********************************************************************* * IBM ServeRAID Windws NT and Windows 2000 Update * * README.TXT * * Version 4.00 * ********************************************************************* 目次 ____ 1.0 概要 2.0 変更の履歴 2.1 ServeRAID ファミリー 3.61 から 4.00 へ 2.2 ServeRAID ファミリー 3.60 から 3.61 へ 2.3 ServeRAID ファミリー 3.50 から 3.60 へ 2.4 ServeRAID ファミリー 3.11 から 3.50 へ 3.0 インストールおよびセットアップ手順 3.1 BIOS およびファームウェアの更新 3.2 論理ドライブの作成 3.3 デバイス・ドライバ−の更新 3.3.1 Windows NT 4.0 3.3.2 Windows 2000 3.4 ServeRAID マネージャーの更新および開始 3.4.1 "IBM ServeRAID Support CD" を使用して更新 3.4.2 World Wide Web を使用して更新 3.4.3 ServeRAID マネージャーの開始 3.5 コマンドライン・プログラムの更新 3.6 クラスター・ソフトウェアの更新 4.0 トラブルシューティング・ヒント集 4.1 一般 4.2 ボリュームセット・ユーティリティーの問題 4.3 フェールオーバー 5.0 Web サイトおよびサポート電話番号 6.0 商標および特記事項 7.0 Disclaimer 1.0 概要 _________ この readme の各ステップに従って、ServeRAID コントローラ を最新のソフトウェアに確実に更新してください。 ServeRAID 4.00 コード・リリースは以下のレベルのファーム ウェアを含みます: o ServeRAID-4H Ultra160 SCSI アダプターに対してはレベル 4.00 のファームウェア o ServeRAID-3H Ultra 2 SCSI アダプターおよび ServeRAID 3L Ultra 2 SCSI アダプターに対してはレベル 3.61 のファ ームウェア o ServeRAID-II Ultra SCSI アダプターに対してはレベル 2.88 のファームウェア o IBM PC Server 330 および IBM Netfinity 5500 のシステム・ ボード上の ServeRAID コントローラに対してはレベル 2.88 のファームウェア o ServeRAID アダプターに対してはレベル 2.25 のファームウ ェア 論理ドライブを作成するには "IBM ServeRAID Support CD" が必要 です。この CD は ServeRAID コントローラに付属、または、IBM の Web サイトから ISO イメージでダウンロードできます。ISO イメー ジから CD を作成する方法に関しては、CD-ROM ライターに付属のマ ニュアルを参照してください。CD-ROM ライターがご利用になれなく、 この CD を紛失、破損した場合、または CD が不良品である場合は IBM のヘルプ・センターに代わりの "IBM ServeRAID Support CD" を お求めください。 2.0 変更の履歴 ______________ 2.1 ServeRAID ファミリー 3.61 から 4.00 へ ___________________________________________ o ServeRAID マネージャーは以下のような新しい特徴があります: - Windows 2000 上のコンソール、サーバーおよびエージェント として稼動する Netfinty Director の中で稼動します。 - NetWare 5.x および Unixware 7.1 上のエージェントとして 稼動する Netfinity Director の中で稼動します。 - Red Hat Linux 6.1 のサポート - SNMP トラップのサポート - サービスとしてエージェントが稼動します。 - Windows NT 4.0 上でホット・プラグ (アクティブ) PCI ホッ ト・リプレースのサポート - RAID 00, 10, 1E0, および50 のサポート o Windows 2000 のデバイス・ドライバーは 4GB 以上の論理ドラ イブ、クラスター、フェイルオーバーおよびホット・プラグ (アクティブ) PCI ホット・アド/リムーブをサポートします。 o ServeRAID-4H ファームウェア - 新しい RAID レベル 00, 10, 1E0 および 50 - Ultra160 物理ドライブのサポート - 4 チャネル・サポート - 無効ドライブの報告の機能強化 o ServeRAID-3H/3HB およびServeRAID-3L ファームウェア - 無効ドライブの報告の機能強化 - (3L のみ) 64KB ストライプ単位サイズのサポート 2.2 ServeRAID ファミリー 3.60 から 3.61 へ ___________________________________________ o (Windows NT のみ) FlashCopy 中のアダプター・ハングの解決。 これはファームウェアおよび IPSSEND コマンド・ライン・ユー ティリティーの更新が必要です。 