ファイル名 : sp_readme_jp.txt (最終更新日 2002 年 9 月 19 日) ******************************************************************** ** ** ** IBM Director Version 3.1.1 (Service Pack 1) ** ** ** ** Part number 09N6996 ** ** ** ** (C) Copyright IBM Corp. 1999, 2002 All Rights Reserved ** ** Licensed Materials - Property of IBM(R) ** ** ** ******************************************************************** 目次 ---- 1.0 概説 2.0 変更履歴 3.0 インストールとセットアップ手順 4.0 構成情報 5.0 アンアテンド (無人) インストール 6.0 サポート Web サイト 7.0 商標 8.0 特記事項 1.0 概説 _____________ IBM Director バージョン 3.1.1 (Service Pack 1) は IBM Director バージョン 3.1 の アップグレード・リリースです。IBM Director バージョン 3.1.1 には 新規または更新されたエージェント、新ハードウェアのサポート、および一部の新機能があります。 コンソール、サーバー、エージェント、および Director Extensions は、Service Pack の インストール時に変更されます。 このファイルの最新の更新バージョン (sp_readme_jp.txt) を Web でご確認ください。 1.1 制約 ________________ o ServeRAID(TM) マネージャーのコンソール・オンライン・ヘルプおよびイベント・テキストは、 Service Pack のインストール時に英語になります。 o Service Pack README (当該ファイル) はフランス語と中国語 (簡体字)では入手不可能です。 o 以前にインストール済みの Product Engineering (PE) eFix は Service Pack のインストール後、再インストールする 必要があります。 o (NetWare のみ) スタンドアロン・バージョンの ServeRAID マネージャー と IBM Director に統合された ServeRAID マネージャーは共存できません。 o 電源容量モニター (Fuel Gauge) タスクの実行時は、1 台から 7 台までの範囲で当機能が サポートされている管理対象をターゲットにする必要があります。 o ServeRAID システム・ヘルス状況は、警告 (黄色) 状態と正常状態の 2 つの状態のみ可能です。 RAID サブシステムのエラーはシステム・ヘルスをクリティカル (赤色) 状態に変更することは できません。 o いずれかのフィールドで DBCS 文字が使用されると、Asset ID データは保管されません。 この問題に対する回避手段としては、Red Hat Linux 7.2J システムにログオンした後に 次のコマンドを実行して、WBEM を再始動してください。 /etc/init.d/init.wbem stop /etc/init.d/init.wbem start o IBM OS/2 および Novell NetWare のエージェントでは、ソフトウェア・レジュベネーション を使用できません。手動によるレジュベネーションをスケジューリングする ことはできますが、その他のすべてのソフトウェア・レジュベネーション 機能 (予想およびサービス) はエラーとなります。 o IBM OS/2 および Novell NetWare では、システム稼動状況レポートを使用できません。 タスクを活動化することはできますが、レポート情報は提供されません。 o VMWare システムは、リソース・モニターのデータに対して 仮想リソース情報 (物理リソースの全ハードウェア能力と対照に) を提供します。 この仮想リソース情報はキャパシティー・マネージャーに渡されます。 仮想リソース情報は、ホスト VM 使用のためにシステム構成時に割り当てるリソース 量で決まります。 o Linux 上のエージェントがアンロックしない場合は、SunCIM を再始動する必要があります。 o Director エージェントは、システム日付の変更後のオープンに失敗します。 この障害は、Director エージェントが次回に始動する時点で発生します。 この問題に対する回避策は、ctrl キーを押したままリフレッシュを行って、jar ファイルを サーバーから強制的に再ロードすることです。 o Linux 版の ITDAgent-3.11 は、始動後 2 〜 3 分内にシャットダウンを開始すると、 正常にシャットダウンしません。 o 特定のバージョンの Linux を FTP リダイレクト・サーバーとして使用するソフトウェア配布が 機能しません。 o IBM Director エージェントは、システム・タイプ 8301、8308、8310、6290、6231、 および 6849 上のファン速度をモニターしなくなります。 o IBM Director エージェント V3.1 を Windows 2000 で稼動すると、WMIAdapter.exe に メモリー・リークが発生します。エージェントの Web ブラウザー・コンソールを開いた 状態にしておくとメモリー使用量が増加しますが、ブラウザー・コンソールを閉じて 数分後に解消されます。 o IIS を実行している IBM Director エージェントは、header2.htm ファイルを 表示できません。次のシステム、エクスポート、およびヘルプが本来存在する場所 (ブラウザー・ ウィンドウの上部右端) に、「The page cannot be displayed (ページを表示できません)」 というメッセージが出ます。 この問題は、cgi-bin/nls/en ディレクトリーをスクリプトのみ実行許可に変更すれば解決 できます。 o RXE-100 の追加後に、サーバー・サービスが非アクティブ状態のままになります。この 問題は、RXE-100 の接続後の最初の再始動時に発生します。 サーバーを手動で始動するか、または 2 回目の再始動を行うと、サーバーは アクティブになります。 o ThinkPad A31p 上で IBM Director エージェントと IBM Director コンソールを 両方インストールすると (順序はどちらが先でも)、正常に完了しない場合があります。 ThinkPad A31p 上では、IBM Director エージェントか IBM Director コンソールの いずれかをインストールして、両方をインストールしないでください。 o Windows オペレーティング・システムでギガビット・イーサネットを 使用時に、キャパシティー・マネージャー 3.1.1 エージェントをインストールした時は、 最初の再始動後に全てのネットワーク・アダプターがオンになっているかを調べるには モニター・アクティベーターを使用する必要があります。 o あるドメインに対する Windows 2000 クライアントの追加時、およびそのドメインに アカウントを作成時、ドメイン・アドミニストレーターと同じかそれ以上の アカウント権限とパスワード権限が必要になります。 Windows NT 4 でドメイン・コントローラーに接続してアカウントを作成することは、 サポートされません。 o ASF インターフェースがキーボード入力で完全にナビゲートされない場合があります。 エラー・メッセージが表示される場合は、必ずマウスで制御して操作を続行してください。 o IBM xSeries 345 では、管理サーバー用の新規 IP アドレスがエージェントから 届かない場合、ASF がエラーをレポートしません。 この状態が発生すると、管理サーバーの直前の IP アドレス値がリストアされて 表示されます。 o DHCP サポートは、ASF には使用できません。