IBM ServeRAID-7e (Adaptect HostRAID) Update version 1.15 IBM eServer xSeries 206, 226, 236, 306, 346 NOTE TO SERVICE - Reference RETAIN N/A (C) Copyright International Business Machines Corporation 1999, 2006. All rights reserved. US Government Users Restricted Rights - Use, duplication, or disclosure restricted by GSA ADP Schedule Contract with IBM Corp. 注意:この情報と製品をご使用される前に、この文書の「商標および特記事項」に記載されている お知らせをご覧下さい。 目次 ____ 1.0 概要 2.0 インストールおよびセットアップ手順 2.1 論理ドライブの作成 2.2 デバイス・ドライバーのインストール 2.3 ServeRAID マネージャーのインストール 2.4 HRCONF コマンドライン・プログラムのインストール 3.0 トラブルシューティング・ヒント集 3.1 一般 3.2 互換性の問題 4.0 Web サイトおよびサポート電話番号 5.0 商標および特記事項 6.0 Disclaimer 1.0 概要 _________ この README は、IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) コントローラー のインストールおよび構成に必要な情報を提供します。 インストールと構成には "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD が必要です。 この CD はお買い求めのサーバーに付属しておりますし、また IBM Support Web サイトから ISO イメージをダウンロードすることも出来ます。ISO イメージから CD を作成する方法に関しては、CD-ROM ライターに付属の マニュアルを参照してください。CD ライターがなく、この CD を紛失、 破損した場合、または CD が不良品である場合は IBM のヘルプ・セン ターに代わりの "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD をお求めください。 この版の "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD には デバイス・ドライバーやディスケット・イメージが含まれていません。 これらのファイルは、以下のアドレスの Web サイトで配布されています。 http://www-306.ibm.com/pc/support/site.wss/SERV-RAID.html 上記サイトの ServeRAID-7e の項目を参照してください。 この CD に入っているマニュアルのインストール手順に従ってください。しかし ながら、デバイス・ドライバーやディスケット・イメージは上記の Web サイト から入手して下さい。 2.0 インストールおよびセットアップ手順 _______________________________________ 2.1 論理ドライブの作成 _______________________ 注: o すでに HostRAID コントローラーに論理ドライブが構成されている 場合はこのステップを飛ばしてください。 o HostRAID コントローラーを使用するには、論理ドライブを作成する 必要があります。 1. "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD を CD-ROM ドライブに入れてサーバーをリブートして下さい。 2. ServeRAID マネージャーが開始され、エクスプレス/カスタムの選択画面 が表示されます。ServeRAID マネージャーに論理ドライブを自動的に 作成させるには、エクスプレスを選択して下さい。 自分で論理ドライブを作成するには、カスタムを選択して下さい。 2.2 デバイス・ドライバーのインストールまたは更新 _________________________________________________ 注: カーネル・アップデートのようにデバイス・ドライバーを含む パッケージを使って Linux を更新する場合はシステムを再起動 する前に必ず最新の Linux 版 HostRAID デバイス・ドライバー を再インストールしておいてください "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD の中にある HostRAID デバイス・ドライバーをインストールして下さい。また、 "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD の /BOOKS ディレクトリーにある「 Adaptec HostRAID デバイス・ドライバー インストール手順」(DEVDRV.PDF)を参照して下さい。 o Red Hat Enterprise Linux 2.1 Quarterly Update 2 のデバイス・ドライバー をインストールするには、次の手順に従ってください。 注意: この手順は、Red Hat Enterprise Linux 2.1 Quarterly Update 2 が 提供するデバイス・ドライバー・ディスクの既知の問題を回避します。 インストール CD のデフォルトのドライバー・イメージ・ファイルは 非常に大きいので、インストール中にシステム・ディスクのスペース の大半を使い切ってしまい、ベンダー製のドライバー・イメージを コピーするのに十分なスペースがなくなります。Red Hat は回避策と して、より小さいドライバー・ディスク・イメージ・ファイルを使用 しているブート・フロッピーからブートすることを勧めています。 1. Red Hat Enterprise Linux 2.1 QU2 (Quarterly Update 2) の CD1 の images ディレクトリーにある "boot.img" ファイルから ブート・ディスケットを作成します。これに "rh21 boot diskette" というラベルをつけます。 