「設定」ウィンドウ: 「モニター」ページ
このトピックでは、IBM Director の「設定」ウィンドウ: 「モニター」ページについて説明します。
フィールド
- 「モニター」ペイン
- 太字タイプでリストされたモニターは、パフォーマンス分析機能で使用されます。
これらのモニターに対するしきい値の設定は、パフォーマンス分析を最適に機能させるために重要です。
これらのモニターに対するしきい値の設定を変更すると、
パフォーマンス分析の効果が予測できなくなります。
- しきい値の設定
- しきい値は、モニターを計測するスケールと同じスケールを使用して設定できます。
このスケールはパーセント、MB などの単位、または数値比率にすることができます。
スケールがパーセントの場合、しきい値は 0 から 100 パーセントの間に設定できます。
スケールが単位の場合、しきい値は 0 (単位) と使用可能な合計 (単位)
の間で設定することができます。
スケールがパケット数/秒のような比率の場合、しきい値は単位なしの数値になります。
- クリティカルしきい値
- 選択したモニターのクリティカルしきい値に対して実施したいパーセントを指示します。
- 警告しきい値
- 選択したモニターの警告しきい値に対して実施したいパーセントを指示します。
- しきい値を最大値のパーセント割合として表示
- スケールがパーセント以外、つまり単位または比率の場合、
しきい値はそのスケールまたはパーセントで設定できます。
「クリティカルしきい値」フィールドと「警告しきい値」フィールドに入力した値が
パーセントを表すようにしたい場合は、このチェック・ボックスにチェックを付けます。
選択したモニターが、しきい値をパーセントまたは別のスケールの二者択一
で設定できる場合にのみ、このチェック・ボックスは使用可能になります。
注: 1 つのシステムのモニターしきい値設定がほかのシステムの設定と異なる場合、
キャパシティー・マネージャーは、両システムを示すグラフにはしきい値を表示できません。
たとえば、モニター「ドライブ C: 残りスペース」を選択して、
「しきい値を最大値のパーセント割合として表示」とラベル付けされた
ボックスにチェックを付けた場合、
C ドライブのサイズが異なる複数のシステムを表示している時には、
各システムのしきい値設定が異なっているため、
グラフ上にクリティカルしきい値および警告しきい値および警告しきい値の線は表示されません。
ただし、「しきい値を最大値のパーセント割合として表示」と
ラベル付けされたボックスのチェックを外し、
絶対しきい値を入力した場合、たとえば、クリティカルおよび警告の値に対してそれぞれ 200 と 500
を入力した場合は、それぞれのシステムが同じしきい値であるため、1 つのグラフに
複数のシステムのデータを表示できます。
- グラフを最良の表示に調整
- 範囲をピーク値に調整
- このオプションを選択すると、
グラフの縦の範囲をグラフの最高ピークの高さに合わせます。
たとえば、パーセントを計測していてすべてのデータが 25% よりも小さい場合、
このオプションを選択すると、表示が 0 から 30 % の範囲に変更されます。
- モニター情報
- このセクションは、モニター・サンプリング頻度データ、
および最小/最大データが要求されたかどうかを表示します。
これらのパラメーターは両方とも、
現行レポートを生成するために使用されたレポート定義の中で定義されたものです。
サンプリング頻度データは、
レポートに対してモニター・データが収集された頻度を示します。
モニターに対して定義されたサンプリング頻度を表示するには、
左ペインでそのモニターをクリックします。
- デフォルトに戻す
- 現在選択されているモニターの設定を、そのデフォルト値に戻します。