システム変数について理解する

%ProductName% ではユーザー定義のシステム変数がサポートされていて、これは、ユーザーの組織のニーズに応じて ネットワーク・リソースの状況をテストおよびトラックするために役立ちます。 システム変数名および値は、イベント・データの置き換えが可能であれば、いつでも適用されます。

例: 混雑が起こりやすいネットワークでボトルネックをモニターしなければならないとします。 ネットワークの混雑を示す SNMP イベントを指定するイベント・アクション計画を作成し、 このイベントが発生したときに「イベント・システム変数の設定」タスクを 開始することができます。 以下の条件を想定します。

%ProductName% サーバーが、このアクションを開始するイベントを受信するまで、または %ProductName% サーバーが停止および再始動 (*) するまでに 10 秒が経過すると、NetStatus システム変数は "Normal" にリセットされます。

NetStatus に問題がないことを示す特定のイベントを使用する代わりに、このアクションを開始するイベントが時間内に受信されなかったとき、 自動的に "Normal" にリセットされるシステム変数を使用しています。 インターバルの期限が切れるまで %ProductName% サーバーがイベントを受信し続けると、このアクションは引き続き開始されます (ネットワークが混雑していることを示しています)。 タイマー・インターバルの期限が切れると、NetStatus は "Normal" にリセットされます。

(*) サーバーが再始動されるとき、変数の状態が、その変数が関連している装置の状態に一致しているかどうかは分かりません。