Linux システム上で ".img" ファイルからディスケットを作るには、 # dd if=./boot.img of=/dev/fd0 bs=18k と入力して実行します。 2. "rh21 boot diskette" のディスケットからシステムをブートします。 Linux の "boot" プロンプトが表示されたら、 #boot: linux dd を入力します。 注意: CD-ROM ドライブに CD が入っていないことを確かめて下さい。 3. ドライバー・ディスケットを求められたら、"rh21 boot diskette" ディスケットをフロッピー・ドライブから取り去り、HostRAID ドライバー・ディスケットを挿入します。また、Red Hat Enterprise Linux 2.1 QU2 CD1 を CD-ROM ドライブに入れます。そして インストールを続けて Red Hat Enterprise Linux AS 2.1 をハード・ ディスクにインストールする手順を完了します。 o UnitedLinux 1.0 Service Pack 3 に HostRAID SCSI ドライバーを インストールするには、インストール・メニューで "installation - fail safe" モード・オプションを選んでください。 2.3 ServeRAID マネージャーのインストール _________________________________________ ServeRAID マネージャーを "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD から、または IBM Support Web サイトからインストールしてください。 インストールの手順については、"IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD の /BOOKS ディレクトリーにある「Adaptec HostRAID ユーザーズ・リファレンス」 (HRAID.PDF) を参照してください。 o Red Hat Enterprise Linux AS 3 または WS 3 に ServeRAID マネージャー をインストールする前に、Red Hat インストール CD にある次の2つの パッケージをインストールして下さい。 compat-libstdc++-7.3-2.96.122.i386.rpm compat-libstdc++--devel-7.3-2.96.122.i386.rpm 注意: 上記のファイル名におけるバージョンの数字は実際と異なるかも しれませんので、Red Hat インストール CD でお調べください。 インストールの例として、次のようにして下さい。 rpm --install /mnt/compat-libstdc++-7.3-2.96.122.i386.rpm ここで、/mnt は CD-ROM ドライブのマウント・ポイントです。 o World Wide Web から ServeRAID マネージャーをインストールする には、次のようにしてください。 1. World Wide Web から Linux 版の ServeRAID マネージャー・ファイル を /tmp のような臨時のディレクトリーにダウンロードしてください。 2. 次のコマンドをタイプして下さい。 rpm --install /tmp/.rpm ここで /tmp はステップ 1 でダウンロードしたディレクトリーです。 は Web からダウンロードしたファイルの名前です。 3. Enter キーを押して下さい。 2.4 HRCONF コマンド・ライン・プログラムのインストール ______________________________________________________ HRCONF コマンド・ライン・プログラムを "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD からインストールしてください。 インストールの手順については、"IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD の /BOOKS ディレクトリーにある「Adaptec HostRAID ユーザーズ・リファレンス」 (HRAID.PDF) を参照してください。 3.0 トラブルシューティング・ヒント集 ____________________________________ 3.1 一般事項 _____________ o SuSE Linux 9.0、SuSE Linux Enterprise Server 8、または TurboLinux Enterprise Server 8 を USB キーボードまたはマウスが接続されている システムにインストールする場合は、インストール時のブート・プロンプト で次のパラメーターを入力して下さい。 noapic acpi=off o Red Hat Enterprise Linux AS 3 または WS 3 に ServeRAID Manager を インストールする場合、次のようなメッセージが出るかも知れません。 Failed dependencies: libstdc++--libc6.1-1.so.2 is needed by RaidMan -7.00-00 ServeRAID Manager のインストールを完了するには Red Hat インストール CD にある2つのパッケージをインストールする必要があります。詳細は セクション3.3を参照して下さい。 o Linux カーネルをビルドしなおす場合、"SCSI-generic support" を含めて ビルドして下さい。そうしないと ServeRAID マネージャー・プログラムは 正しく動作しないでしょう。 o CD-ROM ドライブに "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD を挿入してサーバーを始動させると、以下の警告メッセージが表示される 場合があります: You passed an undefined mode number. Press to see video modes available, to continue or wait 30 secs "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD で始動するには、 スペース・キーを押してください。