−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェア名 BIOS 対象機種 ThinkPad T30 (日本での未発表製品も含みます) 対応OS Windows 98 及び 98 Second Edition(*1) Windows Me(*2) Windows NT 4.0 (サービス・パック3以降) Windows 2000 Windows XP *1: Microsoft Webサイトから「Windows 98 Second Edition Shutdown Supplement」をダウンロードし、導入してく ださい。 (マイクロソフト サポート技術情報 - 文書番号 JP239887) 詳細は「Windows 98 Second Edition環境で更新作業を する場合」の章を参照してください。 *2: Windows MeをサポートしているT30は以下のモデルだけです。 2366/2367で、M1x, M2x, M3x, M4x, M5x以外のx1x, x2x, x3x, x4x, x5x A6x, A7x バージョン 2.10 発行日 2006年6月26日 旧名称 IBM ThinkPad T30 BIOS アップデート・ユーティリティ (eフラッシュ版) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェアの役割 ThinkPad本体内のBIOS(システム・プログラム)を更新します。BIOSを更新す ることにより、問題の解決や機能の追加、拡張ができます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今回の変更内容 [重要な変更] ありません。 [新機能または機能の拡張] −IBM ワイヤレスLAN 802.11b/g Mini-PCI カードのサポート。 [問題の解決] ありません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョンの確認方法 1. コンピュータの電源を切ります。 2. コンピュータの電源を入れます。 3. 画面左下に To interrupt normal startup, press the blue Access IBM button が表示されたら、F1キーを押します。 「BIOS Setup Utility」の画面が表示されるまで待ちます。 パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れます。 4. 画面上の次の行に、バージョン情報が表示されています。 BIOS Version : BIOSのバージョン Embedded Controller Version : エンベッデッド・コントローラー・ プログラムのバージョン 5. コンピュータの電源を切り、終了します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注意事項 −今回提供されるBIOSは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバ ージョンが1.05またはそれ以降の場合、正常に動作します。 まだエンベッデッド・コントローラー・プログラムを更新されていない方は、 別パッケージ「エンベッデッド・コントローラー・プログラム バージョン 1.05(またはそれ以降)」を入手し、エンベッデッド・コントローラー・プロ グラムも同様に更新してください。 −BIOSとエンベッデッド・コントローラー・プログラムの両方を更新する場合 は、先にBIOSを更新してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− BIOSの更新方法 (注意) −現在問題なくシステムをお使い頂いている場合は、必ずしもBIOSを更新する 必要はありません。そのままお使いください。 BIOSを更新する必要があるかどうかの判断は、「バージョン情報」の章を参 照してください。 −RDM (Remote Deployment Manager) または同様の環境下でBIOSを更新する場 合、更新作業に先だってあらかじめ始動パスワードを削除しておきます。 −BIOSの更新作業には、ACアダプター、及び充電済みのバッテリー・パックが 必要です。 −ドッキング・ステーション、またはポート・リプリケーターがコンピュータ ーに接続されている場合、それらを取り外します。 警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、BIOSの更新中に 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたりしないでください。 BIOSの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が必要と なる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThinkPadをお持ち いただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 次の3通りの方法があります。 (A) ThinkPad ソフトウェア導入支援による自動更新 (B) 手動更新 (C) コマンド・ラインによる更新 (Unattended インストール) (A) ThinkPad ソフトウェア導入支援による自動更新 1. コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。 2. Windows 2000/XPを始動し、アドミニストレーター特権をもつユーザーID でログオンします。 3. Internet Explorerを起動します。 4. ツール バー上の「ThinkPad ソフトウェア導入支援」ボタンをクリック します。(*1) 5.「ようこそ」の画面で「新規・更新パッケージの導入」が選択されている ことを確認し、「次へ」をクリックします。 6.「更新パッケージの検出」画面で「インターネット上の最新情報を取得す る」にチェック・マークがついていることを確認し、「次へ」をクリッ クします。 検索を開始します。 7.「パッケージのダウンロード」画面が表示されたら「次へ」をクリックし ます。 8.「パッケージの選択」画面が表示されたら、 BIOS にチェック・マークが付いていることを確認します。(*2) 9.「次へ」をクリックします。 10.「パッケージの導入」画面でパッケージ名を確認し、「導入」をクリック します。 11. 完了しました。