サーバー・マシンの集合のネットワーク・インターフェースの設定

ネットワーク・プロパティーを設定することにより、 サーバー・マシンの集合に含まれる Linux ゲスト・システムに 構成されるネットワーク・インターフェースを 4 つまで定義できます。

既存の z/VM ゲスト LAN または VSWITCH の構成、または OSA カード上の直接接続のために、 それぞれのインターフェースを設定できます。
注: サーバー・マシンの集合のネットワーク・プロパティーを 設定するには、Linux ゲスト・システムのルーティングのために接続で使用される 接続プロパティーをセットアップする必要があります。 (『Linux ゲスト・システムの接続プロパティーの設定』を参照してください)

ネットワーク構成ドメインを編集するには、以下のステップを完了します

  1. z/VM システムのサーバー・マシンの集合タスクがまだ開始されていなければ、 操作したい z/VM システムのサーバー・マシンの集合タスクを開始します。
  2. ネットワーク・インターフェースを定義するサーバー・マシンの集合を選択します。
  3. 「アクション」「プロパティーの編集」をクリックして 「サーバー・マシンの集合プロパティー」ウィンドウを開き、「ネットワーク」タブ をクリックして「ネットワーク」ページ を表示します。
  4. 構成ターゲットがサーバー・マシンの集合全体であるのか、または特定の層であるのかを選択します。
  5. 「特定の層」ラジオ・ボタンを選択した場合は、ターゲット層を選択します。
  6. 「インターフェース番号 0」フィールドで、ルーティング・プロパティーが入力された 接続のリストから接続を選択します。 インターフェースを定義した後、予期される Linux インターフェース名 (例: eth0、hsi0) が 選択リストの右側に表示されます。
    • ゲスト LAN エレメントが LAN lan-name として表示されます。
    • VSWITCH エレメントが VSWITCH vswitch-name として表示されます。
    • OSA エレメントが OSA chpid min-rdev max-rdev として表示されます。 ここで、chpid はチャネル・パス ID であり、min-rdev および max-rdev は OSA の実際の一番小さいデバイス番号と一番大きいデバイス番号です。
  7. (オプション) 他のネットワーク・インターフェースについてこのプロセスを繰り返します。
  8. 「デフォルト・ゲートウェイ」フィールド で、Linux ゲスト・システムに 構成するデフォルト・ゲートウェイを選択します。 このリストには、「インターフェース番号」フィールドで選択した接続のデフォルト・ゲートウェイが含まれています。 別のデフォルト・ゲートウェイ (リストに含まれていないもの) を入力することもできます。
  9. 「OK」をクリックして、変更した設定を、サーバー・マシンの集合に 現在存在する Linux ゲスト・システムに適用します。他のいずれかのドメイン (スクリプト・ドメインを除く) で設定を変更した場合、 その設定はサーバー・マシンの集合内の Linux ゲスト・システムにも適用されます。
  10. 「ゲスト選択」ウィンドウで、再構成を適用する Linux ゲスト・システムを 選択し、「はい」をクリックします。
  11. サーバー・マシンの集合タスクは、変更したプロパティーを適用する前に、 古いプロパティーに対して整合性検査を実行します。 「進行状況表示」ウィンドウに、アクションの進行状況が表示されます。 矛盾がある場合、続行するか停止するかを選択することができます。 停止することによって新しいプロパティーが保管されますが、その構成は適用されません。 操作が完了したら、「クローズ」をクリックして「進行状況表示」ウィンドウをクローズします。
注: いつでも、プロパティー値を変更するかどうかに 関係なく、このページをオープンして「適用」ボタンをクリックし、このドメインのプロパティーを直接 サーバー・マシンの集合にある Linux ゲスト・システムに適用することができます。 詳しくは、「単一ドメイン内のサーバー・マシンの集合プロパティーの直接適用」を参照してください。

親トピック: サーバー・マシンの集合プロパティーの設定

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