補足説明:かならず最後までお読みください ========================================================================== (C) Copyright IBM Corp. 1998 ========================================================================== 【ソフト名】 IBM ThinkPad 535/535E システムROM アップデート・ユーティリティー V1.11 (システム・プログラム・サービス・ディスケット) 【登 録 名】 I4JT060.EXE 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社 【対応機種】 ThinkPad 535/535E 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている 人には営利を伴わない形態であれば自由です。 2)以下の禁止事項は守って下さい。 −他のネットワークへの転載。 −ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。          −雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。 【導入方法】作成したディスケットで起動し、メイン・メニューの 1.操作上の注意を お読みください。 ***************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ***************************** ========================================================================== 【ディスケット作成方法】 −はじめに−  この補足説明をよくお読みになった上で、「I4JT060.EXE」をハードディスクの適 当なディレクトリにダウンロードしてください。  フォーマット済みの「2HD 1.44MB」のディスケットを1枚用意してください。  ダウンロードファイル名を『I4JT060.EXE』として下さい。 1.用意したディスケットを「Aドライブ」に挿入してください。 2.DOSプロンプトを開きます。  [例] Windows95/98/NT4 の場合   「スタート」ボタンをクリックし、「プログラム」->「MS-DOSプロンプト」 3.ダウンロードしたファイルのあるディレクトリへ移動します。   [例] 「E」ドライブのディレクトリ「DOWNLOAD」にある場合   以下のようにキーボードで入力します   C:\WINDOWS>E: [Enter]   E:\>cd \DOWNLOAD [Enter] 4.以下のようにキーボードで入力し、ファイルを解凍します。 E:\DOWNLOAD>I4JT060.EXE [Enter]   I4JT06.EXE   I4JT061.DAT   I4JT06.TXT のファイルが作成されます。 5.以下のようにキーボードで入力し、画面の指示に従いドライバーディスケット   を作成をしてください。 E:\DOWNLOAD>I4JT06.EXE A: [Enter] ========================================================================== 【ファイル紹介】 IBM ThinkPad 535/535E システム・プログラム・サービス・ディスケット バージョン 1.11 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− このディスケットについて このディスケット(フロッピー・ディスク)には、ThinkPad本体内 のシステム・プログラム(BIOS等)を更新するソフトウェアが入ってい ます。 システム・プログラムを更新することにより、問題の解決や機能の 追加、拡張ができます。 次のモデルが対象になります(日本での未発表製品も含みます)。 ThinkPad 535、535E システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、「問題修正 /更新の概要」の章を参照してください。 システム・プログラムの更新は、「システム・プログラムの更新のしかた」 の章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ディスケット・リリース情報 (日本での未発表製品/未リリース分も含みます。) ディスケット バージョン 内容 1.00 (第一版)問題修正サービス 1.01 Pentium 133MHzのサポート、 APMバージョン1.2のサポートと問題修正サービス 1.02 問題修正サービス 1.03 ThinkPad 535Eのサポートと 問題修正サービス 1.11 Windows 98のサポートと問題修正サービス −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問題解決/変更の概要 (日本での未発表製品/未リリース分も含みます。) (参考) [n.nn]は、ディスケットのバージョンを示します。   (例:1.00はバージョン1.00を示します。) (新)は、新機能または機能の拡張を示します。 以下の問題が、ディスケットの各々のバージョンで解決されました。 [1.00] − PCカードモデムを使用時に、モデムからの発信音などが聞こえないこ とがある。 [1.01] −(新)Pentium 133MHzのサポート。 −(新)APMバージョン1.2のサポート。 − キーボードのリピート速度(表示の間隔)の設定を変更しても、ハイバ ネーション状態から通常の操作状態に戻る時、その設定値が元に戻って しまう。 − 短時間に繰り返してサスペンド状態に入ると、通常の操作状態に戻れな いことがある。 [1.02] − ThinkPad 機能設定プログラムの「サスペンド/ハイバネー ション/レジューム・オプション」メニューで「バッテリー少量時に ハイバネーションに入る」を設定しても、正しく動作しないことがある。 (ThinkPad 535のみ対応) 注意:この修正によって、システムがバッテリー残量を検知する際、実際 よりも少なめに検知してしまい、バッテリー使用時間が短くなるこ とがあります。 [1.03] −(新)ThinkPad 535Eのサポート。 −「バッテリー少量時にハイバネーションに入る」機能を動作させてハイバ ネーション状態から通常の操作状態に戻る時、オーディオ機能が正しく 動作しない。 − ThinkPad 機能設定プログラムの「サスペンド/ハイバネー ション/レジューム・オプション」メニューで「バッテリー少量時に ハイバネーションに入る」を設定しても、正しく動作しないことがある。 (ThinkPad 535Eにも対応) 注意:この修正によって、システムがバッテリー残量を検知する際、実際 よりも少なめに検知してしまい、バッテリー使用時間が短くなるこ とがあります。 [1.11] −(新)Windows 98のサポート。 − バッテリーにより長時間使用している間に液晶ディスプレイの輝度を最小 にする、あるいは輝度調節を繰り返すうちに、次にシステムを再起動する まで液晶ディスプレイが暗くなったまま何も表示されなくなることがある。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− システム・プログラムの更新のしかた (注意) −システム・プログラムを更新するには、ACアダプター,及び充電済み のバッテリー・パックが必要です。 −ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同 じ、又はそれ以降のバージョンのシステム・プログラムが既にシステム に組み込まれている場合は、このディスケットからシステム・プログラ ムを更新する必要はありません。 導入プログラムは、現在システムに組み込まれているシステム・プログ ラムのレベルを自動的に調べて、お知らせします。 1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示してください。 2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けてください。 3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケ ット入れて、電源を入れてください。 4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 5.読み終えたら Esc キーを押し、メニューに戻ります。 6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステム プログラムの更新を完了してください。 警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを 、、、、、、、、、、、、、 抜いたりしないでください。 システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボード の交換が必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店 にThinkPadをお持ちいただくことになります。このサービスは有償 の場合もあります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 更新の作業が完了したら、次のことを行ってください。 7.ディスケット・ドライブからシステム・プログラム・サービス・ディス ケットが取り出されていることを確認し、電源を切ってください。 8.F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy−Setup の画面が表示されるまでF1キーを押し続けてください。 9.始動パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れてくだ さい。 10.「Config」、次に「Initialize」アイコンを選んで ください。 11.「OK」を選んでください。 最後に診断プログラムを実行して、ThinkPadに問題がないことを確 認してください。 12.電源を切って,F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま  Easy−Setup の画面が表示されるまでF1キーを押し続け てください。 13.「Test」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始して ください。 テスト画面が表示されます。 テストをパスした各項目には OK が表示されます。 14.全ての項目に OK が表示されたことを確認してください。 15.Escキーを押してテストを終了し、電源を切ってください。 これで全ての作業は完了です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− システム・プログラムの情報 各々のシステム・プログラム・サービス・ディスケットには、次のような システム・プログラムが入っています。 BIOS part number(パーツ・ナンバー)とそのDate (日付)は、次の方法で確認できます。  1.ThinkPadの電源をオフにします。  2.F1キーを押しながらThinkPadの電源をオンにし、    Easy−Setupメニューが表示されるまでF1キーを押し    続けます。  3.Easy−Setupのメニューに、    BIOS part numberとDateの表示があります。 BIOS ディスケット part BIOS (BIOS) バージョン number Date (バージョン)  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.00 91G1869 08/02/96 (I4ET26WW) 1.01 91G1870 08/30/96 (I4ET29WW) 1.02 11J9234 06/23/97 (I4ET31WW) 1.03 97H4579 11/26/97 (I4ET32WW) 1.11 97H4109 06/18/98 (I4ET34WW) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− サービス情報 今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシス テム・プログラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が 生まれます。  この領域は実際にはBIOSによって使用されないので、 EMM386.EXEのようなメモリー・マネジャーを使用することで UMB(アッパー・メモリー・ブロック)として使用することができます。 BIOS BIOS 使用されない part number Date BIOS領域 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 97H4109 06/18/98 E000−EFFF (64KB) (注意) −メモリー領域 C000−C7FF は、ビデオBIOS用にあらかじめ 予約されています。 −メモリー領域 F000−FFFF は、BIOS用にあらかじめ予約され ています。 −上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応したBIOS part numberのみ有効です。また将来のシステム・プログラムの 更新によって変わる可能性があり、保証するものではありません。 BIOS part number(パーツナンバー)とBIOS Date (日付)の確認は、「システム・プログラムの情報」の章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 *IBMおよびThinkPadは、IBM Corporationの 登録商標です。 *Windowsは、Microsoft Corporationの 登録商標です。 *Pentiumは、Intel Corporationの 登録商標です。 ==========================================================================  ドライバーの作成ダウンロードがどうしてもうまく行かない・または不安 があるお客様は、PC DOCKにてドライバーをお分けしております。(有償)  ドライバーの作成後、そのアップデートに自信がない方は、PC DOCKにて作業を お承ります。(有償) ========================================================================== ダウンロードファイル名を『I4JT060.EXE』として下さい。