と表示されたら「OK」をクリックします。 12.「閉じる」をクリックします。 13. 画面の指示に従います。 ご使用の環境によっては、下記のメッセージが表示されることがあります。 その場合は、システムを再起動後、BIOSの更新作業を再度実行してください。 DeviceIoControl() returns 2 オペレーティングシステムを再起動して、 BIOSまたはエンベッデッド・コントローラーの アップデート・ユーティリティを再実行してください。 Windowsが自動的に終了し、BIOSアップデート・ユーティリティの画面が表 示されます。 14. メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 15. 読み終えたら、Escキーを押しメニューに戻ります。 16.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従って更新を行い ます。 更新の作業が終了すると、コンピューターが自動的に再起動します。 これで全ての作業が完了です。 ヒント *1: ツール バー上に「ThinkPad ソフトウェア導入支援」ボタンが表示されない 場合は、 (a) Internet Explorerのメニュー バー上で、「表示」「ツール バー」 「ユーザー設定」の順にクリックします。 (b)「ツール バーの変更」画面の「利用できるツール バー ボタン」のリス トの中から「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタンをクリックして選 択し、「追加」をクリックします。 (c)「現在のツール バー ボタン」に「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタ ンが登録されたことを確認したら、「閉じる」をクリックします。 もし、「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタンが見当たらない場合は、 −「ThinkPad ソフトウェア導入支援」自身を更新して (バージョン 2.10.03C2 およびそれ以降)、ツール バーに登録できるようにする。 −手動で「ThinkPad ソフトウェア導入支援」を起動する。 (例) 「スタート」「すべてのプログラム (または プログラム)」「Access IBM」「ThinkPad ソフトウェア導入支援」の順にクリックする。 のどちらかを実行してください。 *2: チェック・マークのついたその他のパッケージも同時に更新することができ ます。目的のパッケージだけを更新したい場合は、それ以外のパッケージに ついているチェック・マークをクリックしてチェック・マークの表示を消し ます。 各パッケージ名の左端の + マークをクリックすると、現在導入されている バージョンが表示されます。 (B) 手動更新 「手動更新の方法」の章を参照してください。 (C) コマンド・ラインによる更新 (Unattended インストール) 「コマンド・ラインによる更新(Unattended インストール)の方法」の章 を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 更新作業をスムーズに行うためのヒント BIOSを更新する際に、次のような問題が発生することがあります。 −更新作業中にSTOP ERROR(青画面を背景にしたストップ・エラー)が発生し、 作業が完了しないうちにコンピュータが勝手に再起動していまう、または STOP ERROR画面でハングする。 −「Debug ...」「eFlash Error」ウィンドウ等が表示され、そのまま更新作 業が中断する。 −メイン・メニュー画面で、画面の一部(右側)にゴミが表示されてしまう。 等。 そのような場合は、次のヒントを参照して更新作業を行ってみてください。 1. 使用しているWindowsに必要な最小メモリー(例:Windows XPでは256 MB) よりも、なるべく多くのメモリーをコンピュータに搭載する。 2. Windowsが始動してもすぐにBIOSの更新作業を行わない。 Windows スタートアップ、スケジュールで登録されたプログラムの始動・ 実行が完全に終了するまで待つ。(特にアンチ・ウィルス・プログラム等 は始動・実行の完了に時間がかかります。) 3. BIOSの更新作業の前に、なるべく他のプログラムを終了させる(クローズ する)。 4. BIOSの更新作業中にWindows上に表示される「ThinkPad BIOS アップデー ト − InstallShield Wizard」画面で、マウスで「次へ」をクリックす るかわりにキーボードの「Enter」キーを押して画面を先に進める場合は、 適当に間隔を空けてキーを押す(素早くキーを押して行かない)。 この理由は、「InstallShield Wizard」画面の表示中はアップデート・ ユーティリティのプログラムの一部がバックグラウンドで実行されてお り、そのプログラムが終了しないうちに Enter キーを次々と押して画面 を先に進めていくと、その処理が正常に終了しない場合があるからです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− BIOSを初期設定に戻す方法 「バージョン情報」の章の「問題解決/変更の概要」に書かれていない障害が 発生した場合、BIOSの設定を初期設定(デフォルト)に戻してみるのも一つの 方法です。 BIOSを初期設定に戻す方法は以下の通りです。 1. コンピュータの電源を切ります。 2. コンピュータの電源を入れます。 3. 画面左下に To interrupt normal startup, press the blue Access IBM button が表示されたら、F1キーを押します。 「BIOS Setup Utility」の画面が表示されるまで待ちます。 パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れます。 4. F9キーを押します。(Setup Defaults) 5.「Yes」を選び、初期設定に戻します。 6. F10キーを押します。(Save and Exit) 7.「Yes」を選び、保存・終了を行います。 システムの再設定が完了し、システムは自動的に再起動します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン情報 (日本での未発表製品/未発表バージョンも含みます) 現在までに次のBIOSが提供されています。 