 および SNMPv2c
- これらの値のいずれかを選択する場合は、以下の情報を入力します。
- コミュニティー名
- 右側のパネルを使用して、SNMP アクセスを制限しているシステムのコミュニティー名を指定します。
これを指定しなければ、ディスカバリーは、制限されているシステムを SNMP デバイスとして IBM Director コンソールの「グループ」ペインに組み込むことができません。
注: コミュニティー名は、アクセス制限のレベルに従って上から下の順序にする
必要があります。
- 追加
- リストにコミュニティー名を追加します。
- 置換
- 選択したコミュニティー名を変更します。
- 除去
- 選択したコミュニティー名をリストから除去します。
- SNMPv3
- この値を選択する場合は、以下の情報を入力します。
- プロファイル名
- 右側のパネルを使用して、SNMP アクセスを制限しているシステムのプロファイル名を
指定します。
これを指定しなければ、ディスカバリーは、制限されているシステムを SNMP デバイスとして IBM Director コンソールの「グループ」ペインに組み込むことができません。
- 追加
- リストにプロファイル名を追加します。
- 除去
- 選択したプロファイル名をリストから除去します。
- SNMP デバイス
- 自動ディスカバリー間隔および存在検査間隔の両方の構成。
- 自動検出期間 (時)
- この設定は、IBM Director サーバーが管理のために SNMP デバイスを自動的に検出する頻度を制御するために使用されます。
この機能は、使用不可 (デフォルト) にするか、または 1 時間から 168 時間 (7 日間) までの間隔に設定することができます。
- 存在検査期間 (分)
- この設定は、IBM Director サーバーが管理可能な SNMP デバイスそれぞれの状況を検査する頻度を制御するために使用されます。
この存在検査期間は、システムが (問題またはシャットダウンのために) オフラインになっているか、またはオンラインになっているかを IBM Director サーバーが検出する頻度を決定します。
自動存在検査を使用不可にするか、1 分から 240 分 (4 時間) ごとに繰り返すよう設定できます。
デフォルトの設定は 15 分です。
- サーバーに接続する未知のエージェントを自動的に追加する
- このチェック・ボックスにチェックが付けられると、IBM Director サーバーに接続するデバイスが自動的に追加されます。