「ラック・マネージャー」タスクの開始

このトピックでは、IBM Director で「ラック・マネージャー」 タスクを開始する方法について説明します。

「ラック・マネージャー」タスクを開始するには、IBM Director コンソールの 「タスク」ペインで、「ラック・マネージャー」タスクを管理対象システム またはグループにドラッグします。

デフォルトでは、左側のペインに「トポロジー」ビューが表示されます。 左側ペインの上にあるリストをクリックすると、左側ペインのビューを変更できます。 4 つのビューが選択可能です。
トポロジー
作成されたラックを含む「ラック」ツリー、およびラックに追加されなかったすべての 管理対象システムまたはデバイスを含む「フロア」ツリーを表示します。 BladeCenter™ 格納装置は「シャーシ」ツリーとして 表示されます。 「シャーシ」ツリーを展開すると、そのシャーシ内の すべてのブレード・サーバーが表示されます。
コンポーネント
関連付けおよびラックへの組み込みに使用できる、事前定義コンポーネントを表示します。
クラスター
クラスター・コンポーネントが存在する場合は、クラスターおよびクラスター・メンバーを表示します。 クラスター・コンポーネントが存在しない場合、このオプションは使用不可になっています。
マルチノード・システム
マシンの集合、区画、仮想ノード、および入出力拡張装置 (存在する場合) を表示します。 存在しない場合、このオプションは使用不可になっています。
これらのすべてのビュー内の情報は、ツリー構造で表示されます。
右ペイン内の情報は、次の 2 とおりの方法で表示できます。
ラック表示
右側のペインは 2 つのサブペインに分割されます。 右上のサブペインの情報は、ラック情報をグラフィック表示します。 たとえば、ラック・コンポーネントにハードウェア状況アラートがある場合、そのラック・コンポーネントの輪郭は、赤 (クリティカル・アラート)、黄色 (警告アラート)、または青 (情報アラート) になります。 右下のサブペインは、上のペインまたは左側のペインで選択されたコンポーネントのプロパティーを表示します。 IBM® Director のインベントリー・コレクション機能が、左側のペインで選択された 管理対象システムまたはデバイスを認識しない場合、右下のペインに表示される一部の プロパティーでは「不明」が表示されます。
テーブル表示
右側のペインに、ラック内の位置、ハードウェア状況、および状態などのラック情報が、テーブル構造で表示されます。
ラック情報をグラフィカル表示するには、「表示」 > 「ラック表示」をクリックします。 ラック情報をテーブル構造で表示するには、「表示」 > 「テーブル表示」を クリックします。

親トピック: ラックの管理

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