o Retain Tip H1746 の解決 2.3 ServeRAID ファミリー 3.50 から 3.60 へ ___________________________________________ o ServeRAID マネージャーは以下のような新しい特徴があります: - Windows NT 上の Netfinity Director の中で稼動します。 - OS/2 および NetWare 5.0 のサポート - Microsoft Cluster Service (MSCS) を検証するオプションが 正しく設定されます - スタンバイ・ホットスペアのサポート - BIOS 互換モードの設定 - ドライブのライト・バック・キャッシュが可能 - 印刷可能な構成、コード・レベル、イベント・ログ、VPD - PCI ホット・プラグおよびフェールオーバーの機能強化 - 筐体モニター o The ServeRAID マネージャーは以下のプログラムを置き換えます。 - DOS 構成プログラム - OS/2 管理/モニター プログラム - Netware 管理/モニター プログラム - Windows NT 管理/モニター プログラム o IPSSEND BACKUP は BIOS 設定を保存します。 o ハイ・パフォーマンス Windows NT 4.0 (モノリシック) ドライバ ーが標準ミニポート・ドライバーと統合されました。RAID ドライ バーにアクセスする際、より高いパフォーマンス、およびより少な い CPU 利用が期待できます。 o Red Hat Linux 6.0 用の新しいデバイス・ドライバー o ServeRAID-3H/3HB および ServeRAID-3L ファームウェア - ServeRAID ファームウェアのパフォーマンスの向上 - ストライプ単位サイズが 32KB および 64KB の場合、最大 16個の 物理ドライブで構成されるアレイのサポート - 4 つまでの並列 FlashCopy コマンドをサポート - クラスター・リソースをあるサーバーから他の MSCS 下にある サーバーへ手動で繰り返し移動させる際に、希に起こりうる障害 の修正 - ServeRAID バッテリー・バックアップ・キャッシュを扱うことに より起こりうるハングの修正 - 論理ドライブの移行中のドライブ再構築の機能強化 - OS/2 および UnixWare 7.1 上で報告される (しかし、これらの OS に限らない) さまざまなオペレーティング・システム・レベル のトラップの修正 - PFA 閾値を超えたドライブの取り扱いの改良 2.4 ServeRAID Family 3.11 から 3.50 へ _______________________________________ o Windows Nt および UnixWare 用の新しい ServeRAID マネージャー o Windows NT で 12 個のコントローラをサポート o 論理ドライブの数字は 0 の代わりに 1 から開始 o ホットスペア・ドライブ作成の際に、古い ServeRAID 構成データはド ライブから自動的に削除されます。これにより、クラスターの設定の ためのローレベル・フォーマットの必要性がなくなります。 o RAID 5 のアレイを 7 個以上作った際の NT インストールの問題の訂正 o ServeRAID-3H/3HB および ServeRAID-3L ファームウェア - 再構築回復の機能強化 - 新しい RAID レベル 5E - FlashCopy - 適応先読みサポート - デフォルトのストライプ単位サイズでない時に構成をインポートす る際の、構成パスの改良 - RAID 1 の再構築エラー回復の機能強化 - PC サーバー 704 のシステム・ハング条件の訂正 - Microsoft Cluster Service (MSCS) 稼動の際、チャネル 3 のクォ ーラム・アービトレーション・リンクは必要でなくなります。 - クラスター・エラー回復の改良 - 電圧降下時やバッテリー・バックアップ・キャッシュ・オプション の削除時のユーザーへのメッセージが追加 3.0 インストールおよびセットアップ手順 ________________________________________ 3.1 BIOS およびファームウェアの更新 ____________________________________ 注: o ServeRAID-4H コントローラは CD-ROM ドライブをサポートしてい ません。 o 一つまたはそれ以上の既存の ServeRAID コントローラがある状態 で ServeRAID-4H コントローラをインストールするには、以下を実 行してください: * ServeRAID 4.00 ソフトウェアを使用して既存のコントローラの BIOS およびファームウェアを更新してください。 * サーバーに ServeRAID-4H コントローラをインストールしてく ださい。 o BIOS/ファームウェア を 3.60 にアップグレードする際に、ドライバ ーとユーティリティーも 3.60 にアップグレードしなければなりませ ん。 1. "IBM ServeRAID Support CD" を CD-ROM ドライブに、または "IBM ServeRAID BIOS/Firmware Update" ディスケットをディスケット・ ドライブに挿入して、サーバーの電源を入れてください。 注: ServeRAID BIOS が 3.10 か、それ以前のものである場合、 IBM ServeRAID Support CD" が始動可能モード (ブータブル) で起動した場合、 ServeRAID BIOS/Firmware Update プログラムは、 ハングすることがあります。