********************************************************************* * IBM ServeRAID Administration and Monitoring Utility Diskette * * バージョン 2.82 日本語版 * ********************************************************************* この README ファイルには Microsoft Windows NT または Windows 95 用の IBM ServeRAID 管理/モニター ユーティリティのインストール方法が記述さ れています。この ServeRAID 管理/モニター ユーティリティは、WIN32- Based 管理/モニター ユーティリティと呼ばれるバージョンです。 注: -- 1. Novell NetWare または IBM OS/2 を使用している場合は、この README ファイルの "1.0 ServeRAID 管理/モニター ユーティリティについて" の章をお読みください。 2. 現在の ServeRAID ディスケットの説明 および IBM ServeRAID BIOS、 ファームウェア、構成ユーティリティ プログラムの各バージョンで 提供されている変更や新機能の詳細情報については、"IBM ServeRAID BIOS/Firmware Update Diskette" に含まれている README ファイルを 参照してください。 IBM ServeRAID および サーバー製品については、World Wide Web の http://www.pc.ibm.com/netfinity を参照してください。 ____________________________________________________________________ 目次 ____ 1.0 ServeRAID 管理/モニター ユーティリティについて 2.0 WIN32-Based 管理/モニター ユーティリティのインストール 3.0 WIN32-Based 管理/モニター ユーティリティの始動 4.0 WIN32-Based 管理/モニター ユーティリティの使用 5.0 見つかっている問題・現象 6.0 商標および特記事項 ______________________________________________________________ 1.0 ServeRAID 管理/モニター ユーティリティについて ___________________________________________________ ServeRAID WIN32-Based 管理/モニター ユーティリティは、サーバーが 稼動している最中にサーバーに対して行われた ServeRAID 構成の変更を 監視するためのグラフィカル ユーザー インターフェースを提供します。 また、アレイの作成、アレイの削除、論理ドライブの作成、RAID レベル の変更、論理ドライブのサイズの動的な変更、アレイの再構築 および その他の基本的な ServeRAID 構成機能も実行できます。ネットワーク オペレーティング システムにより、このユーティリティをサーバー上で ローカルで実行したり、TCP/IP を使用してリモートで実行したりするこ ともできます。 * WIN32-Based ユーティリティは以下の環境でローカル実行できます: o Microsoft Windows 95 o Microsoft Windows NT * WIN32-Based ユーティリティは TCP/IP と バックグランド サーバー コンポーネントを使用して、以下の環境でリモート実行できます: o Microsoft Windows 95 o Microsoft Windows NT o IBM OS/2 Warp Server および OS/2 LAN Server o Novell NetWare 3.12 and 4.1X OS/2 版 および NetWare 版の管理ユーティリティは WIN32-Based 管理/ モニター ユーティリティで提供される機能の限定されたサブセットを提供 しています。これらのオペレーティング システム用のユーティリティを有 効に使用する方法は、リモートの Windows NT または Windows 95 クライ アントで WIN32-Based ユーティリティと一緒に、OS/2 版 または NetWare 版のユーティリティをサーバー上でローカル実行することです。この方法 により、WIN32-Based ユーティリティで提供されている管理および監視機 能を活用することが可能となります。 IBM は バックグランド サーバー コンポーネントも提供しています。この コンポーネントを使用すると、OS/2 または NetWare が実行されているサ ーバーで リモートの WIN32-Based ユーティリティ用の TCP/IP インター フェースを実行することができます。 注: -- 1. OS/2 版 および NetWare 版の ServeRAID デバイスドライバー、管理ユ ーティリティ および バックグランド サーバー コンポーネントは "IBM ServeRAID Device Drivers and Utilities Diskette" に含まれて います。 2. Windows 95 または Windows NT 用の ServeRAID デバイスドライバー および バックグランド サーバー コンポーネント は "IBM ServeRAID Device Drivers and Utilities Diskette" に含まれています。 _____________________________________________________________________ 2.0 WIN32-Based 管理/モニター ユーティリティのインストール ___________________________________________________________ この章には、WIN32-Based 管理/モニター ユーティリティのインストール 方法が記述されています。 注: WIN32-Based ユーティリティをリモートで使用するための バックグラン ド サーバー コンポーネントのインストール方法については、"IBM ServeRAID Device Driver and Utilities Diskette" の README ファイル を参照してください。 ServeRAID WIN32-Based 管理/モニター ユーティリティは、クライアント とサーバー両方の管理と監視をサポートしています。 インストールを開始する前に、以下の情報をお読みください: o WIN32-Based ユーティリティは、ネットワーク上の Windows NT また は Windows 95 のワークステーションが要件となります。 