以下のようなメッセージが表示され、 CD が開始します: Uncompressing Linux... Ok, booting the kernel. o CD-ROM ドライブに "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD を挿入してサーバーを始動した際に、"boot:" プロンプトが表示される 場合は、以下の一つが CD の開始を妨げている可能性があります: o Caps Lock または Scroll Lock がセットされている。 o Shift または Alt キーが押されている。 "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD による始動を 続けるには、ブート・プロンプトで を押して下さい。 o CD-ROM ドライブに "IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) Support" CD を挿入してサーバーを始動して ServeRAID マネージャーを終了したにも かかわらず CD を取り出すことが出来ない場合は、以下を実行してください。 1. サーバーの電源を切る。 2. サーバーの電源を入れる。 3. CD-ROM ドライブのイジェクト・ボタンを押す。 o プロテクト・モードで DOS アプリケーションを稼動する場合、 CONFIG.SYS に以下の行を追加しなくてはなりません: device=x:\himem.sys device=x:\emm386.exe NOEMS x は DOS がインストールされているドライブです。 o マルチ・プロセッサー・カーネルを使用している場合、Linux は、システム BIOS によって IRQ 9 を割り当てられたコントローラにアクセスする際、問題が起こり ます。この問題を解決するには、システム BIOS に入って各コントローラに割り当 てられた IRQ を変更して下さい。 o ServeRAID マネージャー・プログラムを始動開始 CD (ブータブル CD) モードで 使用する場合は、Caps Lock キーは無効にされます。 3.2 互換性の問題 _________________ o ファームウェア・バージョンが B25E (73GB) の IBM-ESXS ST373307LC のように、いくつかの SCSI モデルはオンボードの SCSI 7901 に接続 された時にタイムアウトが起きます。 4.0 Web サイトおよびサポート電話番号 _____________________________________ o IBM Support Web サイトから IBM ServeRAID-7e (Adaptec HostRAID) の 新しい更新されたファイルをダウンロードすることができます: http://www.ibm.com/pc/support/ o サポートされるオペレーティング・システムの最新のリストは、以下の "IBM Server Proven - SCSI and RAID Controllers" Web サイト http://www.pc.ibm.com/us/compat/controllers/matrix.html をご覧下さい。 o IBM ハードウェア製品をお求めになると、広範囲にわたるサポートを 受けられます。IBM ハードウェア製品の保証期間中は、IBM Personal Computer HelpCenter (US では 1-800-772-2227) に電話して、IBM ハードウェア保証条項下のサービスを受けてください。 5.0 商標および特記事項 ______________________ 次の用語は、米国およびその他の国における IBM Corporation の商標です: Active PCI OS/2 Warp HelpCenter PC Server IBM Predictive Failure Analysis Netfinity ServeRAID Netfinity Manager ServerGuide OS/2 UNIX は、米国 および その他の国における登録商標であり、The Open Group により占有的にライセンス許諾されています。 Microsoft、Windows、Windows Server 2003、Windows XP、Windows 2000、 Windows NT は Microsoft Corporation の商標または登録商標です。 Java、Java 関連の商標およびロゴは、米国 および その他の国における Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です。 Adaptec と HostRAID は、Adaptec, Inc. の商標または登録商標です。 Linux は、Linus Torvalds の米国及びその他の国における商標です。 その他の 会社、製品 およびサービス名は、他社の商標 または サービス・ マークです。 6.0 Disclaimer _______________ THIS DOCUMENT IS PROVIDED "AS IS" WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND. IBM DISCLAIMS ALL WARRANTIES, WHETHER EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND MERCHANTABILITY WITH RESPECT TO THE INFORMATION IN THIS DOCUMENT. BY FURNISHING THIS DOCUMENT, IBM GRANTS NO LICENSES TO ANY PATENTS OR COPYRIGHTS. Note to U.S. Government Users -- Documentation related to restricted rights -- Use, duplication or disclosure is subject to restrictions set forth in GSA ADP Schedule Contract with IBM Corporation.