ASF NIC が DHCP に対して使用可能な 場合、その NIC IP アドレス、ゲートウェイ IP アドレス、およびサブネット・ マスク・フィールドを手入力で変更する必要があります。この変更は、DHCP サーバーが 新規の IP アドレスを割り当てるたびに行う必要があります。 o 二重ポート ASF 機能を持った NIC のあるシステム上で、1 つのポートのみが 使用され、使用するポートは選択できません。ASF 機能の存在を検出した 最初のポートを IBM Director が選択します。 このようなシステムの場合、ポートの物理的な場所の指定時に物理アドレス (MAC) を 使用する必要が生じます。 o IBM Director コンソールから Windows XP で稼動する ThinkPad T30 (システム・ タイプ 2366、2367) に、Remote Control によるアクセスができません。 o IBM Director エージェントは、MPA が以前に提供したインバンド・アラートの 一部 (すべてではない) を提供します。この理由は、CIM プロバイダーが この Service Pack に組み込まれていないからです。 o IBM IntelliStation M Pro (システム・タイプ 6849、6231、および 6229) は 、IBM Director エージェントのインストール後に間違った電圧アラートを表示します。 回避策は umshealth.dat を削除することです。これにより、システム・ヘルス・リスト からコア電圧インスタンスを除去します。 o チーミングされた NIC 構成内の 1 つの NIC のプラグを外された場合に、通知が ネットワーキング・カテゴリー下のハードウェア状況の中に表示されます。 このエラーに関するテキストはありませんが、このイベントを強調表示すると ウィンドウ底部に正しい詳細テキストがあります。 o ソフトウェア配布を使用して、IBM Director エージェント 3.1 Service Pack を IBM Director 管理サーバーにインストールすることはサポートされません。ただし、 この方法でインストールを行うと、ソフトウェア配布ログには、そのインストールが 正常に完了したかのように間違ってレポートされます。 o オペレーティング・システム、BIOS、およびプロセッサー・アーキテクチャーが IBM Director およびハイパースレッドと連係して機能する場合の制約により、 プロセッサー数が間違ってレポートされる結果となるか、または間違ったプロセッサー・ スピードで表現される場合があります。 o Director Extentions は、IBM Director コンソールと IBM Director エージェントの 両方がインストールされたシステムにインストールすることはできません。 Director Extentions は、IBM Director コンソールと IBM Director エージェントの 両方がインストールされたシステムでは機能しません。 ただし、IBM Director 管理サーバーはコンソールとエージェントの両方を 含みますが、この制限は当てはまりません。 o IBM xSeries 345 の電源をオフにしてからオンにし、そのシステム上で ASF が 使用可能になり構成されると、管理サーバーが以下のアラートを受け取ります。 イベント・タイプ イベント・テキスト 重大度 カテゴリー ASF.Hardware.Drivebay Device inserted Harmless Resolution IBM Director の他のイベント通知機能 (ハードウェア状況およびシステム・ヘルスなど) は、この問題により影響を受けません。 ISMP(内蔵システム管理プロセッサー)用のファームウェアをアップグレードすると、 この問題は解決します。ご使用のシステムに対するオンライン・サポート Web サイト を参照して、このアップデートをダウンロードしてください。 o IBM xSeries 345 上で ASF を使用可能にして構成する場合、ハードウェア障害アラート のレポートから次のレポートまでの間には、最低でも 30 〜 40 秒の待ち時間が必要です。 この 30 〜40 秒の間隔の間で複数のハードウェア・アラートが発生すると、 最初に発生したアラートだけが ASF アラートとして報告されます。 IBM Director (ハードウェア状況およびシステム・ヘルスなど) で他のイベントを レポートするチャネルはこの問題により影響を受けません。 o Windows 95、Windows 98、または Windows ME 上で Service Pack をインストール後に、 IBM Director エージェントの Web ブラウザー・インターフェースが使用できなくなる 場合があります。この問題を解決するには、%UMS_HOME%\Apache\modules ディレクトリーをチェックして、 ファイル MOD_LO~.SO が存在するか調べ、もしそのファイルが ある場合は mod_locale.so にリネームします。この問題が発生するのは、 Web ブラウザー・インターフェースによってシステムをアクセスして 5 分以内に Service Pack を適用した場合だけです。この問題を回避するには、Web ブラウザー を使用してから Service Pack を適用するまで 5 分間待つか、または キーを使用して HTTPD.EXE、APACHE.EXE、および JSERV.EXE タスクを 探して、上記のタスクの順番で終わらせてください。 o Windows NT 上で IBM Director をアンインストール時に、エラー・メッセージ 「セットアップ初期設定エラー」が表示されます。 この状況が発生するのは、アンインストール機能が、アンインストールされるもの として Director サーバーをレポートしている場合です。このメッセージに対して 「OK」をクリックすると、アンインストールは何の問題もなく続行しているように見えます。 しかし、再始動しても Director サポート・サービスがまだ実行し続けています。 Director サーバーは 1 サービスとして表示されますが、機能しておらず、 レジストリー・キーが残ります。 アンインストールを完了するには、最初のアンインストールが完了するまで待って、 %WINDIR%\twgxserv.exe を実行してください。これにより、残りのアンインストール が実行されます。 o Linux 版のアンインストール・スクリプトが、すべてのファイルを削除しない場合があります。 エラー・メッセージには、ディレクトリー (たとえば、/var/sadm) が空でなかっために そのディレクトリーを削除できなかったと記載されますが、rpm アンインストール後 セクション起動時にそのディレクトリーは実際には削除されています。 以下のファイルとディレクトリーが削除されていないものとして通知されます。 /opt/tivoliwg/classes/com /opt/tivoliwg/classes /opt/tivoliwg/bin /opt/tivoliwg /opt/tivoliwg/classes/com /opt/tivoliwg/classes /opt/tivoliwg/bin /opt/tivoliwg o ASF のアンインストールは、すべての関連ファイルを削除するとは限りません。 ibmasfsrv.exe が完全にシャットダウンしないために、ファイル ibmasfsrv.exe が ロックされていてアンインストール処理がそのファイルを削除できません。 ファイル ibmasfsrv.exe を再始動後に手入力で削除して構いません。 o システム・ヘルス機能は一部のシステムに関する情報をロードしない場合があります。 理由は、インストール後の最初の再始動に続いて、WinMgmt のために再始動が必要だからです。 この再始動を行わないと、WinMgmt イベント・サブシステムが正しく初期化されず、 その結果ヘルス情報がロードされません。 o Service Pack のインストール時に、WinMgmt エラーがアプリケーション・ログに 記録される場合があり、イベント・ビューアーに表示されます。 