ユーティリティーのバージョン BIOSのバージョン BIOSの日付 ---------------------------- ---------------- --------- 2.10 2.10 (1IET71WW) 2006-06-16 2.09 2.09 (1IET70WW) 2005-08-08 2.08 2.08 (1IET69WW) 2004-06-11 2.06 2.06 (1IET67WW) 2003-07-17 2.05 2.05 (1IET66WW) 2003-06-12 2.04 2.04 (1IET65WW) 2003-05-01 2.03 2.03b (1IET64WW) 2003-03-13 2.02 2.02b (1IET61WW) 2002-12-12 2.01 2.01 (1IET58WW) 2002-08-06 2.00 2.00g (1IET57WW) 2002-07-03 1.01 1.01b (1IET29WW) 2002-05-31 1.00 1.00c (1IET26WW) 2002-04-12 問題解決/変更の概要 (参考) [n.nn]の数字は、バージョンを示します。 [新]は新機能または機能の拡張を示します。 以下の問題が、BIOSアップデート・ユーティリティー (eFlash版)の各々の バージョンで修正されました。 [2.10 - 1IET70WW] (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.05(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新) IBM ワイヤレスLAN 802.11b/g Mini-PCI カードのサポート。 [2.09 - 1IET69WW] (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.05(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新) Pentium4 Mobile CPUのマイクロコードをバージョンアップ。 [2.08 - 1IET69WW] (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.05(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新) Pentium4 Mobile CPUのマイクロコードをバージョンアップ。 −(新) バッテリ制御の機能拡張 −(修) (Windows XP, Windows 2000) 電源オプションで「ポータブル コンピュータ を閉じたとき」に「何もしない」に設定にしても、液晶ディスプレイを開け た時コンピュータがスタンバイ・モードから勝手に復帰してしまうことがあ る。 [2.06 - 1IET67WW] (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.03(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 − 温度制御の改善。 [2.05 - 1IET66WW] (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.03(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 − (Windows XP)マルチファンクションCardBusカード(コンボカードなど)を使用中、 スタンバイ機能を使うと、リジューム時にカードが動かなくなることがある。 − BIOS Setup Utility内で、Initialize(F9キーを2回行うと、ネットワーク からのブート時のブートデバイスの順番が初期値とは異なってしまう。 − (Windows XP, Windows 2000) ハイバネーション・モードに入るためFn+F12 キーを押してその後すぐに液晶ディスプレイを閉じると、液晶ディスプレイ を開いてもまれに画面に何も写らないことがある。 [2.04 - 1IET65WW] (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.03(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 − [新]モバイルインテルPentium 4プロセッサー-M D1 stepのサポート − Windows XP, Windows 2000を使用中、パスワードが設定されたハードディスク をウルトラベイ・プラスに挿入した後、Windowsを再起動すると、POST中でパスワードを 聞いてくることがある。 注: ハードディスクがパスワードで保護されている場合は、ThinkPadがスタンバイ 状態から復帰したときに、画面の左上にハードディスク・パスワード・アイコン が表示されます。 パスワードを入力すると、ハードディスク・ドライブにアク セスすることができます。 [2.03 - 1IET64WW] (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.03(1IHT16WW)かそれ以降の場合、正常に動作します。 − [新]SMBIOSを使用するプログラムに対する互換性の拡張。 − [新]ネットワークオプションROMを使用しないことにより、使用可能なDOSメモリ を増やすBIOS Setup項目の追加。 − [新]2.2GHz以上のCPUを持ったシステム上での温度制御の拡張 − Windows98上でUSB memory keyを使用中にハイバーネーション機能を使うと、 リジューム時にエラーメッセージが出ることがある。 − セキュリティー機能の強化。 [2.02 - 1IET61WW] − [新]2.4GHz CPUのサポート − TCPAのEvent log機能に不具合が見つかった。 − EMM386環境下ではUSB FDDへのアクセススピードが遅くなる − タスク機能によるスリープ状態からの復帰という機能を使用した場合、 日付が狂うことがある。 − POST終了時にSysRqキーが押されているような状態になる。 − WindowsXP上でFn+F7によるディスプレイ切り替えを行った後サスペンドに 入れなくなる。 [2.01 - 1IET58WW] − [新]モバイルインテルPentium 4プロセッサー-M C1 stepのサポート − Windows98やWindowsNT4.0上でFn+F3でスクリーンオフを実行した後、タッチ パッドをさわるとタッチパッドが動かない。 − BIOS Updateを行うとBoot deviceの順番が初期値に戻ってしまう。 [2.00 - 1IET57WW] − [新]IBM Security Chipの完全なサポート − WindowsNT4.0上でパワーオンパスワードをセットしてサスペンド・ リジュームを行うと、USBマウスが動かなくなる。 − UltraDMAモードをサポートしたZIPドライブをつけてWindows98を立ち上げる と途中でハングする。 − Windows2000やWindowsXP上でシステムを放置しているとかすかなノイズが 聞こえる。 − Windows2000やWindowsXP上でシステムを放置した後、タッチパッドをさわる とタッチパッドが動かない [1.01 - 1IET29WW] − [新]RPL機能のサポート − [新]EEPROM over LAN機能のサポート − [新]ZIPドライブのUltraDMAモードをサポートした。 − Windows98上でバッテリー動作中にGraphic Device Power Managementを イネーブルのままハイバネーションに入ると、復帰後画面にゴミが出る。 − スーパーバイザーパスワードをセットしていると、CSS4.0が正しく機能 しない。 − USBハブ経由でのUSBブートができない。 − スーパーバイザーパスワードがセットされていて、BIOSアップデート ユーティリティをFDD内に挿入した状態でハイバネーションからの復帰を行う とシステムがハングする。 [1.00 - 1IET26WW] − [新]ThinkPad T30サポート −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 手動更新の方法 WindowsのInternet Explorerを使用する場合を例に説明しています。 警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、BIOSの更新中に 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたりしないでください。 BIOSの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が必要と なる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThinkPadをお持ち いただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (ファイルのダウンロード) 1. Internet Explorerで、インターネット上の目的のファイルをクリックし ます。 2.「ファイルのダウンロード」画面で、「保存」をクリックします。 3.「保存する場所」で「デスクトップ」を選択します。 または他の好きな場所を「保存する場所」で選択します。 4.「保存」をクリックし、画面に従いファイルを一時的に保存します。 (ファイルの解凍と更新) 5. アドミニストレーター特権をもつユーザーIDでログオンしていることを 確認します。 6. コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。 7. Windows のデスクトップ画面を表示します。 または、手順 3.で指定した保存場所をエクスプローラで開きます。 8. 手順 4.で一時的に保存したファイルをダブルクリックします。 9. 画面の指示に従います。 ご使用の環境によっては、下記のメッセージが表示されることがあります。 その場合は、システムを再起動後、BIOSの更新作業を再度実行してください。 DeviceIoControl() returns 2 オペレーティングシステムを再起動して、 BIOSまたはエンベッデッド・コントローラーの アップデート・ユーティリティを再実行してください。 Windowsが自動的に終了し、BIOSアップデート・ユーティリティの画面が表 示されます。 10. メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 11. 読み終えたら、Escキーを押しメニューに戻ります。 12.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従って更新を行い ます。 更新の作業が終了すると、コンピューターが自動的に再起動します。 これで全ての作業は完了です。 最後に、手順 4.で一時的に保存したファイルを削除しておきます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コマンド・ラインによる更新の方法 (Unattended インストール) この方法は、システム管理者が一度に大量のThinkPadのBIOSを更新する場合 のみ必要です。 このパッケージで提供されるファイル名(xxxxxxxx.exe)に、-s -a -s オプションを追加してコマンド・ラインで実行します。 (例) ドライブ名\ディレクトリ名\xxxxxxxx.exe -s -a -s 更新作業の注意事項は、「手動更新の方法」の章の(ファイルの解凍と更新) に準じます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 技術情報 (専門的な内容ですので、必要な方のみご利用ください) メモリー空間の情報: 使用されるBIOS領域 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− C0000-CFFFF (ビデオBIOS用にあらかじめ予約されています。) D0000-D3FFF (イーサネット用オプションROM) DC000-DFFFF (USB BIOSのため使用されます。) *1 E0000-FFFFF (システムBIOS用にあらかじめ予約されています。) (注意) *1 : USB BIOSがDisableの場合は使用されません。 上記で示された情報は、今回提供したBIOSのバージョンでのみ有効です。また 将来のBIOSの更新によって変わる可能性があり、保証するものではありません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * ThinkPad は、Lenovo の登録商標です。 * Microsoft, Windows および Windows NT は、Microsoft Corporation の 登録商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は、他社の登録商標、商標またはサービス マークです。