補足説明:かならず最後までお読みください ========================================================================== (C) Copyright IBM Corp. 2000 ========================================================================== 【ソフト名】 IBM ThinkPad 380Z システムROM アップデート・ユーティリティ V1.08 (システム・プログラム・サービス・ディスケット) 【登 録 名】 IGUJ090.EXE 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社 【対応機種】 ThinkPad 380Z 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている 人には営利を伴わない形態であれば自由です。 2)以下の禁止事項は守って下さい。 −他のネットワークへの転載。 −ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。          −雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。 【導入方法】 このディスケットで起動し、メイン・メニューの1.操作上の注意を お読みください。 ***************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ***************************** ========================================================================== 【ディスケット作成方法】 −はじめに−  この補足説明をよくお読みになった上で、「IGUJ090.EXE」をハードディスクの適 当なディレクトリにダウンロードしてください。  フォーマット済みの「2HD 1.44MB」のディスケットを1枚用意してください。  ダウンロードファイル名を『IGUJ090.EXE』として下さい。 1.用意したディスケットを「Aドライブ」に挿入してください。 2.DOSプロンプトを開きます。  [例] Windows95/98 の場合   「スタート」ボタンをクリックし、「プログラム」->「MS-DOSプロンプト」 3.ダウンロードしたファイルのあるディレクトリへ移動します。   [例] 「E」ドライブのディレクトリ「DOWNLOAD」にある場合   以下のようにキーボードで入力します   C:\WINDOWS>E: [Enter]   E:\>cd \DOWNLOAD [Enter] 4.以下のようにキーボードで入力し、ファイルを解凍します。 E:\DOWNLOAD>IGUJ090.EXE [Enter]   IGUJ09.BAT   IGUJ09.TXT   IGUJ09JP.DSK LOADDSKF.EXE のファイルが作成されます。 5.以下のようにキーボードで入力し、画面の指示に従いドライバーディスケット   を作成をしてください。 E:\DOWNLOAD>IGUJ09.BAT A: [Enter] ========================================================================== 【ファイル紹介】 IBM ThinkPad 380Z 1999年12月27日 システム・プログラム・サービス・ディスケット ディスケット・バージョン: 1.08 BIOSバージョン   : IGET30WW −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− このディスケットについて *このディスケット(フロッピー・ディスク)には、ThinkPad本体内のシステム・プロ グラム(BIOS等)を更新するソフトウェアが入っています。 システム・プログラムを 更新することにより、問題の解決や機能の追加、拡張ができます。 次のモデルが対象になります(日本での未発表製品も含みます)。 - ThinkPad 380Z *現在問題なくシステムをお使い頂いている場合は、必ずしもシステム・プログラム を更新する必要はありません。そのままお使いください。システム・プログラムを更新  する必要があるかどうかの判断は「問題解決/変更の概要」の章を参照してください。 *システム・プログラムの更新は「システム・プログラムの更新のしかた」の章を参照  してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン情報(日本での未発表製品/未発表バージョンも含みます。) ディスケット BIOS バージョン  バージョン 内容 1.00 IGET23WW 問題の解決(第一版) 1.01 (同上) 問題の解決 1.02 IGET24WW 問題の解決 1.03 IGET25WW 問題の解決 1.04 IGET26WW 問題の解決 1.05 IGET27WW Windows 2000プロフェッショナル ベータ−3リリース のサポート 1.06 IGET28WW Windows 2000 RC2リリースのサポートと問題の解決 1.08 IGET30WW Windows 2000のサポートと問題の解決 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問題解決/変更の概要(日本での未発表製品/未発表バージョンも含みます。)  のn.nnはディスケット、xxxxxxxxはBIOSのバージョンを示し ます。 (新)は、新機能または機能の拡張を示します。 <1.00 - IGET23WW> −(ポート・リプリケータ接続時のみ)(ポート・リプリケータの種類によっては)  サスペンド・タイマーを動作させて一度スタンバイ状態に入り、その後通常の操作 状態に戻るような場合、始動パスワードをあらかじめ設定している場合は本来 そこで始動パスワードを入力するようになっているにもかかわらず、入力できない。 −UUID(Universally Unique ID)が小文字で表示されない。 −(Windows 98のみ)「モデム着信によるレジューム」オプションを選択したり「タス  クスケジューラ」を使用してスタンバイ状態から通常の操作状態に戻ると、いきな りWindowsの画面が現れてしまう。本来は更にキーを押す必要がある(Windows 98 のデザイン)。 − (Windows 95のみ)Windows95の導入時に、ある状況下で画面の更新中にハングする。 <1.01 - IGET23WW> −トラックポイントを使用不可に設定していると、次のエラー・メッセージが表示さ れてシステム・プログラムの更新ができない。 − Run-time error R6003 − Integer divided by 0 <1.02 - IGET24WW> −ビデオ・チップ改訂版への対応。 −ThinkPadがバッテリーで作動している場合、システムを終了させる時にPCカードの 終了を正しくできないことがある。 −(Windows98 APMモードのみ)Microsoft 社製 IntelliMouse がサスペンド・モード  から通常の操作に戻ると使用できない。 −(OS/2 HPFSフォーマットのみ)一つのハード・ディスクの中にハイバネーション・  ファイルが作成されるパーティション(HPFSフォーマット)の他に別の未フォーマッ  トのパーティションがある場合、ハイバネーション・モードに入れない。 <1.03 - IGET25WW> −LANClient Control Managerを使用してシステム・プログラムを更新すると、  LANClient Control Manager上で正しくBIOSのバージョンが表示されない。 <1.04- IGET26WW> −拡張ポート・リプリケーター(EtherJet機能付)を使用してイーサーネット・ネット  ワークに接続をしていると、システムを再起動する際ハングすることがある。 −(Windows98 APMモードのみ)FnとF3を押して液晶ディスプレイの電源をオフにし た後通常の操作モードに戻ると、「電源の管理」のプロパティで「ハードディス クの電源を切る」オプションをどのように設定していても、ハードディスクを常 に読み書きしない限り5秒でハードディスクの電源が勝手に切れてしまう。 −ごくまれに、サスペンド状態から通常の操作状態に正しく戻れないことがある (通常の状況では起こりません)。 <1.05 - IGET27WW> −(新)Windows 2000プロフェッショナル ベータ−3リリースのサポート。 <1.06 - IGET28WW> −(新)Windows 2000 RC2リリースのサポート。 −サスペンド・モードから通常の操作に戻る時、始動パスワードの入力でNumLock状態 が解除される。 −(Windows98のみ)始動パスワードを設定していると、タイマーやモデム着信によ ってサスペンド・モードから通常の操作に戻った後マウス・ポインターが見えなく なる。 <1.08 - IGET30WW> −(新)Windows 2000のサポート。 −400x300の解像度でスクリーン・エクスパンジョン機能を使用すると、液晶ディスプ  レイの画面に同期不良が生じる。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− システム・プログラムの更新のしかた  システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、「問題解決/変更の  概要」の章を参照してください (注意) −システム・プログラムを更新するには、ACアダプター、及び充電済みのバッテリー・  パックが必要です。 −ポート・リプリケーターがThinkPadに接続されている場合は、取り外してください。 −ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同じ、又はそれ  以降のバージョンのシステム・プログラムが既にシステムに組み込まれている場合 は、このディスケットからシステム・プログラムを更新する必要はありません。    導入プログラムは、現在システムに組み込まれているシステム・プログラムのレベ ルを自動的に調べて、お知らせします。 1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示してください。 2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けてください。 3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケットを入れて、  電源を入れてください。 4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 5.読み終えたら Esc キーを押し、メニューに戻ります。 6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステムプログラムの  更新を完了してください。  警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、  絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを  、、、、、、、、、、、、  抜いたりしないでください。  システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が  必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThinkPadをお持ちいた  だくことになります。このサービスは有償の場合もあります。  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  更新の作業が完了したら、診断プログラムを実行してThinkPadに問題がないこと を確認します。 7.ディスケット・ドライブからシステム・プログラム・サービス・ディスケットが 取り出されていることを確認し、電源を切ってください。 8.F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy-Setup の画面が表示されるまで F1キーを押し続けてください。 9.始動パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れてください。 10.「Tset」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始してください。   テスト画面が表示されます。テストをパスした各項目には OK が表示されます。 11.全ての項目に OK が表示されたことを確認してください。 12.Escキーを押してテストを終了し、電源を切ってください。 これで全ての作業は完了です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− システム・プログラムの情報  各々のシステム・プログラム・サービス・ディスケットには、次のようなシステム・  プログラム(BIOS)が入っています。  BIOS version(バージョン)とそのDate(日付)は、次の方法で確認できます。 1.ThinkPadの電源をオフにします。 2.F1キーを押しながらThinkPadの電源をオンにし、Easy-Setupメニューが表示され るまでF1キーを押し続けます。 3.Easy-Setupのメニューに、BIOS versionとそのDateの表示があります。 ディスケット BIOS BIOS ディスケット BIOS part バージョン Version Date 識別名 number ------------ -------- -------- ------------ --------- 1.00 IGET23WW 09/11/98 IGUJ01JP 97H4141 1.01 (同上) (同上) IGUJ02JP (同上) 1.02 IGET24WW 10/27/98 IGUJ03JP 97H4165 1.03 IGET25WW 02/10/99 IGUJ04JP 使用せず 1.04 IGET26WW 03/15/99 IGUJ05JP 使用せず 1.05 IGET27WW 04/09/99 IGUJ06JP 使用せず 1.06 IGET28WW 09/03/99 IGUJ07JP 使用せず 1.08 IGET30WW 09/04/99 IGUJ09JP 使用せず −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− サービス情報 今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシステム・プロ グラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が生まれます。この領域 は実際にはBIOSによって使用されないので、EMM386.EXEのようなメモリー・マネ ジャーを使用することでUMB(アッパー・メモリー・ブロック)として使用することが できます。 BIOS Version BIOS Date 使用されないBIOS領域 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− IGET30WW 09/04/99 E000-EFFF(64KB) (注意) −メモリー領域 C000-CBFF は、ビデオBIOS用にあらかじめ予約されています。 −メモリー領域 F000-FFFF は、BIOS用にあらかじめ予約されています。 −上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応したBIOS versionのみ 有効です。また将来のシステム・プログラムの更新によって変わる可能性があり、 保証するものではありません。 BIOS version(バージョン)とそのDate(日付)の確認は、「システム・プログラ ムの情報」の章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 *IBM,OS/2およびThinkPadは、IBM Corporationの登録商標です。 *LANClient Control Managerは、IBM Corporationの商標です。 *Windowsは、Microsoft Corporationの登録商標です。 *IntelliMouceは、Microsoft Corporationの登録商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は他社の登録商標、商標またはサービスマーク です。 ==========================================================================  ドライバーの作成やダウンロードがどうしてもうまく行かない・または不安 があるお客様は、PC DOCKにてドライバーをお分けしております。(有償)  ドライバーの作成後、そのアップデートに自信がない方は、PC DOCKにて作業を 承ります。(有償) ========================================================================== ダウンロードファイル名を『IGUJ090.EXE』として下さい。