このようなエラーはインストールの結果であり、無視できます。 o IBM Director v3.1 Service Pack は、Windows XP でアンアテンド (無人) インストールを サポートしません。Windows XP 上での Service Pack インストール時に、 Kill ユーティリティーのエラー・メッセージが表示される場合があります。しかし、 そのメッセージは無視でき、インストールは完了するまで続行します。 1.2 機能強化 _________________ この Service Pack には、新規ハードウェアのサポートおよびレベル 3 サポートが提供した すべての APAR が入っています。IBM Director の次のリリースには、当 Service Pack の 更新内容が含まれると共に、すでに当 Service Pack がインストール済みのシステムに対する アップグレード手段を提供する予定です。 APAR と機能拡張の詳細は、「2.0 変更履歴」を参照してください。 1.3 前提条件 __________________ この Service Pack は IBM Director バージョン 3.1 システム専用です。 IBM Director エージェントにこの Service Pack をインストールする場合 、IBM Director コンソールと IBM Director 管理サーバーに対しても この Service Pack をインストールする必要があります。 1.4 追加されたプラットフォーム _________________________ Red Hat Linux(R) RPM、IBM OS/2(R)、および Novell NetWare 用のファイル が IBM Support Web サイトで入手可能です。詳細は、「6.0 サポート Web サイト」 を参照してください。 2.0 変更履歴 ___________________ 以下に、前リリース以後の APAR、Defect (またはその両方)、および 新規拡張機能を一覧表にしてあります。 2.1 Director 3.1 eFixes ________________________ Apar IC32954 (23166/22964) 4 GB より大きなファイルのファイル転送に失敗する Apar IC32799「追加」ボタンが日本語に正しく変換されない Apar IC32736 アップグレード後、イベント・フィルターの編集 / 作成時に Java 例外となる Defect 23840 リモート・コンソールからサーバー上のプリファレンス / データを更新できない Defect 23348 画面背景の壁紙が、Remote Control 時に Windows XP で使用不可にできない Apar IC34093 (22854) twgsysin.sys が、Windows NT 4.0 サーバーのマルチプロセッサー・ システムでハングする (日本) Defect 23785 high/RAS オプションで全システムの検出を行うとサーバーが終了する Defect 23755 3.1 コンソール接続後、2.2 コンソールが 2.2 サーバー接続時にハングする Defect 23991 SQL データベース・ファイルが間違ったディレクトリーに作成される場合がある Defect 24035 UPS 問題に対する SNMP リスナー修正 Defect 23153/16191 Director システム・テーブルが間違った日付を表示する Defect 24068 カスタマイズ・イベントのアクション・エラー・メッセージが翻訳されない (内部テーブル名が使用される) Defect 24008 上位レベルのコンソールからログオンするとリジェクトされる Defect 24123 IBM xSeries 440 マルチプロセッサーが、Windows NT パフォーマンス・モニター 上で間違った名前で呼ばれる Defect 24125 IBM xSeries 440 マルチプロセッサーのプロセッサー使用率が正しく表示されない Defect 24126 SMTP アクション・ハンドラーから送信される E メールにイベント詳細を追加 Defect 24181 SockV5 パスワードが正しく読み取られない Defect 24198 IBM xSeries 440 マルチプロセッサー全体が最後のプロセッサーのみをトラッキングする Defect 24214 IBM Director 実行時の IBM xSeries 440 バス・スキャン NMI Defect 24212/17634f_1 Cim ブラウザー: メソッドのヘルプがロックする Defect 24234 SOCKSV5 認証によってコンソール接続が失敗する Defect 24231 Director 3.1 にない SNMP メッセージ追加 Apar IC32932 (23500) Director 3.1 が PCI V.90 モデムと正しく通信できないため、 イベント・アクションの英数字のページ送信に失敗する Defect 24244/18503 ファイル転送: NW6 エージェント管理フォルダーを依然としてアクセス可能 Defect 24252/18814 SuSe 8.0 上で IBM xSeries 440 インベントリーがタイムアウト Defect 24260/18980 SuSe 8.0 の IBM xSeries 440 上のメモリーが間違っている Defect 24267/19120 Red Hat Linux 2.1 AS 上の ext3 に対する fstype を更新 Defect 24269/18803 インストール: Twgmonit.exe がインストール後にトラップにかかる Apar IC33594/Defect 24255 日本語ファイル転送がタイム・スタンプを変更する Defect 24271/19193 twgipc の停止時に Twgmonit.exe がトラップする Defect 24272/19197 インベントリー: インベントリー内でディスク情報が間違っている Apar IC33650/Defect 24263 ファイル変更アラートの GMT オフセットが間違っている Defect 24280/19276 インストール: 単一プロセッサー・システムで twgmonit.exe がトラップする Apar IY20426/Defect 24279 WINOS2 ウィンドウでの Remote Control 使用時にキー入力内容がなくなる Defect 24282/19339 インベントリー: プロセッサーが不明 Defect 24283 SMBIOS バージョン・チェックが失敗する。2.1 以上が必要 Defect 24286 Powerware/UPS 固有の SNMP マッピング・エントリーを追加 Defect 24287 Powerware/UPS SNMP マッピング・エントリーの OID を変更 Defect 24285 Netdrvr が極端に大きくなる Defect 24294/19533 間違ったプロセッサー・スピードがコンソールでインベントリーから レポートされる Defect 24296/19676 IBM モデル・タイプが一部の BIOS で通常の形式と異なる Defect 24297/19665 TWGHwColNetbios の Java 例外でインベントリーが失敗に終わる Defect 24245/19711 インベントリー: プロセッサー・ファミリーが「unknown」となる Defect 24301/19991 インベントリー: あるエージェントに対する Asset ID トラップ Defect 24299 イベント・ルールに追加の SNMP Defect 24303/19868 IBM xSeries 305: 多くのカテゴリーでインベントリーがデータを収集していない Defect 24306/19991f_1 インベントリー: JVM エラーの未処理が原因でインベントリー障害 Defect 24316/20946 twgipc.exe のトラップを解決 Defect 24322/21349 IBM xSeries 343 上で Intel 拡張機能をアンインストール後、SNMP 装置トラブル