イベントおよびイベント・アクションについて理解する

イベント とは、プロセスの状態またはネットワーク上の装置の変更を識別するための手段で、 これによって、その変更の通知を生成およびトラックできます。

例: イベントは、いつネットワーク上のワークステーションがオンラインからオフラインに変わるか、 または仮想メモリー使用率のようなクリティカル・リソースしきい値にいつ達するかを識別します。

%ProductName% は以下の基準を使用して、イベントの特性 (その発信元、原因、および重大度など) を識別します。

日付
イベントが生成された日付を識別します。
時刻
イベントが生成された時刻を識別します。
イベント・タイプ
イベントの発生源と発生理由を識別しやすくするために、発生源の情報と詳細説明が表示されます。
イベント・テキスト
イベントの発生理由を識別しやすくするために追加の詳細説明が表示されます。
システム名
イベントを受信した管理対象システムの名前を識別します。
重大度
イベントの緊急度を識別します。
カテゴリー
イベントが問題 (アラート) を示しているか、オール・クリア条件 (解決) を示しているかを識別します。
送信側名
イベントを送信したソースを識別します。
グループ名
イベントのターゲットとなっている管理対象システムに関連するグループの名前を識別します。 グループ名は、グループ・イベントにのみ表示されます。
拡張属性
いくつかのイベントのカテゴリーをさらに限定することができる、追加のキーワード またはキーワード値 (SNMP など) を識別します。
システム変数
ネットワーク・リソースのテストおよびトラックに役立つ、ユーザー定義のシステム変数を識別します。

管理対象システムをモニターした結果として生成されるイベントは、グループ・イベントと呼ばれます。 1 つ以上の個別システムをモニターした結果として生成されるイベントは、個別イベントと呼ばれます。 詳しくは、「どのようにグループ・イベントと個別イベントが解釈されるかを理解する」を 参照してください。

アクション とは、イベントに応答して行われるステップ (たとえば、イベント・ログへのイベントの入力、 イベントのテキストが入っているメッセージの送信、またはコマンドの実行) を定義しています。 イベントへの応答として行うことができるアクションは、 「イベント・アクション計画について理解する」で説明されている 事前定義のアクション・テンプレートを使用して作成されます。