これを避けるために、IBM の Web サイ トから入手できる "ServeRAID BIOS/Firmware" ディスケット 3.50 もしくは 3.50 より新しいバージョンを使って ServeRAID BIOS お よびファームウェアをアップデートして下さい。 2. BIOS/Firmware Update プログラムが起動するまで待ち、画面の指示 に従ってください。 3.2 論理ドライブの作成 _______________________ 注: o 既に ServeRAID コントローラに論理ドライブが構成されている場 合はこのステップを飛ばしてください。 o ServeRAID コントローラを使用するには、論理ドライブを作成する 必要があります。 1. "IBM ServeRAID Support CD" で BIOS およびファームウェアを更新 後、ServeRAID マネージャーが開始します。エクスプレス/カスタム の選択画面が表示されます。ServeRAID マネージャーに論理ドライ ブを自動的に作成させるには、エクスプレスを選択してください。 自分で論理ドライブを作成するには、カスタムを選択してください。 3.3 デバイス・ドライバーの更新 _______________________________ 3.3.1 Windows NT 4.0 _____________________ o Windows NT のインストール中にデバイス・ドライバーをインスト ール: 1. 以下のいずれかを挿入してください: o Windows NT スタートアップ (ブート) ディスケット をディスケットドライブに o 始動可能 Windows NT CD を CD-ROM に サーバーを再始動してください。 注: Windows NT 4.0 でホット・プラグ PCI をサポートする IBM Netfinity サーバーにインストールする際は、IBM ServeRAID ホット・リプレース・ウィザードがホット・ リプレースを可能とするように選択してください。 2. メッセージ セットアップはシステムのハードウェア構成を検査しています ... が表示されたら、F6 を押してください。 3. ファイルのロード後、コントローラを手動で指定するための 画面が表示されます。この画面が表示されたら対か装置を指 定するために 'S' を押してください。 4. 次のウィンドウが表示されたら、リストから「その他」を選 択してください。 5. "ハードウェア メーカー提供のサポート ディスクを挿入し てください”と表示されたら、"IBM ServeRAID Deveice Drivers" ディスケットをディスケット・ドライブに挿入して、 Enter を押してください。 6. 'IBM ServeRAID Controller (NT 4.0)' を選択して Enter を押してください。"ファイルを読み込んでいます (IBM ServeRAID Controller (NT 4.0))..." というメッセージが 表示されます。 7. プロンプトが表示されたら、Enter を押して続行してくださ い。 8. Windows NT のマニュアルの指示に従って、通常のインストー ル・プロセスを完了してください。 9. インストール完了後、最新の Service Pack を適用してく ださい。 o インストール後にデバイス・ドライバーをインストール 1. "IBM ServeRAID Device Drivers" ディスケットをディスケッ ト・ドライブに、または "IBM ServeRAID Support CD" を CD-ROM ドライブに挿入してください。 2. 「スタート」メニューから「設定」を選択し、「コントロール パネル」を選択してください。 3. 「SCSI アダプタ」を選択して、「ドライバ」タブをクリック してください。 4. 「追加」をクリックして、「ディスク使用」をクリックしてく ださい。 5. 「配布ファイルのコピー元」フィールドに次のように入力して ください: o ディスケットからインストールする場合: a:\nt4_0 a はディスケットのドライブ文字です。 o CD からインストールする場合: z:\programs\winnt\driver\nt4_0 z は CD-ROM のドライブ文字です。 6. 「OK」をクリックし、次のダイアログ・ボックスでも「OK」を クリックしてください。 7. デバイス・ドライバーのインストール後、ディスケットまたは CD をドライブから取り出して、サーバーを再始動してください。 3.3.2 Windows 2000 ___________________ o インストール中にデバイス・ドライバーをインストール Windows 2000 のインストール中には、Windows 2000 CD 上のデバ イス・ドライバーをインストールしなければなりません。Windows 2000 のインストール・プログラムでは Windows 2000 CD 上のデバ イス・ドライバーをアップグレードすることはできません。Windows 2000 をインストール後、ServeRAID デバイス・ドライバーを最新 バージョンに更新しなければなりません。最新バージョンは "IBM ServeRAID Support CD" および "IBM ServeRAID Device Drivers" ディスケットの中にあります。 o インストール後にデバイス・ドライバーをインストール 注: サーバーに ServeRAID コントローラが二つ以上ある場合でも、 ServeRAID デバイス・ドライバーを一回だけインストールして ください。デバイス・ドライバーは、サーバー内のすべての ServeRAID コントローラに作用します。 1. "IBM ServeRAID Support CD" を CD-ROM ドライブに挿入して ください。 