管理対象システムの配布プリファレンスの構成

このトピックでは、管理対象システムの配布プリファレンス を構成する方法について説明します。

ファイル配布サーバーを使用するように IBM Director を構成した後、 管理対象システムとグループに固有のポリシーを割り当てることができます。 デフォルトでは、管理対象システムは管理サーバーに定義されたすべての共用にアクセスを試みます。 管理対象システムまたはグループ用に、以下のソフトウェア配布プリファレンスを構成することができます。
  • 特定共用へのアクセスの制限
  • ソフトウェア配布を、ストリーミングまたはリダイレクト配布のどちらを使用して行うかの指定
  • ソフトウェア配布に使用する帯域幅の制限

配布プリファレンスを定義するには、以下のステップに従ってください。

  1. 必要であれば、IBM Director コンソールを開始します。
  2. 「グループ・コンテンツ」ペインで、管理対象システムまたはグループを右クリックします。
  3. 「「配布プリファレンス」をクリックします。
  4. 「配布プリファレンス」ウィンドウで、以下のソフトウェア配布方式を選択します。
    • IBM Director サーバーから管理対象システムまたはグループにパッケージ を直接コピーしたい場合は、「常に管理対象システムにストリーミング」をクリックします。
    • 共用部分から管理対象システムまたはグループにパッケージをコピーしたい場合は、 「ファイル配布サーバー共用を使用」をクリックします。
  5. 共有部分を追加するには、「追加」をクリックします。
  6. 「共用名の追加」ウィンドウの「共用名」フィールドで、 共用を選択します。必要に応じて、共用にアクセスできるアカウントのユーザー ID とパスワードを指定します。
  7. 「OK」をクリックします。
  8. 管理対象システムまたはグループにアクセスさせたいすべての共用を追加し終わるまで、 ステップ 5 からステップ 7 を繰り返します。
  9. 管理対象システムまたはグループがアクセスできる共用を、表示されている共用のみに制限したい場合は、 「リストに対する共用選択を制限」チェック・ボックスを選択します。
    注: インストール・メカニズムとして Microsoft Windows Installer (MSI) または InstallShield を使用しているアプリケーションが入っている ソフトウェア・パッケージは、 「ファイル配布サーバーからのストリーミング」 チェック・ボックスが選択されていないかぎり、ファイル配布共用から直接インストールされます。
  10. ファイル配布サーバーから管理対象システムまたはグループにパッケージ をコピーするときに使用する帯域幅を制限するには、 「システムのストリーミング帯域幅を制限」チェック・ボックスを選択します。 入力フィールドに、管理対象システムまたはグループへのパッケージのコピーに使用する帯域幅 (KBps) を入力します。 また、この値は IBM Director サーバーおよび 管理対象システムまたはグループから パッケージをコピーするときに使用する帯域幅も決定します。

親トピック: ソフトウェア配布プリファレンスのセットアップ

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