Defect 24327 権限のないユーザーがファイル転送しようとした時のコンソール・クラッシュを解決 Defect 24331 エージェントが保護されていると、リレー・ブロードキャストが転送されない Defect 24333 ThinkPad T30 エージェントでコンソールがクラッシュ 2.2 Director エージェント 3.1 eFix ______________________________ APAR IC32829 (IBM xSeries モデル 8668 および 8669 の場合に限定) IBM ASR (Automatic Server Restart) サービスのバージョン 4.03 を IBM Director 3.1 と一緒にインストールすると、割り込みできない処理が 数時間続いたあとで、そのシステムが突然再始動する場合がある APAR IC32839 (IBM xSeries モデル 8668 または 8669 の場合に限定) IBM Director 3.1 を上記のサーバーにインストールすると、数時間連続して 稼動後にハードウェア・センサーの一部が応答しなくなる APAR IC32846 (IBM xSeries モデル 8668 または 8669 の場合に限定) IBM ASR (Automatic Server Restart) サービスを IBM Director 3.1 の インストールより前にインストールすると、Windows イベント・ビューアー・ エラーがログ出力される APAR IC32847 (1 プロセッサー搭載の IBM xSeries モデル 8668 または 8669 の場合に限定) IBM Director は電圧センサー #6 がそのしきい値より低いことを示すエラー・ メッセージを通知する。このエラーは無視可能。 Apar IC32742 (IBM IntelliStation M Pro (6229) の場合に限定) IBM Director 3.1 がハードウェア環境センサーをサポートせず、導入済みの すべてのセンサーに対する状況を報告しない。 Apar IC32778 (IBM IntelliStation (6596) の場合に限定) IBM Director 3.1 はネイティブのハードウェア・センサー (たとえば、ファン 速度または温度) をサポートしない。 APAR IC32816 (Windows 95、Windows 98、Windows NT 4.0、Windows 2000、 および Windows XP で稼動する IBM POS モデル 4840 および 4835 の場合に限定) IBM Director 3.1 をインストールすると、そのシステムがシャットダウン時に ハングする。 Apar IC32738 (Windows 98 および Windows 2000 で稼動する IBM ThinkPad モデル T20、T21、 および T21 の場合に限定) Director 3.1 エージェントのインストール後、ディスケット・ドライブが アクセス不能となる。LM78 デバイスがディスケット・ドライブ妨害する。 IBM Director をアンインストールしても LM78 デバイス・ドライバーが削除 されない。 APAR IC32848 IBM Director 3.1 ServeRAID サーバー拡張機能は、Director サーバーによって システムが検出されなかった場合、アラートを発行しない。ServeRAID サーバー 拡張機能はアクティブな Director エージェントを必要とする。 スタンドアロン・モードでリソースを確保するために、エージェントは、 Director サーバーがエージェントを検出するまでは完全に活動化しない。 Director エージェントをスタンドアロン構成で使用した場合、ServeRAID サーバー 拡張機能は開始せず、アラートも発しない。 APAR IC32852 IBM Director 3.1 ServeRAID サーバー拡張機能を、Windows NT、Windows 2000、   又は Windows XP 上でフランス語、スペイン語、またはドイツ語で実行している 場合、この拡張機能はエラー・ログ・エントリーを Windows イベント・ビュー アーで正しく読めるように作成しない。 Defect 16968 Asset ID の GUI (グラフィカル・ユーザー・インターフェース) が、リース、 資産 および 保証の日付を表示しない。 Apar IC32926 Web インターフェースの AssetID 構成タスク上から入力された情報は AssetID EEPROM に 保存されない。 Apar IC33061 ヘルスと RAID オブジェクトに関する SNMP トラップの変数のバインディングが UniCenter では誤って表示される。 Apar IC32829 IBM ASR (Automatic Server Restart) サービスのインストール時に、数時間の操作後に システムが突然リブートする。 Apar IC32736 IBM Director v2.2 または 2.2.1 からアップグレードすると、 イベント・アクション計画ビルダーが失敗する。 Apar IC33203 日本語バージョンで、IBM Director v3.1 が不完全な CIM イベントを生成する。 Apar IC33617 TWGCLI SWDictionary 書き込み機能で、-n オプション指定で使用すると Java 例外処理が発生する。 Apar IC33122 IBM Director V3.1 の Mass Config DNS クライアントは、参加した ドメインを失う。 Apar IC33452 間違って構成されたサブネット・マスクをもつ SNMP デバイスのディスカバリー時に Director サーバー V3.1 がクラッシュする。 Apar IC33507 IBM Director コンソールが間違った時刻をレポートする。これらの 事例には、特別なタイム・ゾーンの考慮と夏時間調整が含まれる。 アリゾナでの BST および MST への GMT 変換が一部の例となる。 Apar IC33659 フォールト・トレラントの IP Address がインベントリーにない。 Apar IC33978 Director コンソールのディスカバリー・プリファレンスのもとでは、 IP リレー・エントリー数は 128 までに制約される。 Apar IC34166 サーバー・プリファレンスの Director サーバーで「ディスカバリーで収集」が 選択されていると、インベントリーがリフレッシュされない。 Apar IC34194 Director は、保護されたクライアントが IP リレー・エージェントとして 活動することを許可しない。これは、Director サーバーがアクセス許可を 持っていても許可しない。 Apar IC32933 NF7100 は、同一アセンブリー内で発生した追加のファン障害をレポートしない。 Apar IC33720 LM78 が IBM NetVista (6274) のプロセッサー・ファンと干渉する。 Apar IC33044 インストール済みのファンよりも多くのファンをサポートするプレーナーの付いた システムで間違ったファン障害が発生。 Apar IC33045 システム・ヘルスのもとで電圧仕様範囲外のエラー。 Apar IC33116 IBM Director 3.1 WMIADAPTER.EXE が原因でメモリー・リーク。 Apar IC33634 一部の Windows NT または Windows 2000 システムで、アダプターの リンクダウン・アラートおよびアダプターのリンクアップ・アラートを 正しくレポートしない。このことは、Intel Proset ソフトウェアを 使用するフォルト・トレラント NIC 構成付きシステムで発生する。 Apar IC33043 数字から始まるユーザー名を使用すると、システム・ヘルスでブランク表示される。 Apar IC32934 電源が復元しても、電源エラーがヘルス機能内でクリアされない。 Apar IC33063 IBM Director エージェントの内 SNMP だけが SNMP トラップをクリティカル・ イベントとして送るが、これは仕様である。