2. 「スタート」メニューから、「プログラム」-> 「管理ツール」 -> 「コンピュータの管理」をクリックしてください。「コンピ ュータの管理」ウィンドウが開きます。 3. 左側のツリーで、「システム ツール」 をクリックして、「デバ イス マネージャ」をクリックしてください。 4. 右側のツリーで、「SCSI とRAID コントローラ」をクリックし て、サーバーのすべてのコントローラを表示してください。 5. マウスの右ボタンで最初の ServeRAID コントローラをクリッ クし、「プロパティ」をクリックしてください。「プロパティ」 ウィンドウが開きます。 6. 「ドライバ」タブをクリックし、「ドライバの更新」をクリッ クしてください。「デバイス ドライバのアップグレード ウィ ザード」が開きます。 7. 「次へ」をクリックしてください。 8. 「デバイスに最適なドライバを検索する (推奨)」がチェック されていることを確認し、「次へ」をクリックしてください。 9. 「フロッピー ディスク ドライブ」、「CD-ROM ドライブ」およ び「Microsoft Windows Update」のチェックを外してください。 10. 「場所を指定」がチェックされていることを確認して、「次へ」 をクリックしてください。 11. 「製造元のファイルのコピー元」フィールドで、以下のように 入力してください: o ディスケットからインストールする場合: a:\win2k a はディスケットのドライブ文字です。 o CD からインストールする場合: z:\programs\winnt\driver\win2k z は CD-ROM のドライブ文字です。 12. 「OK」をクリックしてください。 13. 「次へ」をクリックして「完了」をクリックしてください。 14. 「閉じる」をクリックしてください。 注: サーバーに ServeRAID コントローラが二つ以上あっても デバイス・ドライバーを一回だけインストールしてください。 15. デバイス・ドライバーのインストール後、ディスケットまたは CD をドライブから取り出して、サーバーを再起動してください。 3.4 ServeRAID マネージャーの更新および開始 ___________________________________________ 注: もしお使いのシステムに ServeRAID マネージャー3.50 がインストー ルされている場合は、新しいバージョンに更新する前にこのバージョ ンを削除するべきではありません。もし新しいバージョンをインスト ールする前に 3.50 を削除すると、ServeRAID マネージャーのカスタ マイズ・ファイル (メイン・ツリー内のリモート・システム、通知リ スト等) はすべて失われます。 ServeRAID マネージャーをインストール後、以下のようにしてバージ ョン 3.50 を削除してください: 1. 「スタート」メニューから 「設定」-> 「コントロール パネル」 を選択して下さい。 2. 「コントロール パネル」で、「アプリケーションの追加と削除」 をダブルクリックして下さい。 3. ServeRAID マネージャー 3.50 を削除して下さい。 3.4.1 "IBM ServeRAID Support CD" を使用して更新 ________________________________________________ 1. "IBM ServeRAID Support CD" を CD-ROM ドライブに挿入してくだ さい。 インストール・プログラムが自動的に開始します。 2. 「オペレーティング・システムの選択」 ウィンドウで、「Windows NT/Windows 2000」をクリックして、「次へ」をクリックしてくだ さい。 3. 画面の指示に従ってインストールを完了してください。 3.4.2 World Wide Web を使用して更新 ____________________________________ 1. World Wide Web から ServeRAID マネージャー・プログラムをダウ ンロードしてください。 2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールを開 始してください。 3. 「オペレーティング・システムの選択」ウィンドウで、「Windows NT/Windows 2000」をクリックして、「次へ」 をクリックしてくだ さい。 4. 画面の指示に従ってインストールを完了してください。 3.4.3 ServeRAID マネージャーの開始 ___________________________________ o グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) の ServeRAID マネージャーを開始するには以下を実行してください: 注: ServeRAID マネージャーを使用して、ServeRAID マネージャー ・エージェントの通知リスト、セキュリティ・リストおよび SNMP トラップ・デスティネーション・リストを構成すること ができます。 1. 「スタート」メニューから「プログラム」をクリックしてくだ さい。 2. 「プログラム」メニューから「ServeRAID マネージャー」をクリ ックしてください。 3. 「ServeRAID マネージャー」メニューから「ServeRAID マネージ ャー」をクリックしてください。 o グラフィカル・ユーザー・インターフェースなしで (エージェント) ServeRAID マネージャーを開始するには以下のように入力してくだ さい: 注: 使用するメモリー容量が少ない ServeRAID コントローラをモニタ ーするエージェントが開始します。