機械コードのご使用条件
お客様が「機械コード」が組み込まれた「機械」を使用されることにより、この IBM 機械コードのご使用条件 (以下、「使用条件」といいます。) に同意されたものと見なします。
「機械コード」とは、IBM 機械と一緒に提供される、マイクロコード、BIOS (基本入出力システム) コード、ユーティリティー・プログラム、デバイス・ドライバー、診断プログラムを意味します。また、「機械コード」は、ドキュメント内で、または「機械コード」を提供する機械上で「ライセンス内部コード」もしくは「LIC」という名称で呼ばれることがあります。「機械コード」、「ライセンス内部コード」または「LIC」という名称の如何にかかわらず、かかる「コード」にはすべて本使用条件が適用されるものとします。「機械コード」には、オープン・ソースの使用条件等、別の使用条件のもとで提供されるプログラムおよびコードは含まれません。このご使用条件に同意いただいた場合、お客様は、「機械コード」が適用される特定の製品と共に「機械コード」を使用することができます。
「機械」とは、IBM 機械本体、機構、型式変更、アップグレード、装置構成部もしくはアクセサリーまたはその組み合わせを意味します。また、「機械」には IBM から直接もしくは IBM が認定した販売店を通じてそのコンピューター資源または能力にアクセスし使用する権限を適正に取得するまで非アクティブであったりあるいは使用が制限されるコンピューター資源または能力 (「ビルトイン・キャパシティー」と呼ばれます) が含まれる場合があります。「ビルトイン・キャパシティー」の例として、プロセッサー、メモリー、ストレージ、対話式処理キャパシティー、およびワークロードに割り振られた資源または能力 (「機械」の使用を制限する特定のオペレーティング・システム、プログラム言語、またはアプリケーションなど) がありますが、これらに限られるものではありません。
IBM Corporation またはその子会社 (以下、総称して「IBM」といいます。) は、「機械コード」の著作権またはその使用を許諾する権限を有しております。「機械コード」のすべての複製物は、二次的著作物も含めて、IBM または第三者の所有に属します。IBM は、一時点で 1 人の正当な占有者に「機械コード」の使用許諾をします。
お客様が「機械」の正当な占有者である場合、IBM はお客様に対し、「機械コード」を「機械」上もしくは「機械」と共に使用するための、また、お客様が IBM より取得された「ビルトイン・キャパシティー」にアクセスして使用する権限の範囲内での、非独占的な使用権を許諾します。お客様が「機械」について IBM より取得された使用権限の範囲を超えて「ビルトイン・キャパシティー」をお使いになられる場合には、「ビルトイン・キャパシティー」の永続的かつ無制限の使用に対する料金の全額を現行価格にて IBM もしくは IBM が認定した販売店にお支払いいただきます。お客様は、かかる支払いが完了するまでは、その「ビルトイン・キャパシティー」を使用することができません。
お客様の使用権の範囲は次の事項に限定されます。
お客様は、代替の「機械コード」または追加の複製物を、IBM 所定の手続きに従って IBM より直接入手いただくものとします。その「機械コード」も当条件に従ってご使用いただきます。
お客様は、その「機械コード」の権限が与えられている「特定機械」と共に移転する場合に限り、「機械コード」とその記録媒体を第三者に移転できます。その場合、お客様は、1) IBM が提供したもの以外の当該「機械コード」のすべての複製物を破棄し、2) IBM が提供した「機械コード」の複製物のすべてを第三者に移転するか、もしくは破棄し、さらに 3) この「使用条件」の複製およびすべての関連資料を当該第三者に提供するものとします。IBM は、当該第三者が「使用条件」に同意された場合に限り、第三者に「機械コード」の使用を許諾します。この「使用条件」は、お客様が入手された「機械コード」のすべてに適用されます。
お客様の「機械コード」の使用権は、お客様がその「機械」の正当な占有者でなくなった時点で消滅します。
この「使用条件」に明示する他、いかなる権利もお客様に付与されるものではありません。
お客様は、上記で許諾された条件でのみ「機械コード」を使用することができます。お客様は、「機械コード」について、次のことを含むいかなる使用もできません。
「ビルトイン・キャパシティー」は、「機械コード」の中のある技術的手段により保護されています。お客様には、ご自身の「機械」のデータ処理能力や性能に影響を与える可能性がある手段を含め、IBM が「ビルトイン・キャパシティー」を保護するためにかかる技術的手段を実装することにご同意いただきます。この「使用条件」により認められるお客様の「機械コード」使用権の条件として、このような技術的手段を回避したり、回避するために第三者または第三者の製品を使用したり、もしくはその他の方法を用いて、許諾されていない「ビルトイン・キャパシティー」にアクセスまたは使用することはできないものとします。IBM が、お客様のアクセスまたは使用をお客様が使用許諾を得た「ビルトイン・キャパシティー」にのみ限定するよう設計された技術的手段の変更が必要であると判断した場合、IBM はこの技術的手段に対する変更を行います。この「使用条件」により認められるお客様の「機械コード」使用権の条件として、IBM の判断よるこのような変更をお客様に適用いただくか、もしくは IBM が適用することに同意されるものとします。
お客様が「機械コード」を IBM から直接入手され、お客様と IBM の間で「IBM Customer Agreement 」(以下、「ICA」といいます。) もしくは同等の契約書が有効に存続する場合、この「使用条件」は当該「ICA」に組み入れられます。有効な「ICA」がない、もしくはお客様が「機械コード」を IBM が認定した販売店または他の第三者から入手された場合は、IBM の「保証の内容と制限」の条項がこの「使用条件」に組み入れられ、「機械コード」に対する保証、損害賠償責任、準拠法または裁判管轄権に関する疑議もしくは主張に対し適用されます。
この「使用条件」と「ICA」もしくは IBM の「保証の内容と制限」の条項との間に相違があった場合は、かかる相違の範囲に限り、この「使用条件」が優先します。
Z125-5468-03 7/2004