o ServeRAID アダプター または コントローラをリモートで管理する場 合は、TCP/IP インターフェースとして機能する バックグランド サー バー コンポーネントをインストールして実行しておく必要があります。 さらに、ユーティリティがバックグランド サーバーと接続するために クライアントとサーバーの両方で TCP/IP プロトコルが実行されてい る必要があります。 o 常に、ただ一つのリモート セッションだけが、バックグランド サー バーを使用して ServeRAID アダプター または コントローラに接続す ることができます。異なる TCP/IP ポートを使用して、複数のバック グランド サーバー コンポーネントを実行することは可能ですが、デ ータ損失を防ぐ為に、管理作業は 1 台のリモート クライアントに限 定して、他のリモート クライアントは監視プロセスのみを行うように してください。 o サーバーで Windows NT が実行されている場合は、WIN32-Based クラ イアントをサーバー上でローカル実行することができます。ローカル セッションとリモート セッションを同時にアクティブにすることも可 能です。 o バックグランド サーバー タスク は リモート接続に関する基本的な 情報のみを表示します。 o 必要であれば、リモートセッションにダイヤルアップ機能を使用する ことができます。例えば、Windows 95 を使用している場合、Windows ダイヤルアップ ネットワーク機能をリモート セッションに使用でき ます。 ServeRAID WIN32-Based ユーティリティをインストールするには、以下の 手順を行ってください: ------------------------------------------------------------------ 1. サーバーを電源オンして、"ServeRAID Administration and Monitoring Utility Diskette" をディスケット ドライブに挿入します。 2. 「スタート」をクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリッ クして、次のように入力します: A:\SETUP Enter を押します。 3.画面の指示に従って、インストールを完了させます。 ___________________________________________________________________ 3.0 WIN32-Based 管理/モニター ユーティリティの始動 ___________________________________________________ ServeRAID アダプター または コントローラにアクセスするには、 Windows クライアントの IPSRAID 管理/モニター アイコンをダブルクリ ックするか、スタート メニューから IBM ServeRAID 管理 を選択してく ださい。管理/モニター ユーティリティがロードされると、メイン ウィ ンドウが表示されます。 o ユーティリティをスタンドアロン モードで実行し、システムに ServeRAID アダプター または コントローラが存在する場合は、画面 にインストールされているアダプター または コントローラの現在の 設定が表示されます。 o クライアントでユーティリティを実行した場合、システムに ServeRAID アダプター または コントローラは見つかりませんというメッセージ が表示されます。 ServeRAID アダプター または コントローラが存在するサーバーにア クセスするには、以下の手順を行ってください: 1. 「オプション」メニューから「ネットワークの設定」を選択しま す。スタンドアロンかクライアント/サーバーを選択するウィンド ウが表示されます。 2. 「クライアント/サーバー」ラジオボタンを選択します。 3. 接続するサーバーのホスト名をエディット ボックスに入力するか、 プルダウン リストから選択して、「接続」をクリックします。サ ーバーでセキュリティ機能が使用されている場合は、有効なユーザ ー名とパスワードも入力する必要があります。 ____________________________________________________________________ 4.0 WIN32-Based 管理/モニター ユーティリティの使用 ___________________________________________________ ServeRAID 管理/モニター ユーティリティの詳細な使用方法については、 "IBM ServeRAID アダプター ユーザーズ・ガイド" または システムの "ユーザーズ・ハンドブック" を参照してください。 ____________________________________________________________________ 5.0 見つかっている問題・現象 ____________________________ 1. NT 版の管理/モニター プログラム(IPSRAIDM.EXE)で、システムに複数の ServeRAID アダプターがインストールされているとアダプター番号が構 成ユーティリティと異なることがあります。 2. NT 版の管理/モニター プログラム(IPSRAIDM.EXE)から Netfinity アラ ートを送信すると、Netfinity Manager で誤ったアラート時刻を表示す ることがあります。この場合、NT の「コントロールパネル」の「システ ム」で、以下の環境変数を設定してください。 環境変数: TZ = JST-9 ____________________________________________________________________ 6.0 商標および特記事項 ______________________ 下記の用語は、米国 および その他の国における IBM Corporation の 商標です: IBM Netfinity OS/2 ServeRAID Microsoft、Windows および Windows NT は Microsoft Corporation の商標 または登録商標です。 その他の 会社、製品 およびサービス名は、他社の商標 または サービス マークです。 THIS DOCUMENT IS PROVIDED "AS IS" WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND. IBM DISCLAIMS ALL WARRANTIES, WHETHER EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND MERCHANTABILITY WITH RESPECT TO THE INFORMATION IN THIS DOCUMENT. BY FURNISHING THIS DOCUMENT, IBM GRANTS NO LICENSES TO ANY PATENTS OR COPYRIGHTS. 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