管理または構成の機能は使用 できません。 1. DOS コマンド・プロンプト・ウィンドウを開いてください。 2. 以下を入力してください: c: c: は ServeRAID マネージャーをインストールしたドライブで す。 3. Enter を押してください。 4. 以下を入力してください: cd \Program Files\RaidMan \Program Files\RaidMan は ServeRAID マネージャーをインス トールしたディレクトリです。 5. Enter を押してください。 6. 以下を入力してください: RaidAgnt 7. Enter を押してください。 3.5 コマンドライン・プログラムの更新 _____________________________________ ServeRAID コマンドライン・プログラムをインストールするには、"IBM ServeRAID Command-Line Programs Diskette" の README.TXT を参照して ください。 3.6 クラスター・ソフトウェアの更新 ___________________________________ 注: o ServeRAID コントローラをクラスター環境で使用しない場合は このステップを飛ばしてください。 Windows NT クラスター・ソリューションのインストールのための高可 用性環境の準備についての詳しい情報は "IBM ServeRAID クラスター・ ソリューション" を参照してください。この資料の最新バージョンは IBM Support Web サイトからダウンロードすることができます: http://www.ibm.com/pc/support/ 4.0 トラブル・シューティング・ヒント集 _______________________________________ 4.1 一般 _________ o ServeRAID-4H コントローラに接続されている CD-ROM ドライブ で問題がある場合は、以下を行ってください: o 代わりに ServeRAID-3HB または ServeRAID-3L コントローラ を使用する o サーバーに IDE CD-ROM をインストールする ServeRAID-4H コントローラは CD-ROM ドライブをサポートしていません。 o 一つまたはそれ以上の既存の ServeRAID コントローラがある状態 で ServeRAID-4H コントローラをインストールし、サーバーが始動に失 敗し POST コード EF10 を表示する場合は、以下を実行してください: 1. ServeRAID-4H コントローラをサーバーから外してください。 2. ServeRAID 4.00 のソフトウェアを使用して、既存のコントローラの BIOS およびファームウェアを更新してください。 3. ServeRAID-4H コントローラをサーバーにインストールしてください。 o ご使用の Netfinity サーバーが 3 回連続してブートに失敗するとシステ ム BIOS はプロセッサー・キャッシュをオフにします。これが起きると、 "IBM ServeRAID Support CD" は予期せぬ動作をします。この問題を解決す るには、システム BIOS に入ってプロセッサー・キャッシュを有効にし直 してください (またはデフォルトの設定をロードしてください)。システム BIOS の入り方については、システムのドキュメントを参照してください。 o Mini-Configuration プログラムは、RAID レベル-10 を RAID レベル-1 と 報告します。 4.2 ボリュームセット・ユーティリティーの問題 _____________________________________________ o ServeRAID-4H、ServeRAID-3H、ServeRAID-3HB、ServeRAID-3L コントローラ 上では、いかなるソフトウェア RAID またはボリュームセット・ユーティリ ティーも稼動しないでください。ServeRAID コントローラはこれらの機能を コントローラレベルで取り扱います。 4.3 Failover _____________ o フェールオーバー中の電源障害からの回復: フェールオーバーの最中に電源障害が起きた場合、アクティブ-パッシ ブ・ペアの2つのコントローラは、一方のコントローラ上に構成される 論理ドライブもあれば、もう一方のコントローラに構成される論理ドラ イブもあるという状態となることがあります。また、どちらのコントロ ーラでも論理ドライブが表示されなくなることもあります。 この状態から回復するには、アクティブにしたいコントローラ上で、 ペアに構成された各々のマージ ID に対して IPSSEND MERGE を一回実 行してください。それから、パッシブなコントローラ上で、ペアに構成 された各々のマージ ID に対して IPSSEND UNMERGE を一回実行してく ださい。その後、再びコントローラがペアとなるように、Windows NT または Windows 2000 再起動してください。 o INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE ブルー・スクリーンからの回復: Windows NT 4.0 をインストールする際に、セットアップ・プログラ ムはある環境下では BOOT.INI の ARC パス用に scsi() シンタック スを使用します。オペレーティング・システムがフェールオーバー ・ペアにインストールされると、BOOT.INI の scsi() シンタックス は、Windows NT 4.0 の制限のため、作動しません。