警告イベント、 通常イベント、情報イベントは SNMP トラップを生成しない。 Apar IC33789 IBM Director 3.1 が、ファン・センサー・エラーを断続的にレポートする。 Apar IC32895 xSeries 360 からファン障害アラートを受け取らない。 Apar IC32941 ローカルのアドミニストレーター権限を持ったドメイン・ユーザー が IBM Director 3.1 をインストールできるが、アンインストールができない。 Apar IC32885 リモート管理アダプターが取り付けてあると、システム・ヘルスはハード・ ディスク情報は表示できるが、ヘルス・イベントは失敗する。 Apar IC33935 IBM Director エージェントが原因で、SNMP が膨大なメモリーを使用する ことになり、そのエージェントがドメインのメンバー である場合に WINMGMT がプロセッサー使用量を増大する結果となる。 Apar IC32931 IBM Director 3.1 のインストール後に、以下の netfinity.system.rps の エラー・メッセージが IBM Director サーバーにレポートされる。 - 電源の冗長性が復元されました - 最大電流を超過しました - 冗長性が失われました Apar IC33236 同一システム内に 3.1 の管理コンソールと Director エージェントをインストール すると予期できない動きをする。Director エージェントのインストール後に コンソール機能のインストールが完了すると、リブート時に 「 c:\progra~1\ums\director\ums\utils のもとで regsvr32.exe が見つかりません」 というエラー・メッセージが出る。 2.3 Director Extensions 3.1 eFix ___________________________________________ o システム稼動状況レポート 3.1.1 - Defect 17873 SuSE 7.3 のサポート   (SuSE は2002年9月19日現在日本ではサポートされていません) 2.4 拡張機能 _________________ 以下の拡張機能が当該 Service Pack に入っています。 o 新規ハードウェア機能に対するサポート o Alert Standard Format (ASF) ベンダー提供の ASF を装備したネットワーク・インターフェース・カード (NIC) をサポートする 新規サーバーがあります。これらのサーバーでは、すべての電源状態 (オン、 オフ、スリープ)で監視する基本的な環境に対して SNMP 方式のアラートを送信可能です。 SNMP リスナーは IBM Director で PET (Platform Event Trap) を 処理するように更新されました。ハードウェア・マニュアルを参照して、ASF ハードウェアが 搭載されているか、およびご使用のサーバーで使用可能かどうかをチェックしてください。 ASF ハードウェアは、IBM Director コンソールまたは IBM Director エージェント・ ブラウザーから構成できます。ASF ハードウェアの構成方法は、オンライン・ヘルプを 参照してください。 ASF は、IBM xSeries ハードウェアおよび Microsoft Windows NT と Windows 2000 オペレーティング・システムでのみ使用可能です。 注: システム管理ハードウェア (リモート管理アダプターなど) をアップグレード する場合、アップグレード前に手動で ASF 機能を使用不可にする必要があります。 o ServeRAID マネージャー 以下の IBM xSeries に関係するハードウェアのサポートが追加されました。 - RAID 機能付きオンボード SCSI コントローラー (LSI 1020 および LSI 1030)。これ以降 の記述ではオンボード RAID コントローラーと呼びます。 - IBM ServeRAID-5i Ultra160 SCSI コントローラー - テープ装置 IBM Director インベントリー収集プロセスは、これらの新しいハードウェアをサポートします。 インベントリー・データは従来の ServeRAID だけではなく、オンボード RAID コントローラー用の データも扱います。この変更により下記のテーブル名が変更されました。 古いテーブル名 新しいテーブル名 -------------- ---------------- ServeRAID ディスク・ドライブ RAID ディスク・ドライブ ServeRAID 格納装置 RAID 格納装置 ServeRAID 論理ドライブ RAID 論理ドライブ ServeRAID コントローラー RAID コントローラー ServeRAID マネージャー・プログラムには、以下のサポートも追加されました。 - 新しいドライブに対するスキャン - NetWare インストール - 特別なケース o ホット・スペア・メモリー報告 新規のハードウェアがホット・スペア・メモリーを使うように構成されている場合、 IBM Director エージェントの Common Information Mode (CIM) はメモリーをスペアとして 報告します。 IBM Director サーバーのインベントリー・システムはスペア・メモリーを表示しますが、 そのメモリーがスペアとして確保されていることを表しません。 Director の Point-to-Point メモリー GUI はスペア・メモリーをスペアとして注釈を付け ます。 3.0 インストールおよびセットアップ手順 ________________________________________ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 重要: この Service Pack をインストールするにはアドミニストレーター権限 が必要です。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 注: Windows NT Terminal Server Edition または Windows 2000 with Terminal Services などの複数ユーザー環境では、当 Service Pack のインストール前にシステムを インストール・モードにしておく必要があります。これを行うには、コマンド・ライン から以下のコマンドを実行します。 change user /install この Service Pack は、以下の Director コンポーネントの各レベルに適用されます。 o Director 3.1 o Director エージェント 3.1 o Director Extensions 3.1 この Service Pack は以下のオペレーティング・システムで使用できます。 o Microsoft(R) Windows(R) XP Professional o Microsoft Windows Millennium Edition(R) (Me) o Microsoft Windows 2000 Professional o Microsoft Windows 2000 Server および Advanced Server o Microsoft Windows 2000 DataCenter (Service Pack 2 含む) o Microsoft Windows NT(R) 4.0 Server、Workstation、および Enterprise Edition o Microsoft Windows NT Terminal Server o Microsoft Windows 98 (Second Edition を含む) o Red Hat Linux(R) 6、7.1、7.2、7.3、および 2.1 Advanced Server o Caldera OpenUnix 8.0 o TurboLinux 6.1, 6.5 o SCO UnixWare 7.1.1 o IBM OS/2(R) Warp Server for eBusiness with Convenience Packages 1 and 2 o Novell NetWare 5.0 (Service Pack 1 or later), 5.1, 6.0 この Service Pack をすべてインストールするには 35MB のハード・ディスクが 必要となります。 