********************************************************************************** * * このソフトウェアパッケージは IBM* PCI ホットプラグ システム サポート プログラム * ( for Microsoft** Windows NT V4.0 ) * デバイスドライバー、サポートファイル、 * およびサポートされるホットプラグ PCI ドライバーを含んでいます。 * ********************************************************************************** 1. IBM PCI ホットプラグソリューションとは ? IBM PCI ホットプラグソリューション (for Windows NT 4.0) はPCIホットプラグコンパチブルな IBMサーバー上での可用性を高めます。 IBM PCI ホットプラグによって以下のことが可能になります: * ホットアッドにより、システムの運用中に新たにアダプターをインストールし構成することができます。 * ホットスワップにより、システムの運用中に障害の起きたスタンドアロンのアダプターあるいは リダンダントアダプター(バックアップ用のアダプターとペアを構成するアダプター)を交換できます。 * IBM PCI ホットプラグ アプレットによってサーバーのホットプラグ PCI スロットのステータスを モニターできます。 IBM PCI ホットプラグには2つのウィザードが有ります。IBM PCI ホットプラグアンドプレイと IBM PCI ホットスワップです。 これらのウィザードはアダプターの追加や交換の際ステップバイステップで 分かりやすい案内を提供します。 --------------------- ハードウェア要求 --------------------- IBM PCI ホットプラグシステム (例えば IBM Netfinity 5500) --------------------- ソフトウェア要求 --------------------- * Microsoft Windows NT Version 4.0 日本語版 SP3 以降 * IBM PCI ホットプラグパッケージ (以下の3種類のソフトウェアを含みます:) + IBM フォルトトレラント マネージメント エージェント -- システムにDMIサービスを自動的にインストールします。 + IBM PCI ホットプラグサービス - IBM PCI ホットプラグ アプレット - IBM PCI ホットプラグアンドプレイウィザード - IBM PCI ホットスワップウィザード + IBM フォルトトレラント デバイスドライバー - IBM Netfinity 10/100 Fault Tolerant デバイスドライバー - IBM Fault Tolerant ServeRAID II デバイスドライバー IBM フォルトトレラント マネージメント エージェントと IBM PCI ホットプラグサービスは 次の場所からダウンロードできます: www.ibm.com/pc/support/netfinity -------------------------------------- ホットプラグをサポートするハードウェア -------------------------------------- ホットアッド -IBM Netfinity 10/100 Fault Tolerant アダプター -IBM Fault Tolerant ServeRAID II アダプター ホットスワップ -IBM Fault Tolerant ServeRAID II アダプター フォルトトレラントペアのホットスワップ -IBM Netfinity 10/100 Fault Tolerant アダプター -IBM Fault Tolerant ServeRAID II アダプター 他のサポートアダプターについては IBMの担当者にお尋ねください。 2. IBM PCI ホットプラグ パッケージのインストール ホットプラグ可能なIBM Netfinity システムでIBM PCI ホットプラグを有効にするには以下の ソフトウェアを使用する必要があります。これらのソフトウェアは次の場所からダウンロードできます。 www.ibm.com/pc/support/netfinity 以下のソフトウェアを順番にインストールして下さい: - IBM フォルトトレラント マネージメント エージェント - IBM PCI ホットプラグサービス - IBM フォルトトレラントデバイスドライバー ----------------------------------------------------------------- IBM フォルトトレラント マネージメント エージェント のインストール ----------------------------------------------------------------- このソフトウェアは DMI バージョン 2.0 をシステムにインストールします。 IBM PCI ホットプラグサービスをインストールする前に IBM フォルトトレラント マネージメント エージェントをインストールする必要があります。 システムに このソフトウェアがすでにインストールされている場合は、この記述の後ろにある IBM PCI ホットプラグサービスのインストールに進んで下さい。 1. IBM Netfinity Support のウェブページから IBM フォルトトレラント マネージメント エージェントの圧縮ファイルをダウンロードし、ディスケットに展開して下さい。 2. Administrators グループのユーザーとして Windows NT にログオンします。 3. フロッピードライブにディスケットを挿入します。 4. スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択します。 5. 開いたボックスに A:\SETUP.EXE とタイプします。 6. OK をクリックします。セットアップウィザードが開きます。 7. セットアップウィザードの指示に従ってプログラムをインストールして下さい。 8. 再起動します。 ------------------------------------------- IBM PCI ホットプラグサービス のインストール ------------------------------------------- 1. IBM Netfinity Support のウェブページから IBM PCI ホットプラグサービスの圧縮ファイルを ダウンロードし、ディスケットに展開して下さい。 2. Administrators グループのユーザーとして Windows NT にログオンします。 3. フロッピードライブにディスケットを挿入します。 4. スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択します。 5. 開いたボックスに A:\SETUP.EXE とタイプします。 6. OK をクリックします。セットアップウィザードが開きます。 7. セットアップウィザードの指示に従ってプログラムをインストールして下さい。 注意: * システムに IBM PCI ホットプラグサービスの古いバージョンがインストールされている場合は メッセージボックスがアップグレードを促します。 