セットアップの テキスト・モード部分が終わって再始動する際に、 INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE ブルー・スクリーンとなります。 BOOT.INI を編集して scsi() シンタックスを multi() シンタックス に変更する (下を参照してください) か、またはより小さいシステム ・パーティションを使用してオペレーティング・システムを再インス トールしてください。 BOOT.INI を以下のように変更してください: 修正前: ________________________________________________________ | | scsi() syntax | | [boot loader] | timeout=1 | default=scsi(0)disk(96)rdisk(0)partition(1)\WINNT | [operating systems] | scsi(0)disk(96)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows NT | Server Version 4.00" | scsi(0)disk(96)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows NT | Server Version 4.00 [VGA mode]" /basevideo /sos |_______________________________________________________ 修正後: ________________________________________________________ | | multi() syntax | | [boot loader] | timeout=1 | default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT | [operating systems] | multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows NT | Server Version 4.00" | multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows NT | Server Version 4.00 [VGA mode]" /basevideo /sos |_______________________________________________________ 5.0 Web サイトおよびサポート電話番号 _____________________________________ o IBM Support Web サイトから IBM ServeRAID およびクラスター製品の新し い更新されたファイルをダウンロードすることができます: http://www.ibm.com/pc/support/ o IBM ハードウェア製品をお求めになると、広範囲にわたるサポートを受け られます。IBM ハードウェア製品の保証期間中は、IBM Personal Computer HelpCenter (US では 1-800-772-2227) に電話して、IBM ハードウェア保証 条項下のサービスを受けてください。 6.0 商標および特記事項 ______________________ 次の用語は、米国およびその他の国における IBM Corporation の商標です: HelpCenter OS/2 Warp IBM PC Server Netfinity Predictive Failure Analysis Netfinity Manager ServeRAID OS/2 UNIX は、米国 および その他の国における登録商標であり、The Open Group により占有的にライセンス許諾されています。 Microsoft、Windows、Windows NT は Microsoft Corporation の商標または 登録商標です。 Java、Java 関連の商標およびロゴは、米国 および その他の国における Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です。 その他の 会社、製品 およびサービス名は、他社の商標 または サービス・ マークです。 7.0 Disclaimer _______________ THIS DOCUMENT IS PROVIDED "AS IS" WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND. IBM DISCLAIMS ALL WARRANTIES, WHETHER EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND MERCHANTABILITY WITH RESPECT TO THE INFORMATION IN THIS DOCUMENT. BY FURNISHING THIS DOCUMENT, IBM GRANTS NO LICENSES TO ANY PATENTS OR COPYRIGHTS. Note to U.S. Government Users -- Documentation related to restricted rights -- Use, duplication or disclosure is subject to restrictions set forth in GSA ADP Schedule Contract with IBM Corporation.