3.1 基本のインストール _________________________ Service Pack をインストールする前に、IBM Director 3.1 をインストールしておく 必要があります。Microsoft Windows へのインストール手順に関する補足情報は、 次の \README ディレクトリーにあります。 Installing_the_ServicePack_xx.htm ここで、xx は README ファイルの言語を示します。 Service Pack は、以下のメディアで入手可能です。 o Web からダウンロード 以下のファイルを Web サイトからダウンロードできます。 - Linux インストール・スクリプト - Linux アンインストール・スクリプト - Linux ASM RPM - Linux フレームワーク・エージェント RPM - Linux RAID RPM - Linux SysAvail RPM - OS/2 修正 ZIP - UNIX RAID パッケージ - SMS ソフトウェア配布パッケージ BFP - Linux ソフトウェア配布パッケージ BFP - Win ソフトウェア配布パッケージ BFP - Plus モジュール TAR - Director 3.11 PFTW (Web 用パッケージ) - Director 3.11 CD ISO イメージ URL 情報については「6.0 サポート WEB サイト」を参照してください。 Web サイトにあるファイルすべてが基本のインストール用であるとは限りません。 Director 3.11 CD ISO イメージが Service Pack インストールで使用するための CD 作成用に ダウンロード可能です。 次のファイル (SMS ソフトウェア配布パッケージ BFP、Linux ソフトウェア配布 パッケージ BFP、および Win ソフトウェア配布パッケージ BFP) は、IBM Director の 配布機能を使用しいる Service Pack を配布するためのファイルです。 o IBM Director 3.1 Service Pack の CD (IBM xSeries サーバーに付属しています)。 インストール・ファイルの入った以下のディレクトリーが使用可能です。 - ファイル・パッケージ - Linux - OS/2 - SCO - UM Services Plus for Tivoli - win32 3.1.1 Microsoft Windows インストール環境 ________________________________________ 注 : アンアテンド (無人) インストールがサポートされます。詳細は、「5.0 アンアテンド (無人) インストール」 を参照してください。 この Service Pack には DA311SP.EXE. ファイルが入っています。 このファイルを使用して、Microsoft Systems Management Server (SMS) のクライアントへ Service Pack を配布できます。 この配布ファイルは、\SERVICEPACK\DIRECTOR\FILE_PACKAGES\SMS ディレクトリーにあります。 3.1.1.1 Web を使用した Service Pack のインストール _______________________________________________ Web を使用して Director 3.11 PFTW (Web 用パッケージ) Service Pack を インストールするには、以下の手順で行います。 1. エクスプローラーを使用して、ダウンロード・ファイル DirectorAgent311.EXE が入った ディレクトリーを表示します。 2. DirectorAgent311.EXE ファイルをダブルクリックします。 Web ファイル用のパッケージは、インストールに必要となるファイルを解凍して、 インストールを開始します。 3. プロンプトが表示されたら応答します。 4. すぐにシステムを再始動するか、後で再始動するかのいずれかをクリックしてから、「Finish」 をクリックします。 3.1.1.2 CD Service Pack を使用したインストール ________________________________________ CD を使用して Service Pack をインストールするには、以下の手順で行います。 1. Windows Explorer を使用して、CD を表示します。 2. CD ルート・ディレクトリーから \SERVICEPACK ディレクトリーに変えます。 3. IBMSETUP.EXE ファイルをダブルクリックします。 このファイルは必要なファイルを自己解凍して、Service Pack のインストールを開始します。 プロンプトに従って、インストールを完了します。インストールが完了したら、 「Finish」をクリックしてシステムを再始動します。 3.1.2 Linux のインストール _________________________ 3.1.2.1 Web を使用した Service Pack のインストール _______________________________________________ Linux オペレーティング・システムで Service Pack のすべての部分をインストールするには、 以下の手順で行います。 1. 次にファイルを Web サイトからダウンロードします。 - Linux インストール・スクリプト (dir311install.sh) - Linux ASM RPM (asmlxag-3.1.1-0.i386.rpm) - Linux フレームワーク・エージェント RPM (ITDAgent-3.11-1.i386.rpm) - Linux RAID RPM (raidlxag.rpm) - Linux SysAvail RPM (SysAvailAgent-3.11-1.i386.rpm) 2. ダウンロードされたファイルが格納されるディレクトリーに CD (Change Directory) します。 インストールされる Service Pack のすべての部分が必要とは限らない場合、 Linux インストール・スクリプト (dir311install.sh) を編集して、不要ツール rpm の コマンド行の最初の文字に「#」を追加して、xSeries 拡張ツール rpm の不要部分は どこもコメントにします。 3. 「sh ./dir311install.sh」と入力して Enter を押します。 このインストールにより Director エージェントが停止し、インストールが完了しても エージェントは再始動しません。手動でエージェントを再始動するか、または システムを再始動してエージェントを自動的に開始します。 3.1.2.2 CD Service Pack のインストール ______________________________________ Linux オペレーティング・システム上で Service Pack をインストールするには 以下の手順で行います。 1. CD を CD-ROM ドライブに挿入します。 2. 以下のように入力して CD をマウントします。 mount -t iso9660 -o map=off /dev/cdrom /mnt/cdrom Enter を押してから、以下を入力します。 cd /mnt/cdrom/ServicePack/Director/Linux ここで、mnt はステップ 2 で作成したデバイス・ファイルのマウント・ポイントです。 4. Enter を押してから、以下を入力します。 ./dir311install 5. Enter を押します。 このインストールにより Director エージェントが停止し、インストールが完了しても エージェントは再始動しません。