はい をクリックするとセットアップウィザードがインストールの続きを案内します。 --------------------------------------------------- ホットプラグ アダプター ソフトウェア のインストール --------------------------------------------------- 注意: ホットプラグの機能をサポートするためには、 フォルトトレラントドライバーをインストールする必要があります。 すでに IBM Netfinity 10/100 Fault Tolerant をシステムに構成している場合は、 ドライバーをいったん削除して最新のフォルトトレラント ドライバーを 再度インストールする必要があります。 IBM Fault Tolerant ServeRAID II アダプターをシステムに構成している場合は、 それを最新のフォルトトレラント ドライバーに更新する必要があります。 いずれの場合も再起動が必要です。 1. IBM Netfinity Support のウェブページからフォルトトレラントドライバー ファイル をダウンロードし、ディスケットに展開して下さい。 2. Administrators グループのユーザーとして Windows NT にログオンします。 3. フロッピードライブにディスケットを挿入します。 4. アダプタードライバーのアップグレードを通常に行って下さい。 Windows NT のドキュメントのドライバーの更新に関する情報を参照下さい。 注意: IBM Netfinity 10/100 Fault Tolerant アダプターのフォルトトレラント ペアを セットアップする際、"Enabled for DMI / Hot Plug Support" ボックスをチェックする 必要があります。 このボックスをチェックしないとアダプターのホットスワップができません。 5. 再起動します。 ------------------------------------------------- PCIホットプラグの機能を使う前に知っておくべきこと ------------------------------------------------- 1. ホットプラグドライバー ホットプラグの機能をサポートするためには、 フォルトトレラント ドライバーをインストールする必要があります。 すでに IBM Netfinity 10/100 Fault Tolerant をシステムに構成している場合は、 ドライバーをいったん削除して最新のフォルトトレラント ドライバーを 再度インストールする必要があります。 IBM Fault Tolerant ServeRAID II アダプターをシステムに構成している場合は、 それを最新のフォルトトレラント ドライバーに更新する必要があります。 いずれの場合も再起動が必要です。 2. IBM Netfinity 10/100 Fault Tolerant ドライバーの構成 IBM Netfinity 10/100 Fault Tolerant ドライバーを DMI もしくはホットプラグ が動作するように構成するには二度の再起動が必要です。 ドライバーは DMIを有効にしたシステム上に、一度プロパティページの"Grouped" ボックスのチェックをはずしてインストールする必要があります。マシンを再起動します。 このブートの後、IBM Netfinity 10/100 Fault Tolerant ドライバーの構成で フォルトトレラント ペアをセットアップするために、"Group" ボックスと "Enabled for DMI / Hot Plug Support" ボックスの両方をチェックします。マシンを再起動します。 インストールに関するその他の情報はドライバー付属のドキュメントを参照下さい。 注意:"Enabled for DMI / Hot Plug Support" ボックスをチェックしないと管理者は アダプターをホットスワップすることができません。 3. 以前に取り去ったアダプターのホットアッド 一度インストールしたアダプターをすでに取り外したホットプラグシステムに RAIDアダプターやSCSIアダプターのホットアッドを試みても失敗します。 管理者はデバイスコントロール アプレットでデバイスを持たないSCSIドライバーを全て 「無効」にしておくことを強くお勧めします。これによってそれらのドライバーは起動 しなくなり、ホットアッドが正常に行えるようになります。 4. ホットアッドされたカードの MACアドレスが正しくない(000000000000)こと NICカードをホットアッドすると、MACアドレスは 000000000000 に戻ります。 これはアダプターの機能には影響を与えません。 5. ホットリムーブ この機能はサポートされていません。 6. PCIホットプラグを実行する最適な時間 PCIホットプラグの機能はどれもトラフィックが少ないときに実行すること を強くお勧めします。 7. 再起動のメッセージ アダプターのホットアッドの際、Windows NT のアプリケーション (ネットワーク アプレットや SCSI アプレット)はユーザーに 再起動するかどうかを尋ねてきます。 再起動する必要はありません。 8. ServeRAID II のホットスワップ スタンドアロンの ServeRAID II アダプターのホットスワップ中には、 そのアダプターに対して実行されるI/O は失敗します。エラーメッセージが 表示されるかもしれません。 9. IBM PCI ホットプラグ アプレットと IBM PCI ホットスワップ ウィザードを 同時に開くことはできません。 ------------------------------------ トレードマークおよびサービスマーク ------------------------------------ このREADMEでアスタリスク (*) で表示されている 以下の語句は、米国および他の国での IBM Corporation の商標もしくは登録商標です: ------------------------------------------ IBM ------------------------------------------ Netfinity ------------------------------------------ ServeRAID ------------------------------------------ このREADMEで二重アスタリスク (**) で表示されている 以下の語句は、以下のように他の会社の商標です。 商標: 所有者: -------------------------------------------------------------- Windows NT Microsoft, Inc. -------------------------------------------------------------- IBMは、この文書を現存するままの状態で提供します。IBMは、 この文書に含まれる情報について、商品性の保証、特定目的適合性の保証 および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を 負わないものとします。IBMは、この文書を提供することにより、IBMの特許 または著作権に対する実施権または使用権を許諾するものではありません。