アラート標準形式の構成

「アラート標準形式の構成」タスクを使用して、ASF 対応のネットワーク・インターフェース・カード (NIC) が 含まれている管理対象システムで、アラート標準形式 (ASF) を構成します。

ASF が構成された後、IBM® Director は、以下のアクションのうち一部またはすべてを管理対象オブジェクトで実行することができます。
  • 電源オン
  • 電源オフ
  • システム再始動
  • PET イベントの受信
IBM Director が実行できるアクションは、管理対象システム内の NIC でサポートされる ASF のレベルによって異なります。 IBM Director コンソールでは、ASF 対応のシステムは、「ASF を備えたシステム」および「ASF セキュア・リモート管理対応システム」というグループで表されます。

管理対象システムが ASF 対応として IBM Director サーバーによって認識されるためには、その前に、管理対象システムで「インベントリー」タスクを実行する必要があります。 管理対象システムが ASF 1.0 をサポートしている場合、IBM Director サーバーは、 そのシステムを「ASF を備えたシステム」グループに追加します。 管理対象システムが ASF 2.0 をサポートしている場合、IBM Director サーバーは、 そのシステムを「ASF を備えたシステム」グループと 「ASF セキュア・リモート管理対応システム」グループの両方に追加します。

アイコン アラート標準形式の構成アイコン
サポートされている IBM Director オブジェクト レベル 2 管理対象システム
サポートされているオペレーティング・システム

詳しいオペレーティング・システム・サポート情報については、 IBM Director インフォメーション・センター (publib.boulder.ibm.com/infocenter/eserver/v1r2/topic/diricinfo/fqm0_main.html) を参照してください。

アベイラビリティー 標準 IBM Director インストールの一部。
必要なハードウェアまたはハードウェアの制限 適切なデバイス・ドライバーと一緒にインストールされた ASF 対応 のネットワーク・インターフェース・カード (NIC) が含まれている管理対象システム。
必要なソフトウェア なし
必要なプロトコル なし
必要なデバイス・ドライバー ASF 対応の NIC 用の適切なデバイス・ドライバー。
大量構成サポート はい
スケジューラー・サポート いいえ
このタスクに関連するファイル なし
このタスクに関連するイベント PET

詳しいイベント情報については、 IBM Director インフォメーション・センター (publib.boulder.ibm.com/infocenter/eserver/v1r2/topic/diricinfo/fqm0_main.html) を参照してください。

関連タスク
ASF の構成
ASF 2.0 システムでの電源管理操作の実行
ASF 2.0 システムとのセキュア通信のテスト

関連資料
「アラート標準形式の構成」ウィンドウ

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