手動でエージェントを再始動するか、または システムを再始動してエージェントを自動的に開始します。 3.1.3 Caldera UnixWare のインストール _____________________________________ 3.1.3.1 Web を使用した Service Pack のインストール __________________________________________________ UnixWare 上で Service Pack をインストールするには、以下の手順で行います。 1. UNIX RAID パッケージ (raiduwag.pkg) を Web サイトからダウンロードします。 2. ダウンロードされたファイルが格納されるディレクトリーに CD (Change Directory) します。 3. 次に「pkgadd -d raiduwag.pkg」と入力して、 Enter を押します。 3.1.3.2 CD Service Pack のインストール ______________________________________ UnixWare オペレーティング・システム上で Service Pack をインストールするには、 以下の手順で行います。 1. CD を CD-ROM ドライブに挿入します。 2. 以下のように入力して CD をマウントします。 mount -r -F cdfs /dev/cdrom/cdromdevicefile /mnt ここで、cdromdevicefile は、CD-ROM ブロック・デバイス用の特定デバイスです。 /dev/cdrom ディレクトリーを探して、どの cdromdevicefile がご使用のサーバー上に あるかを判別します。たとえば、c0b0t010。 Enter を押してから、以下を入力します。 pkgadd -d /mnt/ServicePack/director/unix/RAIDUwAg.pkg ここで、mnt は作成したデバイス・ファイルのマウント・ポイントです。 4. Enter を押します。 3.1.4 Novell NetWare および IBM OS/2 インストール _________________________________________________ ServeRAID Director エージェントを停止してから、IBM Director 3.1 Service Pack 1 を Novell NetWare 上にインストールする必要があります。以下のステップで ServeRAID Director エージェントを停止します。 サーバー・コンソールから以下を入力して、実行中の Java プロセスの一覧を表示します。 java -show 2. com.ibm.sysmgt.raidmgr.DP プロセスとそのプロセスに対応したプロセス ID を Java プロセス の一覧から見つけます。 3. サーバー・コンソールに以下を入力して、ServeRAID エージェントを停止します。 java -kill ここで は上記ステップ 2 で見つけたプロセス ID です。 3.1.4.1 Web を使用した Service Pack インストール ________________________________________________ Novel NetWare または IBM OS/2 上で Service Pack をインストールするには、以下の手順で行います。 1. Web サイト から OS/2 修正 ZIP (os2_dir311.zip) をダウンロードします。 2. ダウンロードされたファイルが格納されるディレクトリーに CD (Change Directory) します。 3. 次に「pkgadd -d raiduwag.pkg」と入力して、 Enter を押します。 3.1.4.2 CD Service Pack のインストール ___________________________________ 以下の情報を使用して、IBM OS/2 または Novell NetWare 上で Service Pack をインストールします。 NetWare および OS/2 上で稼動する IBM Director エージェント用の問題修正情報が 自己解凍の ZIP ファイルを使用してインストールされます。ZIP ファイルは %UMS_HOME% ディレクトリーに解凍されます。 IBM Director Extensions の修正情報の場合、Windows NT または Windows 2000 が 稼動するシステムから、その Service Pack のインストール・プログラムを実行する 必要があります。他の Windows オペレーティング・システムではこのプログラムは動きません。 Service Pack の配布パッケージには、Server Extensions を更新するのに 必要なファイルは入っていません。ソフトウェア配布に Server Extensions を含めたい場合、 そのファイルを含むカスタム・パッケージの作成が必要となります。 以下のディレクトリーのファイルを含めてください。 /ServicePack/Director/win32 /ServicePack/umse OS/2 または NetWare オペレーティング・システムに Service Pack をインストールするには 以下の手順で行います。 1. ターゲットの OS/2 または NetWare システムにドライブをマッピングします。 2. ターゲット・システム上で以下のコマンドを入力して、IBM Director を停止して インストールができるようにします。 ターゲット・オペレーティング・システム タイプ ________________________________________________________ OS/2 twgipc shutdown ________________________________________________________ NetWare unload twgipc 3. ソースの Windows システム上で、コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力して、 Enter を押します。 d:\directory\os2netw\xsesetup.exe ここで、d および directory は、Service Pack が入っているドライブと ディレクトリーです。 os2netw ディレクトリーには、OS/2 と NetWare インストール用のファイルが入っています。 4. 「OK」をクリックしてから、「次へ」をクリックします。 5.「Select Platform」ウィンドウで、ターゲットのオペレーティング・システムをクリック します。 6. 宛先ディレクトリーを選択するか、または「次へ」をクリックしてデフォルトを受け入れます。 7. インストール完了時に以下のコマンドをターゲット・システムのコンソールで入力して、 Enter を押して IBM Director を再始動します。 twgipc 3.1.5 Tivoli Enterprise Framework 用の IBM Director エージェント・プラス・モジュール ____________________________________________________________________________________ 3.1.5.1 Web を使用した Service Pack のインストール __________________________________________________ Plus Module 上で Service Pack をインストールするには、以下の手順で行います。 1. Web サイトから Plus Module TAR (UM_Services.tar) をダウンロードします。 2. ダウンロードされたファイルが格納されるディレクトリーに CD (Change Directory) します。 3. tar ファイルを解凍します。 4. インストール手順を見るには README.1ST ファイルを探します。 