このトピックでは、管理対象システムの資産情報を構成する方法について説明します。
システム・ユーザー、リース、および保証に関する情報を構成することができます。
また、最高 5 つのユーザー定義フィールドに、データを指定することもできます。
リースまたは保証の終了日を指定すると、その日になると警告イベントが生成されます。
資産情報を構成するには、以下のステップに従ってください。
- IBM Director コンソールの「タスク」ペインで、管理対象システム上に「Asset ID」™タスクをドラッグします。 主要なシステム・コンポーネントのシリアル番号の情報が、「Asset ID™」ウィンドウの「シリアル化」ページに表示されます。
- システム情報を構成するには、「システム」タブをクリックします。 以下の情報が「システム」ページに表示されます。
- システムのホスト名
- MAC アドレス
- オペレーティング・システム
- UUID (Universal unique identifier)
- システムに関連した Remote Deployment Manager (RDM) プロファイル (該当する場合)
「RDM プロファイル」フィールドは、変更可能な唯一のフィールドです。
- ユーザー情報を構成するには、「ユーザー」タブをクリックします。 「ユーザー」ページでは、システム・ユーザーに関する以下の情報を指定することができます。
- リース情報を構成するには、「リース」タブをクリックします。 「リース」ページでは、以下の情報を指定することができます。
- リース開始日
- リース終了日
- リース期間 (月数)
- リース金額
- システムをリースした会社の名前
リースの終了日を指定すると、リースが終了するときに警告イベントが生成されます。
- 資産情報を構成するには、「資産」タブをクリックします。 「資産」ページでは、以下の情報を指定することができます。
- システムを購入した日付
- システムの最終棚卸日
- 資産番号
システムに RFID (Radio-Frequency Identification) 番号が付いている場合、
その番号がこのページに表示されます。
- カスタム・データ・フィールドを構成するには、「個人情報設定」タブ
をクリックします。 カスタム情報は、「個人情報設定」ページの最高 5 つのユーザー定義フィールドに指定できます。
- 保証情報を構成するには、「保証」タブをクリックします。
ここで指定する情報は、インベントリー・コレクションの実行中に収集されます。
「インベントリー」タスクを使用して情報を表示したり、動的グループを作成して保証情報を管理することができます。 「保証」ページでは、以下の情報を指定できます。
保証の終了日を指定すると、保証期間が切れたときに警告イベントが生成されます。
- 「適用」をクリックします。
- 「Asset ID」をウィンドウをクローズします。
指定された情報が、EEPROM に書き込まれます。
拡張資産情報域 (EAIA) に対して使用可能にされていないシステムの場合、この情報はデータ・ディレクトリーの asset.dat に書き込まれます。
asset.dat は、IBM Director がアンインストールされると削除されます。