3.1.5.2 CD Service Pack インストール ____________________________________ この Service Pack には、Tivoli Enterprise Framework 用の IBM Director エージェント Plus Module に対する更新が入っています。この更新のインストールに関する詳細は 以下のディレクトリーにある README.1ST ファイルを参照します。 3.2 アンインストール _____________________ IBM Director 3.1 Service Pack 1 はアンインストールをサポートしません。 IBM Director バージョン 3.1 のレベルに戻すには、IBM Director 3.1 (これには、 アンインストールをサポートする Service Pack が含まれる) をアンインストールして 、IBM Director 3.1 を再インストールする必要があります。 IBM Director サーバーのアンインストール時、「 該当する場合、Director 構成データおよびその関連 ODBC データ・ソースを削除しますか?」 というメッセージに対しては、必ず「いいえ」と応答してください。 この操作により、ご使用の現行インストール構成が保管されることになります。 4.0 構成情報 ______________________________ この Service Pack は、「3.0 インストールとセットアップ手順」に記載された構成の IBM Director バージョン 3.1 だけに使用されます。この Service Pack は 他のバージョンの製品と一緒に使用する目的で作成されておらず、間違って使用すると、深刻な 機能上の問題か、またはデータの脱落となる可能性があります。当該 README で記載された バージョンまたは構成以外では、この Service Pack はインストールしないでください。 5.0 アンアテンド (無人) インストール _____________________ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 重要: この Service Pack をインストールするためにはアドミニストレーター権限が 必要です。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 注: Windows NT Terminal Server Edition または Windows 2000 with Terminal Services などの 複数ユーザー Windows 環境の場合、システムをインストール・モードにしてから、 この Service Pack をインストールしてください。これを行うには、コマンド・ラインから 以下のコマンドを実行します。 change user /install CD 上にあるインストール・ファイルを使用して、無応答つまりアンアテンド (無人) インストールが サポート (setup -s を実行) されます。ただし、アンアテンド (無人) インストールをカスタマイズする ことはできません。 6.0 サポート WEB サイト ____________________________________________________ o IBM Director 3.1 および Service Pack 1 ダウンロード/資料 のホーム・ページ (http://www.pc.ibm.com/qtechinfo/MIGR-40738.html) ここでは、IBM Director 3.1 および Service Pack 1 のダウンロード、および IBM Director 3.1 資料にアクセスできます。 o IBM Universal Manageability Discussion Forum (http://www7.pc.ibm.com/~ums/) ここでは、他の IBM ユーザーと連絡を取れる IBM フォーラムです。このフォーラム では、IBM 技術者がユーザーからの連絡をいつも見ています。 o IBM オンライン・アシスタントおよび電子メール (http://www.pc.ibm.com/qtechinfo/MIGR-4Z7HJX.html) この Web サイトでは、技術的な問題に関する資料を簡単に見つけることができます。 システム管理ツールに関するその他のソリューションについては、 ページ上の指示に従ってください。適切なソリューションが見つからない場合、 または特定のソリューションが必要な場合には、電子質問を使用できます。 IBM オンライン・アシスタントのいずれかのページで、「None of the above」を選択すると、電子質問を提出できます。回答が戻る までには、24 〜 48 時間が必要です。 o IBM xSeries システム管理ページ (http://www.ibm.com/pc/ww/eserver/xseries/systems_management/index.html) この Web ページには、IBM システム管理および IBM Director の概要が紹介されています。 o IBM Universal Manageability ページ (http://www.ibm.com/pc/us/pc/um/index.html) この Web ページでは、拡張管理ツールの IBM ポートフォリオへのリンクを提供します。 このツールは、製品のライフ・サイクルを通じて低コストの維持と可用性の増加に 役立ちます。 o IBM サポート・ページ (http://www.ibm.com/pc/support/) この Web ページは、IBM のハードウェアおよびシステム管理ソフトウェア に関する IBM サポート Web サイトへの入口となっています。システム管理 ソフトウェアについては、「システム管理」をクリックしてください。 7.0 商標 _______________ 以下の用語は、IBM Corporation の商標です。 e-business ロゴ IBM IntelliStation OS/2 ServeRAID ThinkPad xSeries Microsoft、Windows、および Windows NT は Microsoft Corporation の米国およびその他の国における 商標です。 UNIX は、The Open Group がライセンスしている米国およびその他の国における登録商標です。 Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国 およびその他の国における商標または登録商標です。 Linux は Linus Torvalds の商標です。 他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。 IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの 状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の 瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものと します。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が 禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。 本書は定期的に見直され、必要な変更 (たとえば、技術的に不適切な表現や誤植など) は、 本書の次版に組み込まれます。IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品または プログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。 米国政府機関ユーザーの権利の制限 - IBM Corporation との間の GSA ADP Schedule Contract により、使用、複製、および開示が制限されます。 ============================================================================== 資料の終わり